一色城

一色城(★★ 愛知県豊川市牛久保町岸組)

室町時代足利氏の一族一色刑部少輔時家の墓である。永享十一年、宝飯郡長山村に築城して一色城と称した。此処の窪地に大牛が横臥していた因縁により、牛頭山大聖寺を城郭内に建て牛頭天王を祀った。

文明九年、時家は豪臣波多野全慶に殺され、十六年後には全慶もまた牧野古伯に討たれ、城主は牧野氏となる。永正二年、古伯吉田城を築いて豊橋へ出で次男成勝を瀬木城より呼んで城主とした。之より牛久保城と改まる(『城址案内板』)。

城址は大聖寺となり、境内には今川義元の胴塚と築城した一色刑部の墓が残る。桶狭間で敗死した義元の胴体を家臣が背負って、この地まで運び葬ったという。墓の背後に僅かな土塁の一部が残るのみ。

 

 

(【左写真】城址である大聖寺。【右写真】今川義元の胴塚(右)と一色刑部の墓(左)背後に土塁が残る。) 

 

 2015.3.20訪問

城と古戦場

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