日立 TRK-5050(「パディスコ GF-XO」)
パディスコ GF-XO
 日立のモノラル・ラジカセの名機「パディスコ GF6」(以下、「GF6」)の前に発売されていた機種である。本体内部に格納されたマイクは「GF6」のように円筒形ではなく角張っていたが、これもまた味のあるデザインである。もちろんこのマイクも、「GF6」と同様に、内蔵マイク、ラインマイク、ワイヤレスマイク、本体で再生するテープやラジオの音をFM電波で飛ばす「オン・エア」、ラジオやテレビなど他の音響機器の音をFM電波で飛ばす「ワイヤレスマシーン」、離れた場所からテープの走行のON-OFFができる「ワイヤレスオペレーション」という6ウェイのマイクプレイが楽しめたが、この当時のカタログでは「ワイヤレスオペレーション&5ウェイマイク」という表現が使われていた。

 12cmダブルレンジコーンスピーカーで、出力は2.3W。バス・トレブルが別々に調整できた。ラジオ部は3バンドで、日本短波放送を安定受信できる別売りのNSBアダブターが接続可能と、BCLも楽しめるメカであった。また、チューニング・スケールが横方向に移動するフィルム式という珍しいデザインであった。

 MW、FM、SW。幅352×高さ219×奥行き98(単位・ミリ)、重さ3.8kg。定価42,800円。


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