ヘッドライトのHID化(Lowビーム側のみ)

 

高効率ハロゲンバルブを使用してみたものの、前に乗っていたバイクにHIDを採用していたので一度HIDの威力を体感してしまうとその良さは手放せなく、また、2輪は特に視野の広さが走行安全性に直結する乗り物であるゆえ今回も交換することに。

以前から気になっていたクレバーライトの薄型は”SOLD OUT”になっていた為ヤフオクにて良さそうなものが無いかと物色していた所、同型のものがGSX-R1000 K7対応キットとして出品されており価格もそこそこなので落札。

K7用とはいえ…、K7は実は取り付け加工箇所は少なくて済むようですが、K5はそのヘッドライトユニットの形状から結構加工箇所が多いようで…、自前で加工を施して取り付けになります。

 

CLEVER LIGHT CL-CM H7 4300K CL-CM-H7-4300-BIKE

 …と同等のタイプ。

 

HIDキットの全容

4300K 消費電力は35Wと思われる。

K7対応のフィッティングパーツが付いているが全く使用せず(H7汎用キットでも可だった…)。

 

 

「点灯のテスト」

 

説明書によると、バーナーにおいてまずはプラスチックのケース内にて点灯確認をして、それから取り出して使用すること。プラケースからの取り出し後には初期不良の対応は出来ないとあるのでまずは点灯のテストを行います(とは言っても点灯は10秒以内くらいに収めておかないとプラのケースは溶けます -> 溶けました orz )。

 

点等テスト

4300Kは普通の白色という感じでワタシにはこれぐらいが調度よい。

視認性もルックスも価格も良好(6000Kのは5千円高だった…)。

まずはプラの保護ケース内で点灯テストし、点灯OKを確認してからケースから取り出します。

(ケースから取り出した後は初期不良のクレームは効きませんので注意です)。

テストは他のバイクのバッテリーに直結(笑)。

 

 

「裏蓋の加工」

 

GSX-R1000 K5のヘッドライトユニット後部のバルブにアクセスする箇所は、K7(ゴム製のカバー)と違ってプラスチック製のカバーでそれにコネクターも組み込まれているので、キチンとシーリングする為には自前でノーマル部品を加工する必要があります。

今回ヤフオクで購入したHIDキットはK7対応ですが、K5(K5-K6)対応のラインナップが無いのはその為だと思われます。

 

LOWビーム側、ノーマル状態の蓋(内側)&ハーネス

ハーネスは圧着端子で接続されているので外してしまいます。

 

ノーマル状態の蓋(外側)

この蓋にHIDの高圧ケーブルを通さなければなりません…。

 

穴あけ加工後の蓋と、自作のスペーサー

このように、蓋にくっついていた配線コネクタを生かした形でくり貫き、さらに真ん中にHID高圧ケーブルのブーツが嵌る穴も空けます(穴径Φ23mm)。

スペーサーは後のHID高圧ケーブル用ブーツを嵌める為の厚さ調整と加工成型の土台とする為にあります。

※スペーサーはプラモデル工作用の1mmプラ板を使用。

 

□ 裏板の寸法図

 

このような感じで裏から接着

※蓋の素材はポリ系の素材なので専用の接着剤を使用します。

 

 → 

表から不要な穴をプラリペア(黒)にて穴埋め(左)、その盛り上がり部分をボール盤+エンドミルにて平らに成型(右)

あまり綺麗にはいきませんでした(ま、インチキ加工ですし…、苦笑)。

※プラリペア盛りのままでもOKではあります。

 

ダメ押しで裏打ちベースの端をホットボンドにて補強

ダメ押しです(笑)。

 

穴にHIDの高圧ケーブルを通します。

(HIDバーナーは作業の最後まで保護の意味でプラケースに収めたままにしています)。

 

 

HID高圧ケーブルのブーツを取り付けた状態、外側(左)と、内側(右)

ゴムブーツがしっかり収まるようにします(接着等は特にせず)。

 

不要な配線穴をシリコンシール剤にて穴埋め

写真説明はありませんが、このキットではこのゴムブーツから12V電源供給のケーブルを抜き取って使用しますが、その不要になった穴をシリコンシール剤で穴埋めします(穴埋めしないとヘッドライトユニット内に水が浸入します)。

※写真中、白矢印に2箇所が該当箇所。

 

ヘッドライトユニットへのバナー取り付け

通常のバルブと同様に取り付けします。

ヘッドライトユニットはたまたま取り外した状態で置いてあったので写真は単体ですが、車体に付いた状態で作業は全く問題ないです。

 

 

「電源配線の加工」

 

HIDキットではヘッドライトの配線コネクタをちょん切るかクリップでHID12V電源に接続するようなかたちになりますが…、ノーマルの配線は傷つけたくないのでノーマルの接続カプラーを使用してHID12V電源ケーブルに接続できるよう配線を加工することに。

 

 

加工後のHID12V電源ケーブル全体(左)と、加工部分拡大図(右)

HID12V電源ケーブルをヘッドライトのノーマル配線に接続出来るように、以前、蓋の所で切り取ったヘッドライト配線カプラーを加工して取り付け(ヘッドライト配線カプラーと同形状の部品が売られていないか調べましたが無いようだったので再利用と…)。

ハンダ付けにて取り付けた上、プラリペアで隙間を穴埋め。

 

コントローラーとイグナイターの配線周りの完成

棒状の部品はイグナイター。

 

 

「車体への取り付け」

 

車体取り付けの詳細写真はありませんが、コントローラーはサイドカウルの中に、棒状のイグナイターと配線類は車体左側のエアダクトとエアダクトカバーの隙間に通して入れます。

 

配線の処理

ヘッドライト配線カプラーからの12V電源周りは上側、HID高圧ケーブル周りは下側に離して配線。

HID高圧ケーブルはGNDシールドメッシュチューブを被せたほうがさらに良いとは思いますが、HID動作状態で電装系に不具合は出ていないのでそのままでOKと…。

12V電源配線付属の防水フューズホルダはアクセス出来る様に見える部分に配置。

 

HIDコントローラーが納まる部分

サイドカウル内にベルクロ粘着テープにて貼り付け。

取り付け位置の写真は撮っていませんでしたが、だいたい”GSX-R”ロゴ辺りにあります。

 

 

「設置後の感想」

 

照射のテスト写真や比較の写真はありませんが…、白色HIDのルックスはさることながら光度が上がって照射範囲も広がり視認性も良好。

光度が上がって照射範囲も広がったので、HIGHビームを点灯させても照らしているのかどうかイマイチわからなく感じるくらい。

先に導入したLEDスモールライトと色も合って良い。

HIGHビーム側もHID化すると配線や配置の取り回しが難しくなりそうなので取り合えずLOWビーム側だけでOKとします。

 

※HIDバーナーが何処かと擦れているのか、ヘッドライトのレンズ内に削り粉のようなものが付着しているので点検しなければと思います。