白ターラー菩薩様の部屋

この部屋では白ターラー菩薩様をご紹介し、皆様に幸多かれと願うものです。

 

 

観音様が煩悩に苦しむ衆生をご覧になられて、その姿をあわれんで落涙され、右目から落ちた涙から白ターラーが生まれ、左目から落ちた涙から緑ターラーが生まれました。2人のターラーは16歳の少女の姿で、観音様が人々を救うお手伝いをしています。2人のターラーの役割の違いは私にはよくわかりませんが、白ターラーは、より長く利他の実践をなせるよう健康と長寿を授けてくれるといいます。また、緑ターラーは、私たちにより近いところでの慈悲の化身として利他の願望を成就してくださるといわれています。ご覧の坐像は白ターラー菩薩様です。チベット地方で主に信仰されていて、日本では見かけませんね。何故でしょうか。残念です。

 観音様は観自在菩薩とも呼ばれ、本来は、拝めば何でも願いが叶うというものではなく、観音様のお姿を拝することで自己の心の中にある慈悲の心を呼び覚まし、利他の実践を行い、それによって救われるのだといいます。つまり、個人のあれやこれやのお願い事を叶えるのが観音様の役割ではなく、人間の慈悲心に訴えて人の世の救済をはかるというのがその本旨というわけですね。

白ターラー菩薩様は7つの目(通常の目、額の目、手の平と足の裏の目)をお持ちであり、それは彼女の慈悲が、衆生を注意深く見ているという性質であることを表しています。

私は、ごく最近、ふとしたおりに、この白ターラー菩薩様のことを知り、やれ病気を治して欲しいだの、金持ちになりたいだの、自分のことばかりお願いしていた自己を反省したのでした。上記のとおり簡単に説明させていただいた内容はネット上で得た知識を抜粋したものにすぎませんが、それでも、「人間の本当の救いは自ら利他の実践をなすよりほかなし。」と悟った次第です。

 

とは言っても、地位も財産も人脈もなく、ましてうつ病の私に何ができるでしょう。ターラー様に手を合わせて自己の内なる慈悲心に問いかける毎日です。かぎりない慈悲の心に満ちたターラー様はきっと私に利他の実践の方法を教えてくださるにちがいありません。合掌。

 

 

衆生の苦しみを救わんと日々瞑想されるターラー様。鼻筋のとおった端正なお顔。

うすい衣をまとった胸。細くくびれた腰。繊細で白魚のような指先。う〜む。

素敵ですね。その美しい姿は私のウツな心をなごませてくださいます。