いやしの風景


某出版社で奨励賞を受賞したエッセイを公開します。出版社の方で企画出版していただけるならメールにて連絡してください。

作品は四部に分かれています。『起承転結』の構成にしているつもりです。各部四百字詰めの原稿用紙にして約30枚程度です。

作品概要

高知県室戸岬は弘法大師空海が悟りを開いた場所として知られています。室戸市には四国霊場の札所が三カ所あります。室戸市では歩き遍路の姿が多く見られます。お遍路さんたちは何を求めて1,400キロもの長い距離を歩くのでしょう。満願成就の果てには何があるのでしょう。そこにはいやされた自分の姿があるのでしょうか。真のいやしとは何でしょう。悟りをひらくとはどういうことでしょう。このエッセイを最後まで読むと答えが分かるかも知れません。

【第一部】 室戸岬の朝日

       
高知県室戸岬は全国でも珍しく、朝日と夕日の両方が見られます。冬場には太陽はだるまになります。室戸岬ではやはりなんといっても、朝日を見るべきでしょう。この第一部では、室戸岬での朝日のビューポイントを紹介しています。室戸岬で朝日を見ることは格別な意義があります。室戸岬は弘法大師空海が悟りをひらいた場所であり、朝日・夕日は虚空蔵菩薩の化現といわれています。室戸岬で朝日を見るだけできっと何かのご利益があるでしょう。

【第二部】 室戸路の遍路

四国霊所の第一番札所から第八十八番札所までの全行程は1,400キロにも及びます。この距離を歩き通すとなると四十日以上かかります。全ての札所を一番から順番に歩き通すことを『通し打ち』といいます。一度に全ての札所を巡拝しないで四国四県の一県づつを四度に分けて歩き通すことを『一国参り』といい、自分の都合に合わせて適当な札所で区切って何度かに分けて歩き通すことを『区切り打ち』といいます。どのスタイルで巡拝してもご利益は変わらないだろうと思います。室戸には四国霊場が三カ所あり、ちょうど等間隔で並んでいます。一日でゆっくりと歩いて巡拝できます。室戸路には歩き遍路さんの姿がよく見られます。お遍路さんたちの姿を見るだけで心が洗われいやされる気がします。この第二部ではお遍路さんが見逃してはならない室戸の重要な弘法大師空海の霊跡と、室戸三山の歩き遍路さんのルートを紹介しています。

【第三部】 空海パワー

空海が悟りを開いた室戸はその全域が空海のパワーで満たされているはずです。室戸では空海は四カ所の霊跡をポイントにして荒行をしています。空海が悟りを開いた『御厨人窟』、『第二十四番札所最御崎寺』、『行道不動』、『第二十六番札所金剛頂寺』の四カ所です。四国の『四』と、室戸で空海が荒行をした四カ所の『四』という数字は何か意味があるのかも知れません。『四』とは聖なる完全を意味する数字なのでしょうか。四国霊場八十八カ所のすべてを巡拝しなくても、空海が悟りを開いた室戸に来れば、空海の功徳に触れることができるはずです。

【第四部】 いやしとは


いやしとはどういうことでしょう。どういう環境におかれると人はいやしを感じるでしょうか。何かに追われるようして、一生懸命仕事をしている時でしょうか。どういう時にいやされたと感じるか考えてみてください。心が楽しいと感じた時、人はいやされたと感じるはずです。ストレスにさらされていると心は少しずつ壊れはじめます。時々修復する必要があります。いやしとは、心の修復作業です。空海が悟りを開いた室戸の風景がきっとあなたの心を修復してくれます。





各部四百字詰め原稿用紙にして30ページ以上あります。


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