粥菜坊のホームページは、http://www.kayunabou.com/index.html へ移管致しました。今後このサイトでは、中国広州&広東料理をより多くの方々に知っていただくための『広東料理館ホームページ』として運用していきます。

粥菜坊の故郷中国広州

定年を迎えた人たちの生活
広州でのいろんな節日の楽しみ方
広州の冬は寒い?
広州のお寺や子宝の神様
写真館での写真撮影
広州近辺でのライチ狩り・ライチ食べ放題
広州近辺の温泉

広州の功夫茶
広州の昔ながらの風景
広州の観光名所その他


定年を迎えた人たちの生活
私の故郷は、中国の広州です。広州の朝は、太陽が出るか出ないうちに、家の外へ出ていく人も多く、特に年配の人たちは、軽く体を動かすことで一日が始まります。皆さんもご存知の太極拳をする人、社交ダンスをする人、自分の飼っている小鳥を連れて散歩する人、とても様々です。太極拳、社交ダンス、小鳥は、こうした年配の人達の社会的な交流にかなりの役割を果たしているといえそうです。運動の後は、仲間達と朝の飲茶に行ってのんびり、そして、市場に出向いて、昼食・夕食の食材を買って、午後はマージャン、夜はテレビを見るといったところが、定年を迎えた方の生活といえます。ビジネスマンの方は、最近の経済成長に伴ってスーツを着ている人も目立つようになってきて、日本のビジネスマンの生活とかわらなくなってきているといえるかもしれません。
    
広州でのいろんな節日の楽しみ方
どの中国の人も、旧正月、中秋節はとても楽しみにしている行事と思います。 というのは、家族が集まって一同に新年(旧暦)を迎えて楽しむのです。元日の三日前から、大きな花市場が開かれ、お花を買ったり、桃の花や蜜柑の木を買ったり(写真1)、正月の食べ物を準備したり忙しいですが、大晦日には家族一緒にご飯を食べてのんびりします。日本でいうおせち料理にあたるものは特にないと思いますが、甘いお菓子を食べたりします。ココナッツ、レンコン、蓮の実、冬瓜、にんじん、これらを使って甘く作ったお菓子、赤く染めたスイカの種等です。魚の料理を”魚”のyuの発音から”年々有余(nian nian you yu)"といって年々お金が貯まる意味を持たせたりして、料理名を変えて読んで楽しんだりします。旧暦の八月十五日の中秋節も、家族が集まる行事で、天気がよければ夜空に満月を楽しむことができ、夜通し皆でわいわい騒ぎます(写真2&3)。月餅を食べるのは、この中秋節ですが、大きさは日本のものよりかなり大きく、また、中秋節の前には詰め合わせのカンを、年上の親戚や友人に配って回るので、自分の手元にもかなりの数の月餅が集まったりして、食べきるのに来る日も来る日も月餅を食べたりします。甘いものが苦手な私にとって、かなりつらいのですが、種類も多いのが私にとってせめてもの慰めです。中秋節では、このほか、里芋や果物も食べます。その他の節日も多く、四月五日は清明節で祖先の墓まりに行ったり、旧暦五月五日は端午節で粽を食べたり川に投げ入れたり、旧暦九月九日は重陽節で山登りをしたりします。端午節で粽を川に投げ入れるのは、昔、悪政治に屈して川に飛び込んだ屈原という昔の英雄が魚に食べられないように粽を投げ入れたとする話しから来ています。ドラゴン・ボート(”龍舟”)(写真3)の競技が開かれるのもこのときです。
旧正月は大型連休となりますが、労働節、国慶節、新暦の新年の時も大型連休と4回もあるのです。なんと羨ましいことでしょう。なぜ、こんなに休日が増えたのでしょうか?どうやら、経済成長とともに豊かになってきた人々に旅行の機会を与えて、お金を使わせるということのようです。お金を回して経済の活溌さを維持する国の政策のひとつという話しを聞きました。どおりで、市内中心部を流れる珠江も、この二、三年で沿道は舗装され、夜景は見違えるほど綺麗になったわけです(写真4)。
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広州の冬は寒い?
広州の位置は、沖縄よりもずっと南になります。四季はあることはありますが、とりあえずあるぐらいです。紅葉もないですし、雪も降りません。また、冬は暖かそうでよいかと思いきや、実はそうではないのです。なぜなら、寒い時期が短いため、普通の家庭ではわざわざ暖房を買わないからです。それなのに、部屋の通気をよくするため、通常は窓を開け放しなんかにするため、なんと部屋の中でコートを着たりして寒さをしのいだりしています。ホテルでも、通常暖房は入らないので、旅行者は面くらうかもしれません。冬に広州へ旅行する人は要注意です。雨季は4月頃で、日本の梅雨に比べて降る量といい、降り方といいひどいです。4月の観光は、まず避けたほうがよさそうです。
広州のお寺や子宝の神様
広州にも、日本同様、多くのお寺があり、有名なところでは、光孝寺、六榕寺、華林寺、海幢寺(写真1)といったお寺があります。信心深い人も多いので、お寺に行くといつもお線香の匂いでいっぱいです。ちなみに、榕寺は、寺内の舎利塔(別名六榕塔、花塔)でその名が知られ、光孝寺は広州がまだ無い頃にも光孝寺があったといわれるほど(”未有羊城、先有光孝”)の歴史ある寺で、中国南方の最も古い寺です。広州の郊外になりますが、悦城龍母廟(子宝の神様)という神社のような場所(写真2&3)があって、旧暦の五月一日お祭りが始まり、多くの人が一晩船で過ごしてでも出かけます。五月八日が龍母の誕生日だからで、船の中では、お坊さんが夜通しお経をあげている(写真4)で、びっくりです。子供を授かる効果は抜群のようで、ちなみにうちもその恩恵にあずかりました。なので、その後は、毎年忘れずに参拝に行っています。
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写真館での写真撮影
日本では、だんだん結婚式は控えめになってきましたが、広州の結婚式は盛大です。まだまだ、風水や言い伝え、家が重んじられている社会ですので、結婚に関して決め事をするのに、かなり大変です。結婚前に写真館で記念写真を撮るのは、結婚する二人とってはずせない重要行事になっています。私の場合、結婚式はあげませんでしたが、やはり写真館で写真は撮りました。写真館の部屋の中には、衣装のみならず部屋の隅々にはセットが準備されていて、セットを選びながら写していきます。部屋の中央には、引っ張れば降りてくるロールタイプのカーテンがっ数十枚あって、いくつものセットが即席で出来上がるようになっています。撮影を始める前には、新郎も含めて入念に化粧をしてもらえるので、普段よりかなり若く見える仕上がりでした。私達は、19ポーズを撮って、各ページにフレームやかざりが施されている厚手のアルバムのようなもの一冊、大サイズと中サイズパネル各一枚、水晶で作った小サイズパネル一枚で、一万五千円ぐらいでした。感激的に安いので、写真を撮っていく日本からの観光客の人も増えてきたようです。

   

広州近辺のライチ狩り・ライチ食べ放題
広州には、たくさんの種類のくだものがありますが、その中でも町にあふれるほどすごいのは、6月にライチ、8月にローガンです。広州から少し郊外に出れば、聞いたことないでしょうが”ライチ狩り”なんていうのがあるのです。”ローガン狩り”というのもあるようですが、残念ながら私は行ったことがありません。ライチは、食べすぎると口の中がしびれてくるので、食べ放題とはいえ、塩水を渡されて塩水を飲みながら食べるのです。
   
広州近辺の温泉
そうした広州の郊外には、決して人気は高くないですが、ちゃんと入浴できるような温泉があります。下の写真の温泉は、お湯を源泉からとっているのか、かなり熱くて出も勢いよく出ていました。ただ残念なことに水着着用となっています。日本の皆さんにとっては、興ざめといったところでしょうか。お風呂を出た後に、寝転がる畳の部屋もないし・・・。また、ひとつのリゾート地になっているので、その辺りの木々には果物もいっぱいです。右の写真に映っているのはマンゴの木です。
  
広州の功夫茶
最近は、レストランの中でよく功夫茶でお茶を飲んでいるお客さんをよく見かけます。どうやら、はやっているのでしょうか。普段はプーアル茶を飲むことが多い広州の人も、功夫茶では烏龍茶がよく飲まれているようです。テーブルの上に茶具をのせて、ゆっくりとお茶を飲むのは、とても心が休まります。下の写真は、広州のランプー(”蘭圃”)というお店で、広州駅近くの雑踏の中にあるにもかかわらず、中は蘭がいっぱい咲いた公園になっていて、外の喧騒がうそのような場所です。功夫茶の専門店で、日本からも多くの観光客が訪れる観光名所になっています。しばらく茶具を見て、お茶を飲んで、心を落ち着かせるには最適の場所です。私は、広州に帰ったときは必ずここに心を休ませに行きます。

   

広州の昔ながらの風景
広州もものすごいスピードで近代化されていて、家の密集地であった場所でさえ、一年行かないでいると大通りが通っていたなんていうことは、一度や二度でありません。とにかく、街づくりのスピードには驚きです。、まったく昔の面影がなくなってしまったところなんてざらにあります。その中でも、古い道は残されているところもあって、昔ながらの売り子が声を張り上げて物を売っていたりします。市内の中心を流れる川の珠江には、両岸を船が今でも片道0.5元で往来しています。今では橋が6本もあって、すぐ近くに橋もあるのに。自転車を抱えて乗り込む人や、お年寄りの方・・・昔から使っている人にとってはやはり船がいいのでしょうが、いづれはなくなってしまうのでしょうか。古い道の光景も、なかなか趣があっていいですよね。。もう数年でこうした道も船もなくなってしまうかもしれないと思うと、少し寂しい気がします。

    

広州の観光名所その他
広州全体面積で7434平方キロメートル、8区4市で構成されています。広州は、中国の大陸南部に位置し、広東省の中部,珠江三角洲の北縁といえます。広州の街には、遠く雲南省を源とする大河「珠江」が流れており、雲南、広西、広東三省を経て、西から東へ南シナ海に注入しています。広州に入ってからの部分が「珠江」と呼ばれています。広州は別名花城、羊城、穂城とも呼ばれるとともに、2800年以上の歴史文化を持つ名城、または中国古代の"海上絲綢の路"ともいわれています。毎年、春4月と秋10月には、中国出口商品交易会が開かれ,多くのビジネスマンが 世界各国から数万人の客が訪れて、かなりの賑わいを見せます。市内の名跡には、八大古代史跡といわれる鎮海楼、陳氏書院(写真1)、光孝寺、六榕寺花塔(写真2)、西漢南越王墓、五仙観、懐聖寺、石室(石造りの教会)があります。陳氏書院は一般には陳家祠と呼ばれる学校跡で広東省72県の陳氏姓の人々が子弟の教育のために金を出しあって1894年(光緒20年)に完成した伝統的な中国南方様式の建物です。このほか、中山紀念堂(写真3)、黄浦軍校旧祉、黄花岡七十二烈士墓、広州起儀烈士陵園、広州起儀紀念館、農民運動講習所、三元里抗英史跡、国民党一大会議旧祉等も有名なところです。白雲山、越秀公園、流化公園、麓湖公園、華南植物園、蘭圃、西苑、広州動物公園といった憩いの場所・公園も多くあり、市が旅行の新名所として力を入れているのが、珠江夜游と天河新城です。広州で最も有名な市場は、清平市場でしょう。ヘビ、ウサギ、ネコ、イヌ、スッポン、亀など多種多様の動物が売られているほか、八百屋には新鮮な野菜が並べられ、牛肉・豚肉屋、魚屋、海産物(乾物)、調味料、漢方薬、盆栽、骨古、観賞魚などなど、散歩するだけもかなり楽しいです。清平市場の正面には沙面と呼ばれる場所があり、明代に中国を訪れた外国人の住んでいた場所です、西欧風の建物が多く残っており、清平市場とあわせ観光の名所に数えられます。また、西関という昔からの繁華街も清平市場の裏手にあります(写真4)。広州の花は紅棉花であり、4月になると市のいたるところに咲き乱れて、時期が終われば漢方として重用されます。広州の鳥は画眉で、森の中にいけばとても聞き心地の良い音楽を奏でています。
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