クローデット・コルベール
        
(1905.9.13)(フランス、パリ生まれ)
 
プロフィール 独自の作品解釈 年譜

〜プロフィール〜

 『君去りし後』(1944)は面白い作品だ。
 ジョゼフ・コットンが、クローデットに思いを寄せ、大事に見守る姿が良く描かれている。
 クローデットは、コケティッシュな役者で、『或る夜の出来事』(1934)(フランク・キャプラ監督/クラーク・ゲーブル共演)(アカデミー主演女優賞受賞)『パームビーチ・ストリー』(1942)などコミカルな役が多く、エルンスト・ルビッチ監督『青髭八人目の妻』(1938)でも、ゲーリー・クーパーを相手にユーモアを大いに発揮している。
 この作品はビリー・ワイルダー監督がチャールズ・プラケットと組んでシナリオを書いた第1作だ。
 ワイルダーはルビッチを尊敬していて、彼の部屋には、「ルビッチならどうしただろうか」という文字が額入りで掲げられていたそうだ。
 私は、クローデットの出演作ではジョン・M・スタール監督の『模倣の人生』(1935)が一番好きだ。
 『君去りし後』のようにクローデットの魅力がよく出ていた。
 兎に角、『模倣の人生』は展開が面白いのであまりストーリーは書けない。
 ただ、この時代に勇気がいるテーマに取り組んでいると思う。
 お薦めの作品だ。

Top

〜独自の作品解釈〜

1934 『或る夜の出来事』-It Happened One Niget-
1935 『模倣の人生』-Imitation of Life-
1938 『青髭八人目の妻』-Bluebeard's Eighth Wife-

Top

〜年譜〜
[1905][1923][1927 力漕一艇身][1928][1933 霧笛の波止場][1934 或る夜の出来事][1935 模倣の人生 白い友情]
[1938 青髭八人目の妻][1939 舞姫ザザ][1942 パームビーチ・ストリー][1943 淑女と拳骨][1944 君去りし後]

1905

 9月13日、フランス、パリ生まれ。
 6才の時にニューヨークに転居。
 速記者になるが女優を志望する。

Top

1923

 初舞台。
 ブロードウェイで認められる。

Top

1927

『力漕一艇身』
・出演:クローデット・コルベール
映画デビュー。

 映画にあまり興味がなく舞台へ戻る。

Top

1928

 舞台俳優と結婚。35年、離婚。
 …医師と再婚したが死別。

Top

1933

『霧笛の波止場』
・出演:クローデット・コルベール

Top

1934

『或る夜の出来事』-It Happened One Night-(米)(アカデミー賞作品賞
・監督:フランク・キャプラ(アカデミー監督賞)
・製作:ハリ・コーン/フランク・キャプラ
・原作:サミュエル・ホプキンス・アダムス
・脚色:ロバート・リスキン(アカデミー脚色賞)
・撮影:ジョゼフ・ウォーカー 
・音楽:ルイス・シルヴァース 
・出演:クラーク・ゲーブル(新聞記者/ピーター・ウォーン)(アカデミー主演男優賞)/クローデット・コルベール(アンドルースの一人娘/エリー)(アカデミー主演女優賞)/ウォルター・コノリー(大銀行家/アンドルース)/ジェームスン・トーマス(飛行家/キング・ウェストリー)/ロスコー・カーンズ/アラン・ヘイル/ウォード・ボンド  
『ローマの休日』(1953)を思わせる『或る夜の出来事』(1934)がいい。
 内容が面白いし、テンポがいい。
 クラーク・ゲーブルとクローデット・コルベールの掛け合いが見事だ。
 それに、バスの中で乗客たちと楽しそうに合唱するクラーク・ゲーブル(新聞記者/ピーター・ウォーン)がチャーミングである。
 “ヒッチハイクの心得”と言って、親指を立て1番目、2番目、3番目とクローデット・コルベールにポーズして見せるシーンなど可笑しく、可愛らしい。
 コルベールがスカートの裾をめくって車を止めるシーンなどはロードムービーの定番となった。
 見所満載のこの作品はアカデミー賞主要5部門を独占した。
 納得だ。
 ロマンチック・コメディの古典的傑作で沢山の監督たちの手本となった。[全文へ]


『或る夜の出来事』クラーク・ゲーブル、クローデット・コルベール


『或る夜の出来事』クラーク・ゲーブル、クローデット・コルベール


『或る夜の出来事』クラーク・ゲーブルとクローデット・コルベール


『或る夜の出来事』クローデット・コルベール、クラーク・ゲーブル


『或る夜の出来事』クラーク・ゲーブル、クローデット・コルベール

Top

1935

『模倣の人生』-Imitation of Life-
・監督:ジョン・M・スタール
・原作:ファニー・ハースト
・脚本:ウィリアム・ハールバット
・撮影:メリット・B・ガースタッド
・出演:クローデット・コルベール(ベアトリス)/ウォーレン・ウィリアム(スチーヴン・アーチャー)/ネッド・スパークス/ルイス・ビーヴァース(デリラ)/ベビー・ジェーン(ジェシー)
クローデットの魅力がよく出ているお薦めの作品だ。
 展開が面白いのであまりストーリーは書けないが、この時代に勇気がいる人種問題に真正面から取り組んでいる[全文へ]

 ※『悲しみは空の彼方に』はこの作品のリメイク。


『模倣の人生』クローデット・コルベールら

『白い友情』
・出演:クローデット・コルベール

Top

1938

『青髭八人目の妻』
・監督・製作 :エルンスト・ルビッチ
・原作:アルフレッド・サヴォアール 
・脚本:チャールズ・ブラケット/ビリー・ワイルダー
・撮影:レオ・トーヴァー
・音楽:ウェルナー・リヒャルト・ハイマン
・出演:ゲーリー・クーパー/クローデット・コルベール/デヴィッド・ニーヴン/エドワード・エヴェレット・ホートン/エリザベス・パターソン/ハーマン・ビング
リビエラでパジャマの上と下だけを買おうとする男女の出会いをゲーリー・クーパー(大富豪のアメリカ人/マイケル)とクローデット・コルベール(フランス没落貴族の娘/ニコル)が、コミカルに演じ惹きつけてゆく。[全文へ]

 ※パジャマの上と下だけを買おうとする男女が出会うというのはワイルダールビッチから男女の出会いのシチュエーションを求められたのに答えたものだったという。
 ルビッチは満面に笑みを浮かべて「完璧だ」と言ったそうだ。(田中雄二著『ビリー・ワイルダー』 参考)


『青髭八人目の妻』ゲーリー・クーパー、クローデット・コルベール

Top

1939

『舞姫ザザ』-Zaza-(米)
・監督:ジョージ・キューカー
・製作:アルバート・リュイン
・原作戯曲:ピエール・ベルトン/チャールズ・サイモン
・脚色:ゾー・エイキンス
・撮影:チャールズ・ラング
・出演:クローデット・コルベール/ハーバート・マーシャル/バート・ラー/ヘレン・ウェストリー/コンスタンス・コリアー

Top

1942

『パームビーチ・ストリー』
・出演:クローデット・コルベール

Top

1943

『淑女と拳骨』-NO TIME FOR LOVE-
・監督:ミッチェル・ライゼン
・出演:クローデット・コルベール/フレッド・マクマレー/リチャード・ヘイドン

Top

1944

『君去りし後』
・出演:クローデット・コルベール/ジョゼフ・コットン

Top

〜写真〜


クローデット・コルベール


クローデット・コルベール

Top

 ※記号[:特に好きな作品 :面白い作品]
Top
前へ-次へ
参考文献
『或る夜の出来事』
『模倣の人生』
『青髭八人目の妻』
クラーク・ゲーブル
ゲーリー・クーパー
エルンスト・ルビッチ
ジョージ・キューカー
ビリー・ワイルダー
フランク・キャプラ
女優
サイトマップ
映画ありき
〜クラシック映画に魅せられて〜

1