砥石城

砥石城(★★岡山県瀬戸内市邑久町豊原)

戦国時代の山城跡。戦国大名宇喜多氏ゆかりの城で、大永年間(15211528)ごろから浦上村宗の配下にあった国人、宇喜多能家が居城したものと伝えられる。

 『備前軍記』によれば、天文三年(1534)六月、高取山城主島村豊後守の夜討ちによって城主能家は自害し落城した。その後、浦上宗景によって城は浮田大和守に与えられ、天文十八年(1549)能家の孫である宇喜多直家は、浮田大和守を攻めて砥石城を奪取し、城主に弟の春家を任じた。のち直家が戦国大名に成長して岡山城主になると、春家を沼城に移し、直家配下の武将にこの城を守らせたという。

 砥石山(標高約100m)に築いた本丸(本城)と西側の丘陵に築いた出城が一連の城郭を構成する、連郭式山城となっている。現在は、古い遺構の一部とみられる野面積みの石垣が残っている(『城址案内板』より)。

城跡である砥石山南側に登山口がある。出丸は省略したが、本丸に曲輪跡や石積みが確認できる。


(本丸跡)

 

 (【左写真】本丸の石積み跡。【右写真】本丸からの眺望)

   (2016年4月25日訪問)

 

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城と古戦場