STASY PERFECT? GUIDE
PROLOAG
ヘヴォッ!!なキャプテンスタッグの4000円テントから意を決して小川キャンパルの「ステイシー」に買い替えた。そもそも、俺自身が買い換えるときに色々と調べてみたが、あまりツボをついたサイトが無く、ライバル商品との比較なども表面的な情報に頼って検討を進めるしかなかった。 そこで、ステイシーという単一のモデルに限られてしまうが、それだけでも情報があれば多少の役には立つだろうという思いから軽くインプレをお届けしたい今日この頃。

SET UP  


インナーテント@
まず、設営に関してだが、やはり面倒くさい。初トライの際はペグ打ちを除いた所要時間は20分くらい。まずはインナーテントの組み立て。
独自の「ワンウェイスリーブ方式」ということで、ポールは一方通行になっている。通常のテントの多くはポールがスリーブを貫通し、ポール両端をハトメ等で固定する仕組みになっているが、これは差込口が一カ所のみとなり、反対側は袋状に縫製してあり、ポールを最後まで通すだけで一端をハトメで固定するのと同様の効果が得られるというもの。間違えようが無いくらいに簡単にインナーの立ち上げが可能。

ポール自体には方向性があり、一端はスリーブ内をスムーズに滑るように樹脂キャップがついており、 一方の差込口側は通常のテント同様にハトメに固定するための加工が施されている。 現地で初使用という興奮状態においては若干の注意が必要かも。


インナーテントA
各ポールで幕体を持ち上げるようにしながらハトメに結合すればインナーテントが立ち上がる。非常に簡単。取説だとこの後にフライ用のポールの組み立てに入るが、強風時はこの時点でインナーの4角を決めつつ2ヵ所ほどペグ打ちをするか、荷物を放り込んで飛ばされないようにするとグッド。

ちなみにインナーの壁4面にはメッシュパネル装備で内側からジッパーにより開閉可能(写真のグレーっぽいところ)。真夏の低地キャンプには効果を発揮すると思われる。反対側にも出入り口があり、こちらを玄関に使用して前室までグラウンドマット(俺はドカシー)を広げれば最悪、もう一人眠れる。


フライ用ポール
インナーを建てたあとはフライ用のポール(左図赤線)を取り付ける。インナーテント底部よりフライ用ポールの受けのベルクロ(同黒線)が出ているので、ポールを組み立て後に各ベルクロのハトメ(同青丸)に装着するだけ。解りにくいかも知れないが画像参照。


フライ装着
そしてフライを被せて各ポールの末端をペグダウン、張り網を付ければ完成。コンディションに応じてペグの利用本数、張り網の有無を自己責任の上で調整すれば設営時間の短縮化が可能。モノが大きいのでフライの装着は何処から取り掛かろうか3秒程度躊躇するものの簡単。無駄にベンチレーターなどを開けたいお年頃。ちなみにペグダウン用のハンマー(と防水用の目止め剤のようなもの)は同梱。小さな親切、大きな喜び。

特別付録「STACY」取扱説明書(PDF560KB)・・・・・・ダウンロード

これで貴方もステイシーが欲しくなることこの上無いはず。掲載NGの場合はご連絡を。
IMPRESSION  
■まとめ
ということで使用感をば。まず、このテントの最大の特徴である前室は写真で見るよりも、公表サイズでイメージするよりも広大だった。とにかく雨の日に東屋のないキャンプ場などに泊まる場合は重宝すること間違いなし。前室の正面入り口をタープにすることも可能な設計となっており、タープ下、前室内、インナーテントを駆使すれば4名程度での宴会が可能であろう。2泊以上で滞在型、という利用シーンには最適といえる。無論、通常使用においても無造作に荷物を放り込めるスペースとして大活用。

逆に前述のメリットとトレードオフで、全体的にサイズが大きく、設営/撤収の手間が若干掛かるためショートがメイン、連泊無しの場合はオーバースペックな嫌いもあるので、同じ小川ならアーディンDXなどの方がいいと思う。ただし、この辺は人の考え方であり、俺はキャンプに来てまで数分の時間や手間を惜しむ性格ではないので無問題。ツーリングスタイルはもとより、自分の性格を加味してチョイスすればよろしいかと。

寝床については俺自身が約180cmと大柄な部類のキモヲタのため、1人でも広過ぎず狭過ぎずといった感じであり、2人での利用は上戸彩などを除けば個人的にはノーサンキュー。
あとはグラウンド部分にシームがあり、防水加工も施されているのだが長期的に見てどの程度の耐久性が見込めるのかが気になるところ。小川テントの中にリアルで小川が流れないよう、注視して適宜ケアをするつもり。(まぁ、取り越し苦労だと思うが。)

あとは頂部、ドアパネルのジッパーを解放することでインナー全面をメッシュ化することが可能。試験的にメッシュ状態で喫煙してみたが、フライのベンチレーターとの連携で煙の籠もりは少ないような気がした。15℃前後の外気温での内部結露は無し。通気性は最高レベルだと信じたい。

総じて、とにかく非常に各部の作りが良く非常に満足度の高いテントである。結構な値段ではあるが、各部の作り込みは素晴らしく、値段相応以上の出来であるといえる。小川キャンパル製品は比較的高価なラインナップが多い中、多くの支持者やリピーターがいるのも納得できるものであり、この製品に限らず、そのクオリティは推して知るべしといったところであろうか。千円札を握りしめて北斗の券を打ちに行く前に冷静になり購入に踏み切っても後悔はしないこと間違い無し。

そして最後にもう一つ感想を。
梱包した人、アーティスト。


今後、要望があれば所感やディティールなどを加筆予定。 ご意見、ご要望はコチラより