【17】湿熱
湿熱上壅 (湿熱が肝胆の両経絡に欝滞して頭面口舌眼を塞ぐ場合)
湿熱外欝 (湿熱の邪が経絡に留まり、瘡毒湿疹を発する場合)


<湿熱により現れる症状>

1インポ陽萎 2痔 3女子陰痒 4小便が出にくい 5排尿痛 6脱肛 7腰痛 8足がだるい 
9おりもの帶下 10経間期出血 11月経過多 12尿が濁る 13紫斑 
1口渇 2舌がしょんない 3霍乱 
1飛蚊症 2咽痛 3腹が張る 4臍腹痛 5インキン陰嚢掻痒 6痔 7睾丸脹痛 8血便 9手足の痛み 
10痛風 11膝腫れ痛む 12おでき 13ニキビ 14乾癬 15帯状疱疹 16膿疱 17経期延長 
18四肢腫脹 20水疣(軟疣) 21痰核流注(粉瘤) 22水疱 23腹水 
1花粉症(眼痒) 2頭重 3瞼のただれ 4多汗症 5手足汗出 6頭のふけ 7体臭 
1手足のしびれ 
1口が粘る 2鼻水 3小便量少不利 4しみ褐斑 5手指の湿疹 6浮腫 7咽痛 8小便が濃い 
1いぼ疣 2さめ肌 
1足なえ 2しっしん湿疹


<相談例> ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >左耳のつまり感(水が入った感じ >鼻づまり感(透明で粘り気あり >鼻血 >耳がまれに痛い 肝経は耳を通るのでよく耳の病変と関係があります。 この経絡に湿熱が停滞すると(肝経は湿熱と親和性が強い)中に水がたまって 耳内圧が高くなり詰まった感じがしたり耳痛にもなります。 湿熱はまた肺経の鼻をも犯し鼻涕黄稠となり鼻血にもなります。 >小便の切れが悪い >顔斑点(しみ)  冬全身かゆい 肝経は下半身では陰器をまとい、湿熱により小便の出が悪くなります。 シミは肝斑というくらいで肝熱の現れ、皮膚が痒いのは湿熱に風が重なったからです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >子供の頃から重い蓄膿症でした。 >鼻の中が腫れっぽい >師骨洞内が腫れて疲れと強い眠気 >鼻づまり 濃い鼻汁 >耳から汁がでる(食事後、起床時に多量の汗が耳から出る。黄色かオレンジ) 足の少陽胆経という経絡は耳の前後・頚の横・顎部を廻り、 鼻の病気とも密接な関係があります。 鼻汁・耳汁などは「湿熱」の産物です。(湿熱搏結化腐生膿) 胆経や肝経に湿熱が停滞すると胸脇苦滿・目赤・口苦・咽干・大便秘結・ 小便黄・舌苔黄膩などの症状が現れます。 本来は清明であるはずの胆経がこの湿熱によって塞がれると >だるい 気がふさぐ 健忘症 怒りっぽい 汗が出る 寝汗をかく 不眠 となります。(湿蔽清陽) それで今のような場合を「肝胆湿熱の鼻塞・耳内流膿(膿耳)」といいます。 漢方ではまた蓄膿の事を「熱が脳に移って鼻へ垂れて来るのが鼻涕である」 と表現しています。 それで集中力が無くなったり、イライラしたり気が塞いだりするのです。(頭昏) >とにかく口が乾く >ゼイゼイ音がする(深いとこから痰がでる。青黒く淡い色粘っこい) >便秘と下痢をくりかえす >くびや肩が凝る(後頭部から首の付け根が毎朝固い) >時々生卵で発疹、吹き出物が多い 湿熱はまた口乾・粘痰・便秘・凝り・発疹の原因ともなります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >自分では最近体調も悪く、出るべくして出た症状のようにも思えます。 >体重が増え体を重く感じます >強度の脂肪肝と診断され、体質的なものもあるとの事。 おっしゃる通り脂肪太りを何とかしてください。 欧米式食生活の習慣がもたらした弊害の一つでしょう。 それらの食べ物は必ず脾胃の消化機能を疲労させ、「内湿」が生じます。 それはやがて熱をはらみ、「湿熱」に変化します。 この湿熱が蘊蒸して眼睛を曇らせると飛蚊症になります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >生理前のニキビ 生理の直前は気血がもっとも旺盛になる時です。 この時期にニキビが出るのは生理と関係が深い衝脉・任脉に発散しきれないほどの 火鬱があるという事です。 衝脉・任脉は肝経とつながるので、これは「肝経熱証」になります。 >バルトリン腺炎 >おりもの >尿が濁る 肝経は陰器をまとうので陰部の疾患は肝経と関係があります。 肝経は「湿熱」が溜まりやすい経絡です。 >足の裏がほてる (時々) >発疹 斑点(しみ) かゆい 湿疹 さめ肌 ただれ 水泡 おできや化膿 にきび >舌苔が厚い >汗っかき  寝汗をかく  頭痛  頭が重い  目が痒い  鼻が乾く これらはみな肝経の湿熱が原因と考えられます。 >下痢 お腹が冷えて起こる下痢と違って湿熱性の下痢は大便が粘ったり悪臭が強くて性質 が悪いですね。 糖類、辛辣もの、肉食類を避けて湿熱ができるのを防いで下さい。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >慢性中耳炎(耳鳴り、耳が痛い、耳垂れがでる) >特に耳鳴りがひどく、6ヶ月間続いているため、精神的不安定な状態。 「耳垂れ」というのは排膿がある、と言う事ですね。 とすると「膿耳」のことです。 細菌感染症ですから何はともあれ先ずこれから治さなければなりません。 耳をまとう経絡は手の少陽三焦経と足の少陽胆経で、どちらも少陽経です。 中耳炎があるという事はこの二つの経絡に病変がある事を現しています。 その最初の病因は六淫(風・寒・暑・湿・燥・火)の一つか二つだったのでしょうが、 内因と結びついて慢性化したのでしょう。 慢性病を治療するには内因を何とかしなくては進みません。 二つの少陽経に影響を与えている五臓は「肝」で六腑は「胆」です。 この肝胆に「湿熱」が居留すると「肝胆湿熱」となり、 経絡症候として耳が腫れて痛んだり膿を流したりするのです。 >慢性リウマチ これも「湿熱」と深く結びついていますから、一つの治療は他の治療になる事もあります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >滲出性中耳炎 >たまにお腹や陰部をかゆがる 耳をまとう経絡は手の少陽三焦経と足の少陽胆経で、どちらも少陽経です。 中耳炎があるという事はこの二つの経絡に病変がある事を現しています。 二つの少陽経に影響を与えている五臓は「肝」で六腑は「胆」です。 この肝胆に「湿熱」が居留すると「肝胆湿熱」となり、 経絡症候として耳が腫れて痛んだり膿を流したりするのです。 また肝経は陰部をまとっていますから湿熱があれば陰部が痒くなります。 乳首を通る経絡は肝経です。 肝経は湿熱がたまりやすく、水泡やただれもその影響でしょう。 また肝経は陰部をも通っていますから「陰部が痒い」「おりもの」もあり得ます。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >1ヶ月半前から全身性の強いかゆみで、夜も眠れないほどです。 >目が痒い(朝、目やにがでて開かない) 目の周りが滲出液がでて、ガビガビになる >手足の冷えもひどく、風邪でもないのにゾクゾクします。 >脈が早い(脈が乱れる) >口が乾く 急性の「瞼縁炎(瞼弦赤爛症)」です。 >脇が詰まった感じ(左脇にゴルフボール大のしこり) 胸やけがする 吐き気がときどきある >便秘と下痢をくりかえす  陰部が痒い >左の腰のところがひどく痛みます。 原因は恐らく油気の多いものや刺激性の食物の偏食によって脾に湿熱が蘊積した為です。 >発疹  かゆい  湿疹  ただれ  水泡  おできや化膿  若白髪  ひどい乾燥 湿熱というのは内部が湿っているのに外側は乾燥していて、その典型的なのがアトピーです。 また熱があると「風」を呼び込み、アレルギー症状を発生します。 そのせいで掻痒が起こるのです。 急いで脾胃の消化機能を正常化して、内部の湿熱をなくしなければなりません。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >肌荒れ(にきび) >月経痛 ニキビは「湿熱」による場合が圧倒的に多いものです。 また月経は肝経との関連が密接です。 そして肝経は湿熱との関係が強いので結論として月経痛とニキビは同じ原因による場合 が多くなります。 >便秘 肝経はまた「疎泄」といってものの通過や排泄をもつかさどるので、これが機能しないと 便秘にもなります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 手にできる主婦湿疹は本当に困り者です。 >痒くなり、かくと赤くはれ、透明の汁が出て、傷があかぎれになり、 >痛みます。皮膚が乾燥すると、余計に痒くなります。 漢方に「鵞掌風(がしょうふう)」という変わった病名があります。 手のひらが鵞鳥の足のようにガサガサに荒れて痒くなる皮膚病で、 現代の主婦湿疹に似ています。 その成因には、 胃中火旺血燥 血不栄於皮膚 復以外受寒涼侵襲  以致凝滞不運而生風 成為此症。 (胃中の火が盛んになると血液が熱を持って乾燥し、皮膚に栄養が行かなく なる。加えて気候が寒くなると血行が悪くなり、風を生じて痒くなり、 この症状になる。) と言う風に書かれています。 手のひらは心包経の通るところで、血熱の溜まりやすい所です。 また肌肉は脾胃のつかさどる所で、手のひらの筋肉は胃中の火によって 熱せられます。 手は水仕事によってしばしば湿気にさらされます。 すると湿と熱が相打ち、湿疹を発します。 更に寒涼の外気の侵襲を受けると風を生じて掻痒感が起こります。 全ての原因は「胃中の火」です。 これがあなたのアレルギーの源です。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >皮膚が乾燥し、痛痒がある(とくに足、蕁麻疹のようなぶつぶつができる) これは一種の湿疹と考えれば良いのでしょうか。 皮膚が乾燥しているとのこと、それなのにブツブツが出るというのは何か矛盾して いるような症状ですね。 通常は湿疹体質は肌がべとついているものなのですが、条件によってはアトピー性の ように乾燥している場合があります。 当然、後者の方が悪質です。 そしてどちらも「湿熱」が原因です。 もともと「内湿」というものは“脾”の運化失調によって生じます。 そうなったのは食生活の不摂生に原因があります。 それが経時的に「熱化」して「湿熱」に変わっているのです。 湿疹の本家本元は“脾”にあります。 “脾は湿を憎む”といって、「湿熱」があると“脾”の働きが悪くなります。 これを「湿熱蘊脾」といいます。 また“脾は肌肉を主る”ので肌肉に湿熱の病変が生ずることになり、湿疹となっています。 これを「湿勝成毒」といいます。 発生部位が特に下肢ということになると「脾経の湿熱」が「肝経」にも及んでいるようです。 即ち「肝胆湿熱」を兼ねています。 肝経はまた婦人の月経と関係があり、湿熱などのために失調すると月経異状や帶下 (おりもの)をきたします。 「月経量が多い、おりものがある」と言うのは「湿熱下注」の結果です。 湿疹体質で皮膚が乾燥するのは「湿熱」において、[湿<熱]の場合です。 熱が多いために皮脂が乾燥して補充が追いつかないのです。 「よく喉が乾く」のもこの「熱」のせいです。 しかし「湿」もあるので少し口を潤せばもうそれ以上の水分は欲しくないはずです。 また「心(しん)は血液を主る」ので瘡瘍(できもの)の痛痒は心(しん)への結果の現れです。 即ち「諸痛痒瘡、皆心(しん)に属す」という訳です。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 顔首などの体の上部にできる湿疹は[湿・熱+風]の組み合わせが多いものです。 出たり出なかったりというのが「風」の性格で、掻痒を発する元凶でもあります。 いわばアレルギーそのものです。 「湿」はただれ、「熱」は赤みです。 風湿熱の三者が合わさって発疹となるまでにはそれなりの過程があります。 先ず脾胃に湿熱があるのが前提です。 昔の人は次のように言っています。 「酒を飲み、おいしいものや栄養価の高いものをたらふく食べ、食事が終ってすぐ横になると、 湿熱の気が化すことができず、腹部にたまって腹脹腹満となる。 このような熱が体内にできるのは、湿熱のものの多食によって脾の運化が失調し、 熱が鬱積して起こったもので、裏実熱閉の証候を呈する。 この熱は、甘いもの、おいしいもの、栄養価の高いものなどの過食によって、 脾が水湿を運化できなくなって起こったものである。」 >だるい これは「湿」の特徴です。 「脾胃は四肢をつかさどる」ので脾胃の機能低下が手足のだるさとなって現れます。 これを専門用語では「湿熱蘊脾」といいます。 体内に出来た湿熱が外部環境の湿熱や刺激的な食品・薬物などと遭遇すると「内外合邪」となり、 皮膚で発症するのです。 >アフター性口内炎がでる 「口は脾の竅<キョウ>となす」と言われています。 脾胃湿熱の異常が口にアフター性口内炎という湿熱性の炎症として現れています。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >両足の裏と右手の手のひらの一部に小さな水泡が毎日たくさんできます。 >……中の水(黄色っぽい)を出してしまうと、 >朝起きると、また水泡が大量に復活してしまいます。 >皮膚科に行って、菌の検査をしてもらったが、水虫の菌は見つからなかった。 >赤く変色して、他の部分よりもつるつるした感じでその上に小さな水泡がたくさんある状態です。 これは多分「掌蹠膿皰症」(しょうせきのうほうしょう)と言う病気でしょう。 一種の過敏性反応疹で、難症です。 女性は男性に比べて多く、30-50歳内に発病率がもっとも高いものです。 慢性扁桃腺炎、化膿性牙齦病、副鼻腔或いは其他の感染症があることが 原因である場合もありますが必ずしもそうとは限りません。 漢方では風熱火毒(アレルゲン)を外因とし、湿熱蘊結を内因として相互に影響 し合って成毒化したものと考えています。 よく見られるのは「胆経湿熱証」です。 皮疹の多くは足蹠より始まり、掻破すると滲液が出て、膿疱湿爛の重症となる。 このような熱が体内にできるのは、湿熱のもの(辛熱性の食べ物、甘いもの、 おいしいもの、栄養価の高いものなど)の多食によって脾の運化が失調し、 熱が鬱積して起こったものです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >手は冬もほてる。指に皮膚炎があり、……皮膚内に水疱(1ミリくらいのがいっぱい) >ができており(かゆみもある)、表面が乾燥して水疱が裂ける。 >かゆく、痛く、熱を持っている。 これは「汗疱症」というものかも知れません。 天気が温暖になると皮膚の汗腺が開いて、そこから黴や細菌などの侵入を受けやすくなります。 漢方ではそういう状態を「そう理疏松」といっています。(そう=[月奏]) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 自然界の風・火・暑・湿・燥・寒の「六気」の過多あるいは不足は 人の生命現象と極めて密接な関係があります。 この異常な六気を「六淫」といって発病の原因と考えています。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 六淫の中の「風・湿」が皮膚に欝滞(浸淫)して発散しないと水疱になります。(免疫力の低下) 現代中医学ではこれを「風湿鬱膚水疱」と読んでいます。 「そう理疏松」の状態を「そう理緊密」にしない限り、六淫を締め出す事はできません。 >足が冷える  むくみがある >くびや肩が凝る  肩の痛み >おりもの 上の三症状は“水湿”によるものと考えられます。 水湿はまた“痰飲”とも“水毒”とも呼びます。 四肢の停水は四肢浮腫となり、溢飲証といいます。 水湿が経絡に留まれば硬直や凝りになります。 水湿が腎や子宮にあれば下肢が冷えたり、帶下(おりもの)になります。 >いつもお腹が痛い。じっとしていて痛いのではなく、おへその辺りを押すと痛い。 水湿の病変には脾肺腎の三臓が関わっており、中でも「脾は生痰の源」と言って、 水湿の病変の根源です。(脾=膵臓・小腸) 臍腹部は脾の部位です。 脾の運化作用に異常があるからでしょう。 >にきび 水湿が長く留まると熱を帯びてきて、熱は更に風を呼び込みます。 これを「風熱挟湿」といい、ニキビや痒さになります。 去風除湿清熱の法にて風湿熱の三淫を除かなければなりません。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >ニキビ 顔にはほとんど出ないのですが背中、肩、などに出つづけております。 >特にビールを飲むと次の日体中に湿疹がでてしまいます >またアレルギー性鼻炎にも悩まされており春先の花粉症にも悩んでおります。 ビールは湿熱性の飲料で、飲んだ後に体内に「湿」と「熱」が残留します。 多分ビール以外にも色々な食べ物からも「湿熱」を受け取りやすい体質なのでしょう。 その為にアレルギー症状として湿疹や鼻炎が発症するのでしょう。 このように飲食に関する原因を「内湿」といって、常に脾胃の運化失調を伴い、 下痢をしたり又反動で便秘をしたりするものです。 体内に生じた「湿毒」は皮膚に流注し欝滞すると丘疹・水泡・潰爛などとなり、 またニキビ状にもなります。 これを「湿勝成毒」の現象と言います。 また背中は膀胱経の通り道ですので特に膀胱経に湿熱が停滞しやすいのかも知れません。 尿が遠く、濃いとか出渋るとか何か変化はありませんか? ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 歯茎が腫れる(虫歯)  歯茎から血が出る(虫歯)  口が乾く > 目が赤い  目が痒い > 出が悪い  切れが悪い  尿が濁る(あぶく) > かゆい  湿疹  にきび  フケ性 齲齒は口腔内の湿熱によります。 目は肝経がつかさどります。 また肝経は陰器をまとうので尿の出に関係があります。 湿疹は文字通り、湿熱が皮膚に現われたものです。 「肝経湿熱」といって、肝経と湿熱は結びつきやすいのです。 > 痩身;食べても肥らない。小学高学年ぐらいから、はっきりと痩せていた 「火」とか「熱」があると陰分を焼き尽くすのでなかなか肥れません。 (陰陽がバランス良ければ身体は中庸を得ます) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >頭皮の湿疹(9年): かゆい 頭皮がじめじめするときもあり、             かさぶた状のふけができるときもある >頻尿(1日10回) 整理用ナプキンにかぶれやすい >手がほてる 手のひらに汗をかく >むくみがある  足の裏がほてる   足の裏に汗をかく 湿と熱が体表に欝滞しています。 肝経という経絡は下半身や性器を通っているのでとかくこの湿熱と関係が深い。 足裏の火照りや発汗、むくみ、局部のかぶれは皆肝経に沿って湿熱があるための症状です。 >ドライアイ(2年): とにかく乾く  寝ているとき半目 >目がかすむ  目が赤い  目がまぶしい  目がひどく乾く  のぼせ 肝経はまた上部では目や耳、頭頂へと繋がっているので、それらの部位でも症状が出ます。 >にきび 体内に生じた湿熱は皮膚に流注し欝滞すると丘疹・水泡・潰爛などの「湿毒」となり、 またニキビ状にもなります。 これを「湿勝成毒」の現象と言います。 湿や熱を取り去れば或は甲状腺腫に対しても好結果がもたらされるかも知れません。 甲状腺も肝経の通過路ですから。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >白っぽい舌苔あり 歯の跡でガタガタしている >お尻だけがすぐに冷えて下痢をする ガスがたまりやすい 尿は近い方 これより「脾の気虚」による「湿」の存在が予想されます。 >膿のある小さいニキビや赤くて大きなニキビができ跡が残る >赤い  脂っぽい  目のかすみ、かゆみ 湿が上部の体表に停滞しているうちに外界の刺激(外邪)と結びついて「湿熱」に変わり、 ニキビや汗っかきになったようです。 根本原因は脾気虚です。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >かゆい  湿疹  さめ肌  ただれ  水泡  抜け毛  フケ性 >汗っかき  寝汗をかく アトピーにも色々なタイプがありますが、あなたのは特徴がハッキリしていて方針が 決めやすいですね。 普通、アトピーの人は汗が出なくて乾燥肌になるものですが、多汗で寝汗まで出るのは 汗腺が生きている証拠で治療は楽です。 >顔面 : 赤い  瞼がむくむ  目がまぶしい >便秘 >おりもの 肝経の湿熱が予想されます。 アトピーの中でもまだ慢性化していない亜急性期の湿疹タイプのアトピーでしょう。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >陰部もひどく荒れてます。 >足や手にいぼがたくさん出て、 >前髪の生え際(おでこと前髪の境界線)の部分の発汗量が他よりもやたらと多いです。 一般的なアトピーは汗腺が退化して無汗の状態が多いものですが少し様子が変わっています。 >乾燥して、ぱらぱらと皮膚がはがれます。リンパ液も出ています。 滲出液があるうちはまだ慢性化していない亜急性期の湿疹タイプです。 >軟便が続いています。 >小便の切れが悪い 陰部が痒い 湿熱が旺盛で皮膚だけでなく内部にも及んでいます。 おそらくこちらの方が火元でしょう。 疣は湿熱が原因です。 >射精の段階で快感が全くない >陰部もひどく荒れてます。 これは非常に珍しい症状です。 湿熱は肝経と結びつきやすいので肝経が循行する部位である陰器に症状が出たのですね。 ともかく大腸腑・膀胱腑あたりに停滞している湿熱をなくすれば、顔面や陰器への経絡上 の湿熱も減ってきてアトピー症状ともども性感も回復すると思います。 環境などの外部刺激は誘因ではありますが、湿熱を内蘊せしめたのは自分自身の素因です。 それは「辛香炙博(火へん),肥甘厚味」といって、贅食が根本原因です。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >小さい時からアトピーでしたが、今年の6月からの症状は 症状がだんだんひどくなっているのでしょうか、少し分析してみましょう。 >手の甲に水泡ができかゆい。 水疱ができるのは「湿熱」の段階です。 >ニキビ様の芯のあるものが2、3個両脇にでき、非常にいたい。 >小さく膿んだふきでものがいくつもできる。 化膿するのは湿熱が「毒」と結びついて「湿毒」になった段階です。 >(足の膝から下)は、皮膚がぽろぽろおちる。 >特に赤く腫れ、太もも、臀部はまだらに赤い。 発赤腫痛や落屑は「風」と結びついて「風熱」になった段階です。 総合すると風・湿・熱・毒の四つの要因が複雑に絡み合っていると考えられ、アトピー の中でも重症です。 一般的には風・湿・熱までで止まるのですが、慢性化すると雑菌による感染症が起きて、 風湿熱毒という最終段階に至るのです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >脚、手はジュクジュク >になったり、潤いがなくなりガサガサになりひび割れする。 1歳でアトピー性皮膚炎とはお気の毒です。 もともと「内熱」がこもりやすい体質のところへ環境的な「湿邪」が加わり、 内外の条件が合わさって「湿熱」が肌膚を浸淫するようになったのです。(内外合邪) 湿>熱 の場合には浸出液が出るし、湿<熱 の場合にはひび割れ乾燥します。 湿熱はしつこくて取り除くのに時間がかかります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >首・指にできた湿疹が治りが悪く、また日光に長く当たると湿疹ができてしまう 紫外線を代表とする風湿熱などの外因の侵犯を受けやすい体質というのは何でしょうか? 漢方では「内外合邪」という概念があります。 たとえば自分にもともと「内熱」があって、そこへ外因としての「湿邪」を感ずると 内外の熱と湿が合わさって「湿熱合邪」となり、発病に至るというものです。 湿疹も多くは内因あっての外因というのが本当の姿でしょう。 外因を防ぐほかに内因を除去する事に専心しなければなりません。 (ステロイドという強力な薬剤の場合は内因がなくとも外からの圧倒的な影響力に よって使わなくなった後にも余熱がリバウンドとなって残ります) そういう意味で慢性の「湿熱浸淫湿瘡」は内外の湿熱を除去するのが治療法になります。 熱が単独であるならば除去しやすいのですが、湿という粘滞性のものと結びつくと なかなか除去出来ないものです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >脱毛(頭皮がぶよぶよと柔らかくしていて中になにか >たまっている。赤く腫れた吹き出物ができて、それがおさまったあと、抜け毛が始ま >る場所は前と耳周りの即頭部発症してから15年くらい。) これは若しかしたら頭皮に出来る毛嚢炎([病<節])の事ではないかと思います。 立派な体格からして食生活面で過食気味の傾向はありませんか? 漢方ではこれを「髪際瘡」といい、多くは体質的に「湿熱偏盛,陽気偏亢」の人に見られます。 そしてその「湿熱」とは酒や脂っこいものや甘いもの(肥甘)の過食から生ずるものです。 15年もの長い間同じ症状が続くとはよくよく懲りないものですね。 粗食に切り替えて質素な食生活を始める事をおすすめします。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >尿が濃い >舌苔が厚い >カンジダにすぐなる これらから「湿熱」が想像されます。 アトピー性皮膚炎については諸説紛々で、その原因は不明です。 しかし素質として湿熱体質であればアトピーへ変化する事はあり得る事です。 痔痛や“おりもの”もそう考えると湿熱のなせるわざかと思えます。 湿熱はどうして生ずるかというと漢方の書物には「酒酪肥甘」のものを食べ過ぎて 脾胃を損傷したために「湿熱交阻」して滞留する、となっています。 脾胃が健運を失っている事は“舌苔が厚い・アフター性口内炎がでる・腹が張る ・腸が鳴る・切れやすい痰が出る・便秘”と一連の症状に表れています。 この内蘊せる湿熱に外から風が襲うと風湿熱邪が皮膚に結聚する事になります。 その内の熱が強ければ皮膚は潮紅するし、風が強ければ痒みや乾燥になり、 湿が強ければ腫脹になります。 風湿が結んで長期間を経ると腫脹の中身は粉瘤(アテローム)になるのかも知れません。 湿熱が結んで短期間のものがニキビです。 湿は陰邪で熱は陽邪ですから、二者が互いに裏で結びつくとその膠着状態は解き難い ものとなります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >手のひらと指間にできる湿疹に悩まされております。 >水泡は直径に1,2ミリぐらいで、粘性をもっています。 >手のひら、甲が真っ赤になるほど湿疹ができて荒れます。 これを漢方では「指縫湿爛」といい、湿熱が内にこもった状態です。 >腹が張る 水湿を捌くのは脾胃の運化作用ですから、飲食の乱れによって脾胃が失調していると そこに病理としての「水湿」が停滞します。 >頻尿(一日8-9回) 当然の事に水湿は水府である膀胱にも徴候を現します。 湿滞が慢性的になると熱が生じて、湿熱が結合して粘っこく消え難くなります。 「脾は肌膚をつかさどる」ので湿熱は皮膚に集まり、湿爛になります。 >顔に芯のあるおできができるようになりましたそれと体にも。 湿熱は容易に化膿菌などと結びつき、毒化します。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >無排卵月経 《辨証録・求嗣》には次のように書かれています。 「女(性)が子を生む能わざるには十病有り。一胞胎冷,二脾胃寒,三帯脉急,四肝気鬱, 五痰気盛,六相火旺,七腎水虧,八任督病,九膀胱気化不行,十気血虚而不能摂精。」 ここで六相火旺というのは「湿熱」が胞宮に侵入して「邪毒」になった場合です。 湿熱蘊結によって胞宮の気血が失暢して月経不順をきたしたのです。 >ぷくっとこれからにきびに発展しそうな赤っぽいにきびが多いです。 >顔、背中、首、お尻 この場合のにきびは湿熱外欝によるもので、 >大腸憩室炎 内外に湿熱の存在が予想されます。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >妊娠中毒症 妊娠中毒から肥満・浮腫みが始ったと思うかもしれませんが、その反対です。 肥満・浮腫みの本態である「水毒」こそが妊娠中毒の原因だったのです。 胎児がいちばん迷惑を蒙っています。 >吹き出物がひどいです。 >便秘 >夏になっても霜焼けが治りません >汗っかき(かなりひどく) >月経量が多すぎる これはみな「水湿」が色々な形で現われているのです。 特に水湿が熱と結びついた時が「湿熱」で、また「水毒」ともいいます。 >暴飲暴食をしなくてもみるみるうちに浮腫みだし、あっというまに肥満体型に もうとっくの昔から湿熱体質になっていたのですから今更少し位節制してもなかなか効果は 出ません。もっと徹底的に体質改善をしてください。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >乾癬  背中、足、腰、頭、顔以外ほとんど体全体に症状がでています。 もともと「湿熱」がこもりやすい体質だったのですね。 長年の内に湿熱から湿毒へと変化して肌膚へ現われたのが乾癬です。 >目やに >便秘  血膿の混じる便  尿が濃い  血尿が出る  痔の出血がある >月経量が多過ぎる  おりもの すべて湿熱が変化して現われたものばかりです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >顎の下が最初所々赤く腫れ膨れてきます。 >次に膨れ赤くなった箇所が顎から口の下、鼻の下まで広がり所々表皮がめくれ、 >更に切れ、血や粘液まで出てがきます。 これは「湿毒浸淫糜爛症」ですね。 夏から秋にかけての季節は湿毒が多いものです。 湿毒とは外湿と体内の邪毒が結びついたものです。 淡黄色清亮の脂水が滲溢して流れると、またその部位に新たに疱疹を発生し、 乾くと褐黄色の膿痂になります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 一番ひどいのは右手の中指薬指小指です。(今も完治していません) > ひどくなったのは2年程前(2007年2月)、初産の三ヵ月後くらいのことでした。 > 腰が一番重症で、 > 以前のようなアトピー性の乾燥などはなく、ぶつぶつ以外の皮膚は健康で、こういうタイプの発疹は初めてです。。 > 口が乾く おっしゃる通りアトピーではなく、かなり性質の悪い慢性湿疹ですね。 産後の血虚も関与しているかもしれません。 舌の映像から血虚もしくは陰虚の傾向が窺えますから。 これは湿熱から発展した「血燥」の部類です。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >リンパ液のようなものが出て、カサブタが幾重にも重なっているようで、 これは「湿毒」です。 ですから昔の人は湿疹の事を「浸淫瘡」とも言いました。 大抵は恣いままに肥甘厚味のものや香辛性のものの多食して、 体内に湿熱が溜まった処へ皮膚から細菌の侵入を許した為です。 皮膚からの細菌の侵入の事を「風」の侵入と言います。 “風は百病の長”というそれです。 >頻繁に腹痛を起こしますが、すぐに直る事が多いです。 >便秘と下痢をくりかえす 胃熱と湿が交阻し、湿熱となって脾を損傷するのです。(湿熱傷脾) 根本原因は脾胃の消化器系にあります。 それを漢方では「脾虚運化失職、水湿蘊阻肌膚」といいます。 脾胃の湿熱を取り除き、肌膚の風を去らなければなりません。 「治風には先ず治血すべし」という口訣の如く、血熱をも清涼に しなければなりません。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >耳の中が痒くなる(血が出るほどかいてしまい、 いろいろある中で殊に注意を引いた症状です。 これは「耳痒」といって皮膚湿疹の同類です。 >指の間の皮膚の爛れ >両二の腕の鮫肌 >目が痒い すべて「風熱湿毒」が体表に欝滞して気血の流れを阻害した結果です。 風が盛んだと痒みがひどく、熱が盛んだと耳道が潮湿し、火毒が盛んだと咽痛や発熱になります。 ではなぜ風熱湿毒に見舞われたかというと >部分白髪 短時間で突然大量の白髪になるのは常日頃から「肝気鬱滞」が大きかったからです。 これから見ると根本原因はこれでしょう。 >頻尿(出産してから) おりもの >足の裏がほてる これは肝経の湿熱です。 まとめますと 肝気鬱滞→肝経湿熱→風熱湿毒 の順になります。 よくよく酒色膏梁厚味(ごちそう)を戒んでください。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >口元かから鼻まわりがあかくなり、皮がめくれやすくなる。 >目尻がきれてくる。 《医宗金鑑》という書物に「面游風」という病気がのっています。 これは初めに顏がむずがゆくなり、肌が乾燥して白屑が生じます。 次いで湿熱が盛んだと痒くて汁が出るし、風燥が盛んだと目尻が切れたりします。 これは平素の辛辣厚味の食べ物の過食が原因で「血燥」となり、陽明胃経が 「湿熱受風」の状態になったからです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 特にあたしはすぐ汗をかき、体臭がすごくきになります。 体内の湿と熱が合わさって「湿熱」となると、それは皮膚へ薫蒸して汗になります。 この湿熱化した汗は通常のサラッとした汗と違って粘っこく濃厚です。 尿にも湿熱が溢れ出るので小便の色も濃いものです。 湿熱の源となるのは刺激性や脂っこい食品ですから、あっさりした食べ物を主に するように心掛けてください。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >鮫肌状のしみ(直径2・3センチ)が出現 >かゆみがあり、乾燥している。 >ニキビが発生。前触れもなく、いきなり白い膿状 >かゆい  湿疹  水泡(体調不良時、右手3本指に限り) さめ肌は乾燥性でニキビは白い膿を持っていて湿性、相反するような気がしますが 皮膚疾患ではよくそんな事が起こります。 それを「湿熱阻絡甲錯」といいます。 湿熱が経絡の流れを阻止するので皮膚の一方で乾燥を、他方で化膿や水泡を見るのです。 湿熱ですから夏は重く冬には軽いものです。 おもに刺激性で肥甘厚味のものを恣食しているのが原因です。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 黄連解毒湯(2ヶ月ほど服用) > ジュクジュクしていた患部がサラサラになり、 黄連解毒湯は体を冷やす作用があります。 これが有効だということは体に熱があるからです。 特に「湿熱」があります。 > 歯茎が腫れる 歯茎から血が出る 口が乾く  これも熱です。 > 発疹  斑点(しみ)  かゆい  湿疹  さめ肌  ただれ  水泡 > おできや化膿  にきび  抜け毛  フケ性  ドライなアトピーではなく、ウェットなアトピーですね。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >水イボ この伝染性の疣の形から漢方では「鼠乳」といいます。 湿と熱が皮膚上に結んだ状態であると考えて「清熱去湿」法をとります。 清熱去湿法には抗ウィルス作用が期待されます。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >唇の横が切れる両側 >鼻づまり 首から上の清竅(口・鼻・目・耳などの清気が出入りする穴)の病変の原因は内因のほかに 外界の病邪(外邪)の影響が強く関与します。 口鼻は経絡で脾胃とつながっており、脾胃は湿熱がこもりやすく、内側の湿熱が口鼻へ表出するのです。 こういう訳で脾胃湿熱は鼻炎となり、脾経湿熱は口角炎として現れているのでしょう。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >肛門の周りの皮膚)が化膿しているようで痛みがあります >イタ がゆいといった感じです。べたつき感があります。 >歩くたびにすれて痛いです。 >トイレのウォシュレットで洗浄すると左側の肛門付近がしみます。 肛門周囲ののカブレでしょうか、まだ瘡や癰などの化膿性のものにはなっていないようなので、 痒みとべたつき感から「風湿」に「熱」を挟んだ状態だと判断されます。 すなわち風は掻痒になり、湿は滲出潮湿になり、熱は痛みになって現れています。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >前頭部が重くて集中力がありません、いつもボーっとしています。 >鼻づまり  鼻水  濃い鼻汁  鼻がかわく  鼻血 「鼻は肺の外竅であり、喉は肺の門戸である」といわれます。 従って肺経の熱が原因である事は疑いありません。 ではこの肺経の熱はどこから来るのか? 「心火偏亢・脾胃積熱・肝胆欝火」のどれからも肺熱は持ち上がります。 >気がふさぐ >胃の辺りが痛い から考えるとこれは「肝胆欝火」が根本にあるようです。 肝胆は疎泄が上手く行かないと「湿熱」が欝滞し易いところです。 この湿熱が前頭部へ上がると脳を犯します。(肝胆湿熱,移熱於脳) その結果「鼻涕は多くなり且つ黄稠で臭味が有り,并せて頭昏等の症となる」のです。 肝胆欝火は更に耳へ入ると中耳炎になります。 いずれにせよ肝胆の疎泄が停滞する事が原因ですから体質的な改善をしなければなりません。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >目がはれたり、物貰いになったり 漢方では「熱気がまぶたにこもって,その熱と津液が相搏つ」(熱気客在眦間,熱搏於津液) 故に腫れ上がると説明しています。 すなわち外界からの細菌感染を外感風熱といい、風熱がまぶたを流れる経絡を阻害して 気血淤滞が起こる結果です。 風邪と同じで、かるく風熱を発散してやれば飛んでいってしまいます。 目が弱いのではなく、細菌感染しやすいので免疫性を高めてやればいいのです。 初期のうちに次のような処置をしてください。 処置が正しければその体験は必ず自己免疫に加味されます。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 発疹 かゆい 湿疹 おできや化膿 抜け毛 フケ症 > 汗っかき 寝汗、特に頭皮に多い > 顔:赤い 鼻づまり 鼻水 くしゃみ 濃い鼻汁 > 毎日2回出るけど便秘気味です 黒くて硬い便 小便の出が悪い 切れが悪い 尿が濁る > 腰がだるい 時々ぎっくり腰 肝経・胆経に「湿熱」が停滞する「肝胆湿熱」の証です。 > 尻に大きな粉瘤があったのを切除しました。耳たぶに小粒の粉瘤がたくさんできます。 粉瘤は漢方で「痰核」といい、湿熱が鬱結したものです。 > インポ 《痿論》に“陽明虚則宗筋縦”(陽明が虚せば宗筋ゆるむ)という言葉があります。 陽明とは脾胃のことで、脾胃に湿熱がこもって正常に働かないと宗筋(陰茎)がゆるむことになります。 これを「湿熱下注の陽萎」といいます。 > アトピー性皮膚炎……痒い症状は1年中です 湿熱が皮膚にこもって絡脉の気の流れを阻むので肌膚に栄養が回らず甲錯状態になっています。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > おならがひどくたくさんでることです > 手、足がひどく冷えます > 消風散で胃が痛くなりました。 > 胸やけがする > 胃の辺りが痛い  臍の辺りが痛い  腹が張る  腸が鳴る  食欲が無い 消化器、脾胃に原因があります。 > 尿が濃い  陰部が痒い > おりもの 脾胃不調から「湿熱」が生じています。(湿熱下注) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >ほとんど顎、口の周辺 >胃のまわりが痛い(おさえると) >舌苔が厚い(黄色) 口が乾く 口周は脾胃と関係があり、舌の黄苔は脾胃に「湿熱」の存在を示します。 >たちの悪い大きく痛い赤黒い感じのものがよくできます >触ると奥の方が痛い感じがあり、だんだん盛り上がって赤みと痛みが増して膿んできます 湿熱が高じると毒に変わり「湿毒」となり、膿となります。 >月経痛は昔からあまりなし 湿熱は肝経に生じやすいのですが、月経痛がないので肝経ではなく胃経の湿熱です。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 首のこり・のぼせ・顔面のほてり・異常な汗(首から上) > 怒りっぽい 午後から熱が高くなる 汗っかき 寝汗をかく > 口が苦い  口が臭い  舌がもつれる 口が乾く 首から上に熱があります。 > みぞおちの異常な冷え・手足の冷え それなのに中央部や下半身に冷えが認められます。 > 過敏性超症候群 7年前より便秘・ゲリを繰り返す それで長年の「便秘・ゲリ」が続くのでしょう。 このように体の上下を、中央部(心下)が区切っているのを漢方では“痞 (心下のつっかえ)”といい、 「上熱下寒」の症状になります。 中央のつっかえを取り外して、上下をかき混ぜ、冷えと熱に偏らないようにしてやれば均一になり、 症状が改善すると思います。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > かゆみがあり、掻くと皮が剥け、黄色っぽい水のようなものが出ることもある。 > 乾燥するとひび割れてしまってさらに悪化する。 > 硬い便ではなく軟便で粘質。量も少ない。排便後もすっきりすることがない > 小便の出が悪い > 肛門周辺に湿疹 > 耳の奥のかゆみ。耳垢がじくじくし(黄色くてくさい) > 汗っかき (特に脇の下) > 舌苔が厚い 通常の湿疹なら「湿熱」だけで、風や毒は伴いません。 上の症状からは「風熱湿毒」の全てが観察され、全身的です。 湿熱は肝胆の経絡に親しみやすく、肝胆経のまとう陰部や耳に症状が出ます。 また排泄や汗にも影響が出ます。 > 舌自体がぼってりと分厚い > 舌先が真っ赤 これも湿熱の表現です。 強力な清熱去湿・去風解毒剤で体内を一掃しなければ何時までも繰り返します。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥