もっとも動物たちに直接的に襲いかかる問題が必要以上の森林伐採だ。人工が増えれば森林を切りひらき、農地や住宅にかえて、道路をつくりダムをつくる。巨大な都市ができればその分動物たちの住みかがどんどん減っていっているのだ。草原や森林をつぶしてつくった高速道路や鉄道は動物たちのけもの道(いつも移動する道)を分断させる。交通事故で死んでしまう動物も少なくない。町にイノシシが出没したりクマが人間の生活圏に入り込んだりとニュースなどで目にする事があるが、森林伐採などで生態系がくずれた山での生活ができずに動物たちがエサをもとめて人間に近づいてしまうのだろう。人間のゴミをあさり、むやみなエサまきに動物たちは自分で食べ物を捕獲することができなくなり、居つく事になる。1〜2頭ならまだしも、その数が増え人間に危害をおよぼす事になれば人間にとっても動物にとっても明るい未来はない。

もっとも熱帯雨林の減少が心配される地域はアフリカ、中南米、東南アジアだ、これらの地域の熱帯雨林は地球上の約7%しかないが、そこに住んでいる生物は地球上にいる生物の約40%に達する。もしかしたら絶滅したといわれている動植物も生きている可能性は高い。しかし、その熱帯雨林も1年間で日本の本州の半分にあたる面積の1130万ヘクタールが消滅している。1981年〜1990年の10年間では約1億5,400ha(約8%)の森林が地球上から消滅、アジア・太平洋地域では約12%が消滅しているのだ。本当に恐ろしい速度で森林が消滅している。最近では、先進国のアメリカなどが森林伐採の激しい発展途上国にストップをかけたが、発展途上国の人々は「先進国は自分たちが発展するためにたくさんの森林を破壊したのに、われれはこれから発展するのに同じように森林が必要なのだ」気持ちはわかるが・・・地球や動物にとって完全な悪循環にはまってしまっている。

森林伐採でおこる恐ろし〜い現実
土砂崩れ
砂漠化
地球温暖化
野生動物種の絶滅 
世界の森林は・・・
ブラジル
熱帯雨林のほとんどはブラジルにあります。アマゾン川流域には、100万種ともいわれる生き物がいます。木を切りすぎると植物を成長させる栄養分が流れ出し切り出された場所は不毛の地になってしまいます。人間が植えなおすとしても熱帯雨林の木ではなく、成長がより早いマツやユーカリが植えられます。
東南アジア
ここ30年間で建築用や燃料用の木が大量に伐採されました。チークやマホガニーなど高く売れる木材は木材産業にとってはいい標的になりました。
熱帯雨林の秘めたれたチカラ
大量に森林切りだされ破壊された山は雨がふると、土砂が流れだし土砂崩れをおこします。
砂漠の周辺で木を切りすぎると、大地に水分をたくわえる木がなくなり乾燥した土が風でとばされてしまう。中国やインドでは、木を植えて森林のカベで砂漠化を阻止しようと努力してます。また家畜のヤギやウシやヒツジをおおく飼いすぎると草原を食べつくして砂漠化になってしまいます。
ヨーロッパ
ドイツの「黒い森」は酸性雨で森林全体の75%がかれてしまいました。スイスでは森林の半分が死にかけてます。
薬になる
熱帯雨林の植物から医薬品の4分の1つくられてます。熱帯雨林の植物は人間にとって薬になるのです。たとえば、抗がん剤・麻酔薬・せき止め・精神安定剤・鎮痛剤など。薬になるかどうか調べた植物は熱帯雨林全体の1%しかなく、まだまだどんな薬の原料になる植物があるか可能性に満ちてます。
食べ物がいっぱい
熱帯雨林は食べ物がたくさんあります。コーヒー・バナナ・アボガド・お茶・オレンジ・カカオ・シナモンなど。今だ発見されてない食べ物あるはずです。
根っこはしっかり動物天国
森林伐採で雨がふると・・
地盤がゆるく土砂崩れの可能性が高くなる
コンクリートにかこまれ、動物の居場所がなくなる。
熱帯雨林の地域
落葉樹林の地域
針葉樹林の地域
森は生きているゾ!
森林は水のリサイクルをしている。
地球の温度を調整する働もをしている。
アスエロチュウベイクモザル・パナマ運河の西南約200kmにあるアスエロ半島に生息・ウシの牧畜のため熱帯林が切り倒され自動車道路がつくられ便利になり、木材が海外の輸出用に大量に切り出された。そのためサルたちの居場所はじょじょになくなってしまった事だ。自然がなくなるとともにアスエロチュウベイクモザルもいなくなった。 ゴクラクインコ・オーストラリアの北部、クイーンズランドに生息・森が開拓され果物園にかわり、食べ物である森の木の実などがなくなってしまった。食べ物をえるために果物園をあらしたため人間たちに害鳥として殺されてしまった。 オガサワラマシコ・亜熱帯の島、小笠原諸島。 海岸沿いの林の中に生息・林を伐採した事が絶滅の原因のひとつと考えられている。 リュウキュウカラスバト・琉球列島の沖縄本島と周辺の小島、北・南大東島の海岸近くの亜熱帯性の広葉樹林に生息。・海辺や山の自然林が狭められ巣づくりができなくなり減少していく。 オガサワラカラスバト・小笠原諸島の父島・媒島(なこうどじま)に生息・原生林の開拓により生息地が減り絶滅した。 ハシジロキツツキ・北アメリカ東南部。ルイジアナ・フロリダ・サウスカロライナの大きな森林に生息。・北アメリカの開拓とともに大きな森林は伐採され居場所をなくす。 ニホンオオカミ・日本列島に生息。・環境破壊による生息地の減少も絶滅した一因。 シマバンディクート・オーストラリアに生息。開けた草原や川や沼の岸辺の草むら、森林などに生息。・森林伐採とそれにともなう牧場化で生息地がなくなり絶滅した。 ボリエリアボア・ラウンド島(モーリシャス共和国)に生息。・島をとおるサイクロンの防風林になっていた木がなくなりボリエリボアの巣にしていたヤシの枯れ葉も吹き飛ばされ生息地が奪われてしまった。もともと数が少なかったので地球上から姿を消すのは早かった。
洪水
土砂は川の下流で洪水の原因にもなります。1977年にはパナマ運河が洪水でおしながされた土でふさがってしまいました。タイでも1989年に森林伐採で大洪水がおこりは伐採が禁止されました。
環境破壊の黒幕は日本人
日本は熱帯雨林の木、世界最大の輸入国。
1960年代はフィリピンから大量に輸入していたが、フィリピンの木が少なくなると、インドネシアに木をもとめました。インドネシアの木が少なくなると、マレーシアに木を求めました。つぎからつぎえと森林破壊を繰り返す日本。世界からは「環境テロリスト」と呼ばれてます。悲しい・・・。
痛みを知らない日本
日本は、国土の約3分の2が森林でおおわれてます。なのになぜ?、世界から木を輸入するのか。日本で木を伐採すると運送費などの経費が高くつき、輸入材のほうが大量に安く仕入れるからです。「自分さえよければ」この考えがあるかぎり地球から森林は消えつづけるでしょう。
赤い部分が1年間でなくなる世界の熱帯雨林の面積。破壊は止まらない。
世界の森林
私たちができること
紙のリサイクル
古紙回収で森林伐採はなくならないと思いますが、森林破壊のスピードをすこしでも遅らせることはできるのでは・・・。
エコマーク
エコマークついた物を使う。
熱帯雨林産の物を使わない。
物を選ぶ
森林伐採に関して活動している団体
http://www.wwf.or.jp/
http://www.greenpeace.or.jp/
http://www.iucn.jp/
 WWFジャパン(世界自然保護基金)
世界最大の民間自然保護団体。絶滅動植物保護・地球規模の環境問題(温暖化や化学物質による汚染)などの活動をおこなっている団体。TVとかでよくでている。
グリーンピース・ジャパン
核問題・ダイオキシンなどの有害物質問題・森林・海洋生態系保護・地球温暖化問題などの地球の環境を守る活動をしている団体。個人からの支援で運営、政府や企業からの財政支援は受けていない。
IUCN(国際自然保護連合)
国・政府機関・NGOからなる国際的な自然保護機関。
森林伐採などで絶滅した動物たち・・・
動物をクリックするとその動物のページにジャンプするよ。
「地球はだれの物」
2004年1月7日の英科学誌ネイチャーに『地球温暖化の影響で2050年までに地球上の動植物の4分の1にあたる100万種以上のが絶滅する恐れがある』と掲載されました。また今世紀中に海の水位が6メートル上がるという予測がされてます。人間にもかならず影響があるはず。