
☆☆☆ 男性患者の目を気にせずに、女性が安心して来院いただける診察日、いわゆるレイディースデイ、を設けようとしました。
しかし、そもそも当院では必要がないことがわかり、女性の日の設定を延期することとなりました。 その理由です。☆☆☆
女性の肛門疾患は、男性に比較し少ない、とされています。(私も、学生にもそう講義してきました。)
しかし、種類によっては、女性に多い肛門疾患もあります。たとえば、裂肛(いわゆる「切れ痔」)は、20歳代の若い女性に多い病気です。
また、便秘や出産などで、痔疾患や肛門の変形、便の漏れに悩んでいる女性は、数多くいらっしゃいます。
ほかの病気で来院した女性が、実は、・・・・と、問わず語りに、心に秘めた悩みを語りだすことは、よくあることですし、看護大学で講義すると、講義のあと質問に来て、その際に自分の症状を語りだす女子学生が必ず、1人や2人はいるものです。
それほど、痔疾患や肛門の変形に悩んでいる女性は、多いのですが、その女性たちの多くは、実際は、薬局で薬を買うことさえできないほど、他人の目を気にしているのです。
そのような女性の方々の緊張感を軽減するために、女性の日(女性専用の外来診察日=レディースデイ)を設けようとしました。
男性患者の目を気にせずに、女性が安心して来院いただける診察時間というわけです。
肛門疾患の女性の患者さんだけでなく、泌尿器科系統の疾患の女性の患者さんにとっても、女性の日の診察は、不安をやわらげることになると思いました。。
ところが、
当院では、肛門疾患を得意とはしておりますが、それ以外の消化器疾患の患者さんが多いので、外来に来る女性の患者さんが、肛門疾患や泌尿器科疾患とは限らないので、まったく、女性の患者さんが、肛門科だけを標榜している診療所のように、他人の目を気にしないことがわかったのです。さらに、当院の診察室での会話は、待合から聞こえることはありません。
結論として、「女性の日」を設定しても、かえってその利用はおかしなことになることがわかりました。
以上が、さいたま新開橋クリニックで、女性の日レイディースデイを設けることを延期した理由です。
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