矢掘・山木・大高スペシャル・トリオ
すっげー!
トリオ!
矢掘さんのプレイを聴くのは久しぶりで、愛でる会以来になります。
でも昔、日立界隈では、ちゃんとしたライブも、ちゃんとしてないセッションも、
何度となく拝見した記憶があります。
だから、少しは判ったつもりでおりました。
でも、予想はアッサリと、そして心地良く裏切られたのでありました。
もう、一気に感想を述べてしまいます。
今日の矢掘さんは、ナイロン弦!
・・・ゴダーン、良い音してます。
そして、以前に増してプレイがパワーアップ!
例えば、元々自分より百万倍上手かったものが、百万と15倍とか、
百万と80倍になったとしても、フツーは体感するもんじゃないでしょう。
それが今日は、モロに体感。
結局、何倍になったんだか・・・もはや良く判らない(笑)!!
ギター弾きらしい感想としては、まず、弾ききるスタイルが、さらに磨かれた。
そりゃもう、指は奔放にフレットを行き来します。
元祖マイク・スターンに加えて、アプローチにはメセニーを感じる部分もあったりする。
そして、時折のスライドはウラに入ってる。結果的にそこはマルティーノ的でもあります。
でも、プレイ全体は、すごく矢掘さんっぽい!
また、音の強弱が洗練された。逆説っぽいけれど、それでドライブ感がアップしました。
何しろ、プレイを楽しんでるのが、よく伝わって来ます。
こういう風に弾けたら、どんな世界を観れるのだろう?
うおー!
山木さんのドラムはもー、「凄い!」としか言い様がないです。
思いだすだけで、細かいことを表現するコトバが、ぜーんぶすっ飛んでしまう。
ハイハットとスネアだけを鳴らしいてる時でも、存在感がでかい。
何だか感性が別格という感じがします。小さなモノサシなんて、全然使えない。
日本人っぽく無いと言えば、そうかもしれない。
MCで矢掘さん、「ドラムという楽器ではなくて、山木秀夫そのものが迫ってくる」。
うーん、語り尽してる!
そして、2ndの最後ではド迫力ソロ!まいったー。
てやんでぇ!
大高さんのオルガン、特筆なのは、プレイの成り立ち、そしてその感性。
カドがなくて良い音色を選びながら、右手はえぐいラインで即興する。
だが、右手でイってても、左手はベースを刻んでる!
それが7拍子の曲だったりする訳だ。うぬぬ。
そして時々、思いがけない所でフレーズを切ったりする。ああ。
総じて、オルガンっぽいコードワークへは逃げたりせずに、
真正面から即興に挑む、という感じ。
ベース、コード、ソロのライン。そのバランス感覚は、これだけの技量だと、
ちょっとやそっとでは破綻しない筈。でも、破綻するギリギリの所まで、
アグレッシブにプレイへ向かってゆく。
それから、サポートに回れば、そりゃーバッチリ!
包み込むような音色と、芯のあるプレイが同居している、これはホントに貴重な
プレーヤーだと感じました。
すごい!
・・・と、言う訳で、このトリオ、とにかく今後が楽しみであります。
話は変わりますが、途中のMCでは、大高さん&山木さん参加のCDプロデュースを
やっている後藤次利さん、観に来るような話があったとか・・・
むおおお、後藤さんといえば、ずいぶんとオッサンな私としては、「チョッパーズ・ブギ」という、
クロスオーバー期の一発モノを思い出してしまいます。高中さんとザルスキーさんの2ギター
だったっけ。それと、八神純子さんで、「思い出のスクリーン」・・・70年代!いくらなんでも、
ネタが古すぎるか、失礼しましたー!
ライブ当日は、山木さんのファンとおぼしき方々、米笑さん、ハイリスクちょう嶋さん、
ドラムNちゃん、ドク林さん、グンチャン、etc...と一緒に盛り上がり、大変に
楽しませていただきました。
以上、ずいぶんと知ったかぶり入ってますが、プレーヤーの皆様、
ファンの皆様、ごめんなさい!
ではでは、今回はこの辺で。
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演奏曲目(米笑さん、ありがとうございます!)
A1. Addicted to Jazz
A2. Junkanoo
A3. 22
A4. Indivisible fried dumpling
B1. Commodore Funk
B2. So What?
B3. 9p.m.Cruise
B4. Elevation #21
C1. Blues for Eel
C2. A Night in Tunisia
おしまい
-------------------------(2003/06/15)
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