戦闘機の空戦機動

空戦機動(ACM)はAir Combat Maneuverの略。

空戦機動

説明

備考

ロール

機体の中心を軸にして回転。
 

ループ

宙返り。機首を上げ続けそのままクルッと一周。
 

旋回

90度ロールからの機首上げ。
 

インメルマンターン

上方に半ループ(180度ループ)をして背面飛行の状態から、半ロール(180度ロール)
相手とすれ違った後などに、素早くインメルマンターンをすると旋回よりも早く、相手の後ろを取れる。

スプリットS

半ロール(180度ロール)をして背面飛行の状態から、180度下方に半ループ(180度ループ)
大抵の場合、機動後はインメルマンターンよりも速く、180度向きを変えることができるが、オーハ゛ーGに気をつけないといけない。また、位置エネルギーを極端に失うためにある程度の高度がないと地面に衝突するorz

スライスターン

135度ロールから下方斜め宙返り
見ての通り、スプリットSと旋回の中間

※上方斜め宙返りはシャンデル(省略)

バレルロール

ある一定のロールレートを保持ながら、ピッチアップをする。図の場合、左45度/sで上昇しながら半円を描き水平飛行に復帰。
機動自体は以外と簡単だが、綺麗にこの機動をするためにはそれなりの技術が必要。ほんの少しの減速で距離を稼ぐことができ、それを利用して自分の後ろに敵機がいる状況等で、オーバーシュートを狙える。逆に自機が相手の後ろについたとき、相手が何らかの機動でオーバーシュートを狙っても、バレルロールをすることによって距離を稼ぎ、相手の後ろを取りつづけることができる。バレルロールの途中で他の機動に移る事ができ、様々な状況で応用が利く。理想はバレルロールの開始直後と終了後で、高度と進行方向が一致していること。※ピッチアップに比べロール率が速い場合、その場でクルッと回るだけなので注意。

シザース

2機がお互いにジグザグに動いて、相手を前に押し出そうとする形。
殆ど必須と言って良いくらいの機動。戦闘機動での旋回の基本は大抵の場合、相手がいる方に旋回する。そのため、相手とすれ違う度に切り返しを行い、その時の軌跡がハサミのような形となることから、この名がついた。切り返すタイミングを間違えると相手の前に出てしまうので注意。
シザースをやるほど、機体は減速且つ高度を失うので、機体性能とパイロットの腕が大きく勝敗を左右する。どちらにも自信が無い場合、相手とのシザースに付き合う振りをしてさっさと離脱すべし。尚、シザースにバレルロールを活用したローリングシザースの方が有効。


特殊機動

説明

備考

コブラ

機首を上方に70〜100度の角度に向け減速する。その後自然に機首が下がり、水平飛行に復帰
Su-27で、かの有名なプガチョフ・コブラ氏が航空ショーで行った機動。 コブラ中は急激な減速をしており、空気取り入れ口での気流の乱れが引き起こすフレームアウトもなく、何事もなかったかのように復帰。機首を任意の方向に変えることも可能。コブラをしてる間前進する。Mig-29でも、できなくはないが安定性はなく、フランカーのようにはいかない。
コブラの動画…水平飛行中にいきなり機首を上げてコブラ

フック

コブラを行い減速途中、機首が前方に降りる前に 機首の向きを変化させ復帰。
コブラの発展技。低速の場合、得られる揚力が少ないため機首の変化もままならないが、鋭角で急転させられる
フックの動画…インマルマンターンの後に機首を右上に上げそのままフック

クルビット

機首を上方に90度の角度で向けて、そのままでんぐり返しで、水平飛行に復帰
優れた空気力学から成る機動性と推力偏向ノズルを持っているSu-37にしかできないコブラの発展技。機首を90度上げることによって、急激な減速。減速中も機体をコントロールすることができます。そして90度の状態から、推力偏向ノズルで勢いをつけて、一回転する。ループのような大きい弧を描くわけではなく、進行方向への軸が変わらない。クルビットをやってる間、前方に進む。
クルビットの動画…インマルマンターン後に機首を上げそのままクルビット

※これらの特殊機動は実戦ではあまり使えないと評価されてるものが多いです。
 実際、コフ゛ラ等のストールマニューバ系の急減速する技は、
  敵機をオーハ゛ーシュートさせても、そのウィングマンに食われる。と言われています。
 また、技を仕掛ける準備状態では速度がかなり低速であることが特徴です。
 仮にコフ゛ラをドッグファイトで行ったとしても、ドッグファイトの速度域は
 400ノット前後と言われ、そんな状態ではコブラの際に
 制限を越えたGが  かかってしまい、機体の損傷、パイロットの負担は相当なものになるでしょう。
 しかしながら、これらの特殊機動は機体のステータスを表すものであり、
 ドッグファイトでは無頼の強さを発揮するかもしれません。

 

横転コルク抜き…予定
wiki参照→ロック岩崎(岩崎貴宏)