
| 東中野氏の徹底検証 18 |
| 「十三件隣」が「すぐ隣」へ |
| 次は、「事例七七」と「事例七五」である。
(中略)
括弧内のベイツは、ベイツが記録したということを意味する。それにしても、後者の事例に出てくる平倉巷十六は、平倉巷三の十三軒隣である。平倉巷三は、ラーベの南京離任挨拶によれば、国際委員会の「頭脳」であった。東京裁判に提出されたマッカラムの日記によれば、平倉巷三のロッシング・バックの家では、リッグスや、スマイスや、ベイツ、フィッチ、ミルズ、ソーン、ウィルソンが共同生活を行っていたのである。
国際委員会の面々が住む洋館のすぐ隣に、選りにも選って日本兵が住み着いていた!? |
ちょっと読むと、「隣の家の出来事にも気がつかない間抜けな「国際委員会」メンバー」、あるいはもう一歩進めて、「そんなことがあるわけないから、「国際委員会」メンバーは嘘つき」というイメージができてしまいそうです。
さて、もう一度読み返してみて下さい。「平倉巷十六」と「平倉巷三」。よく読むと、「十三軒隣」です(番地ごとに一軒、というのが正しいのかどうか、私は知りませんが)。それが、最後の文章では、いつのまにか「すぐ隣」という表現にすりかわっています。
まあ、「十三軒」も先だったら、気がつかなくとも不思議はありません。これを読んでいる方、ご自分の「十三軒隣」の家のことを、ちゃんとご存知ですか?
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