大野城

越前大野城跡(★★★ 福井県大野市城町)は、大野盆地の西側に位置する標高約250mの亀山と、その東側に縄張りを持つ平山城跡です。織田信長の武将・金森長近により天正年間(157393)の前半に築城されました。

 越前大野城は亀山を利用し、外堀・内掘をめぐらし石垣を組み、天守閣を構えるという中世の山城にはみられなかった新しい方式の城でした。

 江戸時代の絵図には、本丸に望楼付き23階の大天主とと22階の小天主・天狗櫓などが描かれています。本丸の石垣は、自然石をほとんど加工しないで積み上げる「野面積み」といわれるものです。

 江戸時代には町の大火により、城も幾度か類焼し、安永四年(1775)には本丸も焼失しましたが、寛政七年(1795)に再建されました。廃藩後、城の建造物は取り壊され、石垣のみが残されました(『城址案内板』)。

城跡は亀山公園となっており、模擬天主の建つ本丸に見事な石垣群が残る。城跡付近には非業の最期を遂げた朝倉義景が眠る墓所がある。

 

 

(【左写真】模擬天守【右写真】天守台の見事な石垣)

 

(【左写真】本丸武具蔵跡【右写真】本丸堀切跡)

 

(【左写真】本丸からの眺望【右写真】二の丸跡に残る百間堀)

 

(【左写真】城址遠望【右写真】朝倉義景墓所)

 

   (2013年9月22日訪問)

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城と古戦場