院庄館

院庄館(★★ 岡山県津山市院庄)

院庄館跡は、鎌倉時代から室町時代にかけての美作守護職の居館跡と推定される遺跡です。

 ここはまた『太平記』に登場する後醍醐天皇と児島高徳の伝承の地としても有名であり、明治2年には館跡の中央部に作楽(さくら)神社が創建されました。

 大正時代の館跡周辺の切絵図には「御館」「御館掘り」「掘り」等の地名が見られ、当初の館の区域は現在の史跡指定地よりさらに大規模なものであったと推定されます。

 また、「方八十間(ほうはちじゅっけん)」といわれた広大な館跡からは、昭和48年から49年と55年から56年に行われた発掘調査によって、井戸跡、建物の柱穴等が検出されました。

 現在、館跡の東・西・北の三方には、幸いにも延長約500mにわたる土塁が残っており、往時をしのばせています(『城址案内板』より)。

館跡は作楽神社となっていて、土塁が僅かに残るのみである。

 



  

 (【左写真】作楽神社【右写真】僅かに残る土塁跡)

館址碑

 

   (2016年4月25日訪問)

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