GREATPLAINSLOBOWOLF
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アメリカ
カナダ
アメリカの伝説的なオオカミ
ネブラスカオオカミ
1927年に絶滅
食肉目 イヌ科
生息地
カナダのマニトバの南部からアメリカのテキサスまだの大草原に生息。
主食
大きさ
全長165cm、体重34〜45kgオオカミとしては中型。
体毛は灰色で中には白いネブラスカオオカミもいた。ふだんは時速8km(早歩きぐらい)で移動していたが、ここぞという時は時速55km〜70km(車の速さ)で20分間も走る事ができた。また、鼻もよく2.4kmの先のニオイもかぎつける事ができた。ネブラスカオオカミは狩りの天才だ。よくきく鼻で獲物をみつけて忍び寄り5mものジャンプ力で襲いかかり抜群のスタミナとスピードでどこまでも追いかけまわし獲物をしとめた。獲物も自分より何倍もデカイアメリカバイソンやプログホーンなど狙った。先住民はネブラスカオオカミを「バッファローハンター」と敬意をもって呼んだ。
アメリカバイソン・体長380cm、体重818kgのデカさだ!
アメリカ先住民とオオカミ
先住民(インディアン)はオオカミとうまく共存していた。先住民が毛皮のためにオオカミを殺す事はあったが、歯や内臓は装飾や儀式に使われてムダに殺す事はなかった。スー族は「イヌに似ているが激しい気性をしている」と言った。ポニー族はバッファローなどの狩りの時に頭にオオカミの毛皮をかぶり、オオカミと同じ手振りで仲間に合図(下のイラストだよ)をおくった。そんなところからポニー族は「オオカミ族」とも呼ばれた。
右手の人差し指と中指をV字にして広げ右耳の横にあげ、前方に動かす。
ウルフハンターの狩りの方法
バッファローの死体の半分をはぎ、お腹に穴を開け肉を切り裂き、その中に15gほどのストリキニー(毒薬)をすり込ませる。それを食べた多くのネブラスカオオカミは死んでいった。特に冬場はウルフハンターにとっては絶好の季節だ。凍りついた肉は少しずつしか食べれないため殺すのに少量の肉ですみ、それだけ一頭のバッファローで数多くのネブラスカオオカミを殺す事ができたからだ。しかし、肉を食べるのはネブラスカオオカミだけではなかった、ワシ、カラス、イヌ、コヨーテ、クロアシイタチや先住民(インディアン)さえも猛毒で命を落すことがあった。
絶滅の原因
先住民(インディアン)とは共存していたネブラスカオオカミもアメリカ大陸の移民には嫌われた。移民たちはネブラスカオオカミを「The Loafer Wolf](ごろつきオオカミ)、「Lodo」(ならず者)と呼んだ。もち込んだ家畜を狙われ移民たちは悪魔のような扱いをしたのだ。バッファローおも殺せるネブラスカオオカミにとっては人間の家畜を殺すのは簡単なことだった。19世紀を過ぎると「Wolfer」と呼ばれるウルフハンターが出現する。完全に人間の標的にされたネブラスカオオカミは1000ドル(今の金額で約100万円以上)の高額な賞金が賭けられ独自の方法(下記に参照)で大量に殺された。
オオカミはイメージで悪者になりやすい。