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2009年1月26日月曜日

宮崎キャンプ最終日のフィンケ監督コメント

浦和オフィシャルが見難いので転載

宮崎トレーニングキャンプ最終日フィンケ監督

フィンケ監督 宮崎トレーニングキャンプ11日目を終えてのコメント
「私としては、さらにこのキャンプを延長してもよかったと思います(笑)。
選 手たちは非常に厳しい練習をこなしてきて体力的にも疲れてきていますので、そろそろ完全な回復期間を与えるべきだと思います。基本的に全選手が非常に強い 意志と素晴らしい姿勢を持ってこのキャンプに臨んでくれたと思いますし、みんなそれぞれ、なぜ自分たちがこのような練習をしているか理解してきたと思いま すので、そういう意味ではとてもいいキャンプができたと思います。
皆さんご存知のように、キャンプというのは現地の環境の良し悪しで決まってしま うようなところがあります。そういう意味ではこのキャンプ先は非常に素晴らしいところだったと思っています。このキャンプを企画した担当者に非常に感謝し ていますし、褒め称えたいと思っています。なぜかというと、彼が本当に素晴らしいキャンプ先を用意してくれたからです。私が出していた条件がいくつかあり ます。例えば素晴らしい宿泊先、しっかりとした練習ができるピッチ、走り込みができるロード、そういうものがすべてクリアされていましたので、本当に素晴 らしい環境の中で練習を行なうことができました。担当者に感謝したいと思います。
そしてこのキャンプ先で長い間、選手たちとともに長い時間を過ご したことによって、彼らのことをさらによく知ることができました。彼らがどこのポジションでどういうプレーができるのか、選手としての特徴、人間としての 特徴、考え方、また彼らが自分で考えているサッカーのスタイルがどこで合うのか、適応性を見せていけるのか、いろんなことについて選手たちのことを見極め ることができたのはすごく大きなことだと思いますし、このキャンプによって、私が今後、選手をいかに使って新しいチームを作り上げていくかということが見 えてきたと思います。
このキャンプにおいては、体力的な土台を作り上げるというのが非常に大きなテーマだったのですが、このようなキャンプでは必 ず選手の精神面も見えてきます。例えば厳しい追い込みをすることによって、体力的に限界の近くのところまで負荷が与えられるわけですが、正しいタイミング で選手が自分で休みに入る、つまりこれ以上の負荷を与えられないように自分から自己責任でストップを言えること。ただし、すぐ簡単にあきらめない、適当な ところで止めない、強い意志を持って練習をしっかりとこなせる。すなわち、いつ、どこまでできるかということと、前もってあきらめない、この精神力と意志 を見ることができます。なぜならサッカーはシーズンを通して非常に厳しい時期もありますし、強い精神力が必ず選手に求められるからです。
ケガ人に関しても、それほど大きなケガ人がキャンプ中に出たわけではありませんし、3人のGKを含めた合計24人以上が毎日チームで練習を行なうことができました。
私 としては、非常に大切な一つの目的があったのですが、それは新しく出来上がったコーチングスタッフがどのような形で仕事をしていくかです。そのことに関し ては非常によく見極めることができましたし、実際にヨーロッパから来た3人のコーチと、日本にいた3人のコーチがとてもいい協力関係を築くことができたこ と、そしてとても効果的に、効率的に仕事を進めることができました。これはすごく大きなこのキャンプの収穫だと思っています。なぜなら、新しいスタッフと 今までのスタッフが交ざる場合は必ずしもうまくいくとは限らないからです。そういう意味ではこの6人のコーチは非常にうまくいっています。
それか ら、それ以外のクラブの担当者、メディカル部門、用具部門、運営部門、広報部門の各スタッフと私たちコーチ陣が非常に密な関係を持って情報交換することが できましたし、このクラブでいい仕事をしていくことが可能だということを確認できたことがこのキャンプの成果ではないかと思います。チームとの関係を築く のも大切だったのですが、同じように各スタッフとの関係を築くのも大切だったのです。
ですので、今後も質の高い仕事をしていきたいと思います。その土台は築けたと思っています」

(宮崎トレーニングキャンプ中に、日本人のメンタリティーで何か新しい発見はあったか?)
「3ヵ月前には、3ヵ月後に日本のこの場所で仕事をしているとは想像もしていませんでした(笑)。そういう意味では毎日のように新しい発見がありますし、メンタリティーについての発見もありますが、詳しくはこの場で言えません」
(今日の午前中のトレーニングが終わったときに全員が輪になってみんな一緒に手を叩いた〈一本締め〉。これについてどう思うか?)
「今 日初めてそれをやったときに、練習初日に神社へ行ったことを思い出しました(12日、調神社)。あのときも私はチームの前に座って、藤口代表と同じよう に、あのときは2回でしたが、手を叩かなくてはなりませんでした。そういう意味で非常に興味深い儀式を2回やることができたと思っています。基本的に言え ることは、やはりどこの国へ行っても、その国の文化、伝統というものがあるわけで、もちろんそれは尊重しなくてはいけないものだと思っています。
そ して今日、これ(一本締め)をやったことによって思ったのは、同じ伝統と文化の中で育った人間が、同じ意識を持って、同じことをやって、みんながこの意味 を理解しているということです。そういう意味では、文化そして伝統から生まれる共通意識というのは非常に興味深いものです」
(これから3日間、当然何人かは練習をするだろうが、その指導はどうするのか?)
「も ちろん私たちのスタッフの誰かが現場に行って、選手と一緒にメニューをこなしていきます。こちらの方からしっかりとしたメニューを作成して、選手に渡しま すので、選手はやはり時間どおりにピッチに立って、私たちの指導の下、しっかりメニューをこなすことができると思います。選手によってはこのキャンプで やっていたメニューの延長になるかもしれません。
毎日のように1人もしくは2人のコーチが現場に行って、それぞれの練習を確認しながら選手たちを 指導することになります。なぜかというと、プロの選手たちはもちろんそれぞれの体をケアしなければなりません。ただし、よくあるパターンとしては、ケガを している選手たちが焦りすぎてしまって、早くチーム練習に復帰しようと思って逆に必要以上の練習をこなしてしまうことがあります。ですから私たち指導者と しては、そういうことが起きないようにしっかりと現場を確認しながら、選手たちに正しいタイミングで正しい負荷をかけなければいけないと思っています」
(ケガ以外の選手にも全員、オフの間のメニューを渡すのか?)
「す べての選手にメニューを渡すわけではありません。私の考えでは、このキャンプで90パーセント以上の練習に参加することができた選手は完全に回復をするべ きだと思っています。ですので、この期間の彼らの練習は回復練習のみになります。もちろんいつでも大原の施設に来て自転車をこいだりすることもできます し、私の許可なしで、各トレーナーとアポイントを取って、マッサージを受けるなど体のケアができるようにということにはしてあります。そして先ほどお話し した、コーチが現場に行って練習をする選手は、このキャンプで90パーセント以上をこなせなかった選手たちになります。彼らは個別の練習をピッチでもやる ことになるでしょう。
正しいタイミングでの休息というのは、練習の一部なわけです。今回、私たちは非常に厳しい練習を続けてきましたので、そういう意味では72時間以上の休息が選手たちに与えられるべきだと思います」
(このキャンプで作ったベースをどのような形で第二次トレーニングキャンプにつなげていくのか?)
「重 点がまったく違うものになります。第二次キャンプで私たちにとって最も大事なものはチーム戦術だと思います。戦術的な土台のことなのですが、チームとして の守備のやり方、攻守の切り替え、攻撃のビルドアップの仕方、1対1の状況、コンビネーションのやり方、チームとしての全体の動き方、そういうことをゲー ム形式の練習でやっていくわけですが、それをこなせるためには選手たちに体力的な土台が必要だったのです。なぜかというと、こういう練習では1人の選手が 少なくとも40回から60回のスプリントをこなせなくてはなりません。40回、スプリントしていないにも関わらず、ボールコントロールができなくてボール がどこかへ飛んでいってしまうようでは、こういうチーム練習に参加することはできないと思います」
(二次合宿の練習試合は高校生や大学生よりも上の相手か?)
「で きる限りいい対戦相手とゲームをやりたいというのはもちろんあります。プロのサッカーチームであればそれに越したことはありません。今の予定では韓国の チームと少なくとも1回は対戦することを考えていますが、現在私たちのスタッフが調整中ですから、この場で確定したことをお話しすることはできません。や はりプロのサッカーチームと対戦することによって、質の高い試合をこの時期にやることは必要だと思います。
ただし、何があってもプロのチームでな くてはいけないというわけではありません。なぜなら今回日本に来て気が付いたのは、大学生のチームというのも比較的いいレベルにあり、特に体力的な面では 大学のチームも非常に優れたものを持っているということです。今回対戦したチームも、チーム全体が非常にいい動きを見せていて、選手たちの体力的なベース もしっかりしていました。ですから、もしプロとの対戦が難しい場合には大学生が相手でも問題はないと思います」
(原口は今後、ユースでもプレーさせるのか?)
「今 のところ私は、彼がユースの試合に出るということを考えていませんでした。今後、クラブ内で話をする必要がありますが、基本的には、私はこのチームの一員 として彼を考えていたので、ユースの試合に送るということを考えていませんでした。そして今後、彼のパフォーマンスが今までどおりだんだんよくなっていく のであれば、高い確率で、彼がユースの試合に出ることはないでしょう。また出る必要もないでしょう。もちろん彼のパフォーマンスがだんだん悪くなっていく のであれば、ユースの試合に出ることもあるでしょう。
彼もこのチームに所属している才能ある選手の1人です。私はたくさんの才能ある若手と仕事を してきたので経験がありますが、私の考えとしては、若手の選手たちが流れ星のようにならないように、つまり非常に輝いてすぐに消えてしまう流れ星のように ならないように考えています。一つの考えとしては、最初はものすごく派手に光らなくても、非常に長い間宇宙で輝く星になれるように選手たちを育てていきた いです。なぜなら流れ星になってしまうと、短期間の間に非常に騒がれるかもしれないけれど、消えてしまうのも早いからです。そうならないように、私は若手 の選手たちを最大限サポートすることによって、彼らが自分たちの才能を生かしていい選手に成長できるようにしたいです。
このチームには多くの若手 の選手がいます。彼を最大限サポートして、プロとしてのいい道を進むようにしてあげたいです。だからこそ、彼らはできる限り、私たちのプロのチームの一員 として行動することが大切だと思っています。ですので、彼がユースの所属選手としてユースの試合に出るということはまったく考えていませんでした」
(キャンプ中、1人が150kmぐらい走ったということだが、体力作りとしては満足しているか?)
「7 月頃にJリーグの中断期間があると思います。そのときにもう一度体力測定をやります。そうすれば、いかに選手たちが向上したか、数値を改善することができ たか、自ら確認することができるでしょう。私は今回の準備期間をできる限り早いタイミングで始めたことをよかったと思っています。選手たちもしっかりと準 備をすることの重要性を理解してくれていると思います。今まで素晴らしい姿勢で練習メニューに取り組んでくれました。ですから努力は報われる、ということ で、これでもう終わりにしたいと思います(笑)」

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2009年1月24日土曜日

宮崎キャンプ8日目のフィンケ監督コメント

浦和オフィシャル見難いので転載

宮崎トレーニングキャンプ8日目フィンケ監督

フィンケ監督 宮崎トレーニングキャンプ8日目を終えてのコメント
「今日の試合は観客にとってはとても面白くないゲームだったかもしれません。実際のところ、選手たちにとっても楽しく、気楽にできるようなゲームではありませんでした。なぜなら非常に疲労がたまっている状態で試合をしなくてはならなかったからです。
選 手たちは8日間以上、ハードなメニューをこなしてきました。計算してみるとすべての練習に参加した選手は、140km以上の距離を走っていることになりま す。それでは疲労がたまっているのは当たり前ですし、そのような状況で練習試合を組めば、今日のようなパフォーマンスを見ることになります。
監督 としては、こんな状況で試合をやるべきなのかどうか、どういう意味があるのが一つのポイントになります。私としては基本的に試合を行なうことに賛成です。 ドイツでもこういう状況で積極的に試合をやってきました。ただし相手は今日のチームよりもレベルの低いアマチュアの下位リーグのチームでした。なぜなら、 そういう相手ならいくらこちらの選手たちに疲労がたまっていても、負ける心配はありませんし、アマチュアの選手たちや一般のサポーターにしてみればプロの 選手と身近に接することができる機会になります。また、このような体力的に負荷がかかっている状況で試合をすると、どの選手に強い意志を感じられるのかが 分かってきます。プレッシャーがかかっている状態、自分の体が疲れているときに、どういうプレーをするか、いかに簡単なプレーをするか、そういうことを見 ることができて興味深いです。
ですから、この時期のトレーニングマッチは入場料を一切取らないようにしていました。またプロのチームがアマチュア と対戦するときにはお金を払ってもらうということもあるわけですが、私はそういうことは一切しませんでした。なぜならこちらは準備期間であり、100パー セントの状態で試合に臨むことができないからです。そのような状態で観客の皆さんから入場料を取ることはフェアではないからです。
先ほども言いましたが、体力的な負荷がかかっている状態でのプレーというのは選手たちにとって厳しいところがあります。しかしそういう中で選手たちのプレーを見ることによって、彼らの強い精神力が問われると思います。
ま た今日の試合は、みんなある程度いい動きをしていましたし、原口が軽い打撲を負ったのみで、それ以外はケガもありませんでした。ですから今回のキャンプで はそれほど大きなケガもありませんでしたし、この後も予定どおりのメニューをこなすことができるでしょう。あと1回、森の中でクロスカントリーを行ない、 少なくとも1回はゲーム形式の練習を行なおうと思っています。
レッズはJリーグの中で最も早く始動しました。その理由の一つは、このキャンプの後 に、3日間の完全なオフを選手たちに与えたかったからです。そこで体力的にも精神的にも回復して、次の練習に向けてしっかり体調を整えます。ここまでで体 力的なトレーニングを終えて、2月以降は戦術的な練習に入ります」

(闘莉王選手の練習試合出場について)
「闘莉王はポジショニン グもしっかりしていますし、戦術眼もありますし、しっかりしたパスも出せる、非常に優れた選手だと思います。今回復帰をして、ゲーム形式の練習にも参加し ていくことになりますが、私の考えるゲーム形式の練習より、彼のようなセンターバックのポジションの選手にとっては、今日のような相手との試合の方が負荷 は少なかったと思います。ですから今日の試合に出ることは、彼にとって大きなリスクではありませんでした。
今日は他の選手と比べて闘莉王の方がコ ンディションがよかったと言えます。しかし、それはコンディションが上がっているということではなくて、他の選手はこれまでの練習の負荷が大きかったのに 対し、彼はリハビリで個別練習が長くて負荷が少なかったからです。ですから今日はピッチ上で他の選手よりパフォーマンスがよく見えたかもしれません。しか し、それは他の選手の疲労がピークに達しているからです。
闘莉王はレッズにとっても日本代表にとっても大切な存在です。しかし、今、チームとして 行なっている練習はすべて3月7日のJリーグ開幕と、今季1年間を戦うための準備です。先ほど140kmの距離を走ったという話をしましたが、2月11日 の試合のことを考えれば、今週140kmを走っても意味がないことです。そう考えると彼がオーストラリア戦に出たいのならば、別のメニューで練習する必要 があるということです」
(監督はショートパスをつないで相手を崩す、というコンセプトをお持ちだが、闘莉王のロングパスは気にならないか?)
「ショー トパスをつないで相手を崩していくというのは確かに私の一つの考えですが、ショートパスのみで崩していくわけではありません。ドイツでは、ショートパスを 3回続けたら4回目のパスはロングであるべきだ、と言います。なぜなら正しいタイミングで正しい方向へのロングパスは効果的ですし、意味のあることです。 もちろんショートパスがベースにあるのはもちろんですが、ロングパスを蹴ってはいけないということはありませんし、ロングパスをいかにうまく使うか、とい うためにショートパスを続けることもあるのです。
GKからパスを受けたセンターバックがまずロングパスを選択するというのは、私たちの考えにあり ません。まずショートパスをつないでいって正しいタイミングでロングパスを有効に使っていきます。矛盾しているわけではありません。ショートパスなくして ロングパスはないし、ロングパスなくしてショートパスはないのです。あとはそのバランスの問題です。
闘莉王は優れた選手ですし、私たちにとって大 切な選手です。しかし今はオーストラリア戦が頭にあることも理解できます。私としてはオーストラリア戦に闘莉王と達也が出場して活躍し、日本代表をワール ドカップ出場に導いてくれれば大変うれしく思います。これは日本代表チームにとっても、日本のサッカーの将来にとっても大事なことです。また私たちの選手 にとってもワールドカップに出られるというのは非常に大きなことです。
そしてオーストラリア戦が終われば彼らはクラブに戻ってきます。そうすれば優れた選手たちですから、私たちのチームのプレーに融合できると思います。
また阿部も同様ですが、残念ながらケガをしていて今回の代表戦には出場しないでしょう。クラブでしっかりしたシーズンの土台を作っていくことになります。 
先 日、日本代表の岡田監督と電話で話しました。内容に関しては言えませんが、非常にポジティブなお話ができました。今後もレッズは日本代表選手を送り出して いくでしょうから、今後も連絡を密にとっていくでしょうし、個人的にも日本代表を応援したいと思います。また代表選手にとっても、代表監督とクラブの監督 が情報を交換しているということは非常に大事なことだと思います」
(闘莉王に特別メニューを与えるのか?オーストラリア戦に出場させるのか?)
「彼 がこれまでのような回復を見せてコンディションが上がっていくなら、このキャンプが終わった後、比較的早いタイミングで代表の合宿に合流することになるで しょう。そこで準備をしていくことになるでしょう。もし、また痛みが出たり、回復が思わしくなかったりすれば話は別ですが」
(このキャンプの目的として、チームのまとまり、ということも挙げていたが、ここまでのところその目的は達成されたか?)
「私が見ている限り非常にいい方向に進んでいると思います。全選手が非常に高いモチベーション、そしてポジティブなモチベーションを持って、一つの方向を向いて動き始めていると感じています。
また選手だけではなく、コーチングスタッフ、マテリアルスタッフ、メディカルスタッフなど全関係者が同じ方向を向いて進んでいると思います。ですからこのキャンプは大きな成功だったと思います。
た だしそれは私が日本人のメンタリティーを理解していないための勘違いかもしれません(笑)。このキャンプで見ることができた選手たちやスタッフの仕事への 姿勢、モチベーションの高さ、仕事ぶりなどが、日本では当たり前のことなのであれば、日本人の基本的な仕事に対する姿勢には素晴らしいものがあるというこ とで非常にリスペクトを払いますし、それはそれでプラスの意味で大きな驚きですが」
(オーストラリアキャンプが中止になったが?)
「詳細 な情報を集めた結果、そういう決断をしました。現地のグラウンドのピッチ状態を詳細に写真で送ってもらった結果あまりいい状態ではないことが分かりまし た。また宿泊先からグラウンドへの移動時間などを考えると、私が思っていたほど最適な場所ではないということが分かり、そこで別の場所にしようということ になりました。
当初はヨーロッパでのキャンプを考えていました。しかし時差の問題や移動時間などを考えると、その分練習のための時間が失われるこ とになります。そこで時差や移動時間が少ないオーストラリアにする方向で進めたのですが、調査の結果、先ほど述べたような理由で、オーストラリアをキャン セルしました」

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2009年1月21日水曜日

宮崎キャンプ6日目のフィンケ監督コメント

浦和オフィシャルが見難いので転載

宮崎トレーニングキャンプ6日目フィンケ監督

フィンケ監督 宮崎トレーニングキャンプ6日目を終えてのコメント
「今のところ誰もキャンプに来てケガをしていません。今日の試合中に細貝が何度か足を触っていましたが、ドクターに確認したところ、筋肉が少し張っているだけで別に問題はなく、今後の練習メニューはこなせることです。
今 は準備の期間だということから言えば、体力的な負担も多いわけですからみんな疲労がたまっている状態です。ですから今日の試合でも、ものすごく大きな期待 をしていたわけではありません。この時期で大切なのは、可能な限りパスをつないでコンビネーションプレーを見せていくことでした。ものすごく質の高いプ レーをこの時点で求めているわけではありません。
今後の練習についても、スポーツ生理学的に言って正しい負荷を与えていくことで、できる限り選手たちがケガをしないようなメニューを組みたいと思っています。もちろん残りの日程でも厳しいものになるのは間違いありません。
しかし選手たちは自らの体で感じることができるでしょう。努力は必ず報われるということを。
昨 日の午後のクロスカントリーコースでのトレーニングは、体力測定の結果がなければできない練習メニューでした。選手に正しい意味での非常に高い負荷を与え ることができました。その分、今日の試合の相手が高校生でよかったと思っています。この時期にレベルの高い相手と試合をすると、よけいな負荷を与えてしま うからです。
ハードな練習が続いていることは確かですし、選手たちには強い意志が求められます。しかし昨日の練習に関しては、体力測定の結果がな ければできなかったということ。この体力測定の重要性を理解してほしいのです。なぜならば、選手たちに非常に厳しい負荷を与えていくのは当然のことだと思 いますが、ある一定のレベルを超えるとケガをしてしまうからです。そういうことが起きないためにも、前もってスポーツ生理学的な根拠に基づいたメニューが 組めます。これが質の高い仕事をしていく上での土台だと思っています。
明日のトレーニングもそれほど大きな負荷はありません。午前中は、ボールを 使った楽しい、疲労を忘れさせてくれる練習メニューになります。今日の試合も、それぞれの選手のプレーの内容や質の高さを評価しようというものではありま せん。いつものボールを使ったトレーニングの延長で、45分間正しい負荷を与えるための練習でした」
(今日のトレーニングマッチでは何も制限がなかったようだが、その狙いは?)
「選 手たちに伝えたのは、相手のボールのときは中盤のゾーンからプレスをかけていこうということでした。今回は一切の規制をしませんでした。逆にCKのとき は、時間をとってゆっくりプレーするように言いました。そのことで短い休みが取れます。クレバーな試合内容にすることによって体力的にも無駄な負荷をかけ ないようにしました」
(相手の監督に何か戦術的な要請をしたのか?)
「鵬翔高校は30分を3本やりたいと言ってきましたが、45分を2本にしてもらいました。その代わり相手の交代は自由で構わないとしました。それ以外に戦術的なことでは、私からはお話をしていません」
(誰もケガがないということだが、別メニューの選手が数人出ているが)
「みんなキャンプの練習とは関係のないケガです。特に啓太に関しては、こちらに来る前にできたマメがつぶれてそこからバイ菌が入ってしまったようです。彼は練習への意志を見せていたし、素晴らしいトレーニングをしていたので残念です。
堀之内は、18日のトレーニングマッチで相手と接触した際にヒザに痛みを感じました。練習メニューが原因でのものではありません。セルヒオも闘莉王も阿部、アレックスらは前シーズンのケガからの回復がまだできていないということです。
こ こには素晴らしい環境があります。宿泊施設の近くに砂浜があり、毎朝7時半から回復のための練習をしています。午後の練習は自転車で往復しています。これ も回復練習です。そういうことを定期的に行なっています。それと私たちのメディカル部門のスタッフが毎日選手のリカバーをしています。とても大きな負荷を 与えているのに、それによるケガが出ていないのは回復も同時にやっていることの成果だと思います」
(闘莉王や阿部の動きはいいようだが復帰のメドは?)
「そ れは私1人では決められることではありません。あくまで選手たちのコンディションがすべてです。ドクターやトレーナーが毎日仕事をしていますし、彼らはで きる限りのことをしていますが、回復というのはすべて予定どおりいくわけではありません。いつチーム練習に復帰できるかについては、いろいろな動きが 100パーセントできるようになってから、ドクターが判断しないといけません。
指導者の中でよく知られているルールですが、相手のいないところで完全な動きができたからといって勘違いしてはいけません。3週間休んだら、3週間以上やらないと復帰できない、という経験に基づいたルールがあります。これはスポーツ医学的に見た事実なのです。
例 えば前十字じん帯を損傷した場合、通常は練習に復帰するまで6ヵ月かかります。それから元どおりになるまで少なくとも6ヵ月、7ヵ月かかります。つまり1 年以上かかるものなのです。これは選手にとっては厳しい現実に聞こえますが、これが医学的に見れば正しい情報なのです。
ただし早く復帰したいと選 手が思うのはいいことです。なぜならその選手のメンタルの強さを表わしているからです。しかしそれと医学的事実は別なのです。選手たちが希望して早過ぎる 形で試合に出てしまうケースが多いですが、その場合、早く復帰し過ぎて悪くしてしまうことがあるのです」
(若手の調子がかなりよさそうだが)
「経 験の豊富な選手を走らせるのは、若い選手の努力と頑張りだ、という言葉がドイツにあります。若手が頑張るのはチームの将来を考えれば非常にいいことです。 経験のある選手がそれによってプレッシャーをかけられるからです。そうすると危機感を持って練習に臨むでしょう。それがチーム全体としてのさらに高い質を 求めることができます。ベテラン勢は試合に出て当たり前と思わなくなります。
レッズには才能あふれた若い選手がいるのは事実ですし、そう認識して います。彼らは年上の選手にプレッシャーをかけてポジションを取りにいくでしょう。一方、年上の選手たちにもまだまだたくさんのポテンシャルを感じていま す。彼らは非常に素晴らしい経験がありますし、まだまだ実力を伸ばすことができると思っています。こういう状況になれば、さらにレベルの高いチーム作りを 目指していけるでしょう」
(昨日の日本代表戦の感想を)
「いかに格下の相手に大差で勝つのは難しいか証明されたと思います。イエメンは守 備を固めることによってできるだけいい結果を出そうとしたと思います。そういう意味では、イエメンの目標はある程度達成されましたし、日本代表も自らの義 務を果たしてある程度いい結果を残すことができたと思います。
達也が点を取ったことは喜ばしいです。攻撃の選手にとって最も優れた薬は得点だからです」
(闘莉王はもう1ヵ月半くらい通常の練習をしていないが、先ほどの話だとこれからさらに1か月半ほどかかるということ?)
「復 帰のメドについてはここでは一切お話しできません。なぜなら私は自分の目で見たことを信じたいからです。彼がブラジルでどのような練習をやってきたか、一 切情報を得ていません。実際に今の状況を見ると、ボールを使わないところではいい動きをしていると思います。そして少しずつ体力も回復してきていると思い ます。そのことに関しては大きな喜びを感じています。しかし最終的にいつ彼が試合に出ることができるかというのは、ボールを使ってしっかりとした練習をし て、チーム練習に合流し、チーム練習の中でどのようなパフォーマンスを見せてくれるか、ということにかかっています。ですから、この時点で計算からはじき 出した日程でお話しすることはできません。
私は昨季終盤の試合をスタジアムで見ましたが、闘莉王は100パーセントの体調でプレーしていないよう でした。彼はその後手術をしたわけですが、彼が再び試合に出るときには100パーセントに体調を戻して出るようにしたいと思います。中途半端な形で、ある 程度ケガが治ったから、またはある程度体調が戻ったから、という形で公式戦に出すようなことはしたくありません。なぜなら彼は日本代表チームにとっても大 切な選手ですし、彼本人のためにもしっかりと体調を整えて100パーセントのパフォーマンスをピッチ上で見せる準備を入念にしてから試合に出ることが大切 だと思っているからです」

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2009年1月18日日曜日

宮崎キャンプ3日目のフィンケ監督コメント

浦和オフィシャルが見難いので転載

宮崎トレーニングキャンプ3日目フィンケ監督

フィンケ監督 宮崎トレーニングキャンプ3日目を終えてのコメント
「今日の午後はとてもいい練習ができたと思いました。今日対戦した大学生のチームは、とても運動量が豊富で高いモチベーションを持って臨んできたからです。ですから私たちにとってもいい練習になりました。
今 日の試合では私たちは自らにハンディキャップを与えていました。そのうちの一つは前方へのロングボールを禁止して、あまり出さなかったこと。そしてコー ナーキックの際に通常のような形でコーナーキックをしなかったことです。サッカーでは非常に難しいことではありますが、グラウンダーのパスのみを使って後 ろからゲームを組み立てて得点チャンスを作る、ということを実践したかったのですが、そういう意味では非常にうまくいったと思います。
今は準備期間ですので、Aチーム、Bチームを決めて、戦術的なことをやる時期ではありません。あくまで全選手に同じ負荷を与えて、チームとして練習をこなしていくというのが私たちの状況です。
あくまで監督としての目から見ると、今日の練習の内容は通常のゲームというよりはボールを使ったファートレック(トレーニング走)だと思います。森の中でもできるのですが、今日はボールを使ってできました。
私が知る限り、ケガ人は出ていませんし、明日も集中して練習に臨むことができるでしょう」
(今後の課題は?)
「戦 術的な課題がいくつかあって、それを改善していこうと思っているのは事実です。しかし忘れてはいけないのは、このキャンプは体力的な土台を作り上げるため のキャンプです。ですから今日の試合は戦術的なトレーニングというよりも、ボールを使った体力トレーニングと考えています。それ以降の戦術的な課題につい てはこのキャンプが終わってからになると思います」
(今日の午前練習の後、選手たちがお互いに動きについて熱心に話し合ったりコーチと話したりする場面があったが、それは監督として予想されたことか?)
「昨 夜、ミーティングを行ないました。映像も見せながら様々なことを話し合っています。ですから今日の練習での指示はすでに昨日のうちに話したことでした。自 分としては、選手たちが自ら主体的に戦術的なことについて話し合うというのは、望んでいることです。また常に選手たちには、もし質問があれば、何かもっと 聞きたければ、情報がほしければ、すぐに監督やコーチのところに行って話し合ってほしい、ということを語っています。なぜならお互いに話し合って理解し合 うことによって初めていい結果が生まれるからです。ですから今日の午前中の練習の後で、選手たちがコーチのところに来て話し合ったというのは非常にポジ ティブなことだと考えています」
(ここ何年かの浦和のサッカーを変えようとしているように受け取れるが、選手たちの体に染み付いたサッカー=引いて守ってしまったりとか、3人目の動きが少ないなど、も見られるが、その改善はどうしていくのか?)
「批判的に聞こえてしまうかもしれないので、過去のことはあまり言いたくないのが本音です。今後のことを考えなくてはいけません。
も ちろん私には自分のスタイルがありますが、これまでのレッズのスタイルをすべて否定するものではありません。すべてのスタイルには必ずいいところがあるか らです。ですから今まで行なわれていたいいところは取り入れて、そこに自分のエッセンスを加えていけばよいと思います。しかし確実に言えるのは、4バック でやること、ビルドアップの時点で去年とは違うアプローチをすること、この2つは確実に言えます」
(4バックの利点というのは?)
「去年 のレッズのプレーを見て、何も変えなくてよいという人はほぼいないと思います。3-5-2のシステムが悪い、というわけではないので、その質問にはっきり と答えるのは難しいと思います。しかし世界中のチームのシステムの98パーセントが4バックでプレーしています。それはしっかりした理由があるからです。
本 当の意味で偉大な、しかも大きな世界大会で優勝したチームは、ここ最近ではアルゼンチンだと思いますが、アルゼンチンがシステム上で他のチームより勝って いたから優勝できたと言えるでしょうか。はっきり言えるのは結果を残したチームにはメッシに代表されるような優れた選手がいたからです。メッシのような素 晴らしい選手がいれば、アルゼンチンのように3バックで臨むことも可能ではないかと思いますが。
私は3-5-2のシステムが悪いと言っているので はありません。今までそのシステムでやってきた前任者などを批判するわけではないのです。ただ4バックの方がいろいろな意味で新しい可能性を持っていると 思います。ですからポジティブな意味で、4バックでシーズンに臨みたいと思います」
(ヨーロッパのサッカーを取り入れようとしているが、浦和の選手たちに、フィンケ監督が望むサッカーは可能か?)
「まだ私たちは始めて数日しかたっていませんので、そのことに関して細かく話すのは難しいです。
た だJリーグというのは基本的にヨーロッパのトップリーグに目を向け、それを目指して発展してきたと思います。ですから、いろんな意味でヨーロッパから様々 な要素を取り入れようというのは自然なことだと思います。私から見れば、日本人のメンタリティー、技術、戦術を見ていると、ヨーロッパで行なわれているモ ダンなサッカーを日本で実現する条件は整っていると思いますので、そのことは十分可能なことだと思います」
(今日の練習試合でのFW陣の出来は?)
「流 動的なサッカーができていたと思います。全体的に見れば悪くはなかったと思います。今後さらに流動的な動きを求めていきます。さらに前線のFWが動くこと によって、二列目、三列目から飛び出して来る中盤の選手のためのスペースを作り出すこともできる、というのが流動的な動きの特長です」
(今日の試合で特に印象に残った選手は?)
「今日はAチーム、Bチームではなく、若い選手と経験がある選手をミックスして2つのチームを作りました。それぞれの選手たちの個性をさらに見極めたいという思いでした。個人の名前を挙げることはしませんが、非常に興味深い形で選手たちを見ることができました」
(高原はドイツ時代と比べてどうか?)
「私は高原の日本でのプレーを45分しか見ていないので判断できません。ただ、これまでの練習を見て言えることは、彼は高いモチベーションで意欲的に練習に取り組んでいます。努力をして今季いい結果を残そうとしているのも分かります。
今日の試合も、この後の練習試合も、それほど重要視しないでください。本当の選手たちの状態を見ることができないからです。オフの間にどういう準備をしてきたかによって今の状態はだいぶ違います。こういう質問に答えられるのは3~4週間後でしょう」
(日本代表の小山哲司チームコーディネーターがこのキャンプを訪れたが?)
「彼が来てくれたことを非常に喜んでいます。ケガをしている阿部と闘莉王のためにここまで来たというのは、協会とクラブのコミュニケーションを大切にして、今後連絡を密にしていきたいという表れだろうからです。
基 本的に選手たちはできる限りの準備をしていかなくてはならないと思いますし、そのための環境を整えないといけないと思います。選手たちが100パーセント の力を戻せば、代表でも活躍することができると思いますし、クラブにとっても代表選手は非常に大切な存在になります。ですからできる限りのサポートをして いきたいと思います。
協会の考えとクラブの考えが違うこともあります。しかしお互いしっかりと助け合いながら両方に利益が出るようにしていかなけ ればならないと思います。時には喧嘩をすることもあるかもしれませんが、話し合うことが大切ですし、その喧嘩の内容を外部に漏らしてはいけないでしょう。 別の意見を持っていても協会とクラブは一つのチームでなければならないと思います」
(阿部が代表を離脱してキャンプに合流したが?)
「昨 日の夜、阿部と話をしたが、しっかりした情報を持っていたから建設的な話ができたと思っています。現時点ではチームに合流しないで、特別の練習をしなくて はならないということもよく分かっています。このキャンプには私たちの優れたスタッフが来ています。その方がしっかりしたリハビリができると思います。彼 が早くチーム練習に復帰できるようにできるだけのことをしたいと思います」

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2009年1月16日金曜日

宮崎キャンプ初日のフィンケ監督のコメント

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宮崎トレーニングキャンプ初日 フィンケ監督

フィンケ監督 宮崎トレーニングキャンプ初日を終えてのコメント
「私にとってまず大切だったの は、自分の目でこのキャンプの宿泊施設や練習場所などを確認することでした。ですから、ここに到着してすぐ、指導者たちと共に、練習場や今後走ることにな る森の中のクロスカントリーコースを確認に行きました。そしてこのような素晴らしい環境が整っていることを自ら確認することができたのは喜びです。選手た ちにとってもこういう素晴らしい環境で練習できるということで、モチベーションが上がっているのではないでしょうか。
今日の練習では、体力的にき つかったこともあるかもしれませんが、今は準備期間なのでそれは当たり前だと思います。昨日は大原で1回しか練習しませんでしたし、今日も1回しかやりま せんでした。明日からは1日何回かの練習が続くわけですが、シーズンの土台を作るためにはどうしても必要だと思います。そして選手たちがしっかりと練習を こなしたいのであれば、しっかりと体のケアをして食事をとって、睡眠を取ることが大切だということをきちんと理解してほしいです」
(体作りのキャンプということだが練習試合が何試合か組まれているのは?)
「サッ カーというのは非常に複雑なもので、様々な要素が絡み合って素晴らしいプレーができるのです。もちろん体力的な土台を作るのは重点として大事なことです が、選手たちは自分がサッカー選手であることを忘れてはいけません。練習試合を組んだのは、選手たちにできるだけ実戦に近い形を経験させたいということも ありました。多くの選手がキャンプに参加していますが、一人一人の選手が90分なり45分なりプレーをすれば、それもまた体力的にもそれなりにレベルのあ る練習と言えるでしょう。
プロのチーム相手ではなく高校生のチームとも対戦しますが、彼らは非常に高いモチベーションを持って向かってくると思いますので、私たちもピッチの上で散歩をすれば相手に勝てるようなものだとは思っていません。
選手の部屋割りについては、私が指示したものではありません。クラブのスタッフがこれまでの経験や情報を基に決めたものです。もちろんインフォメーションとして私はそれをもらっていますが、意図的にそれについて私が何かを指示したということはありません。
し かしながら、このような質問はヨーロッパでは絶対に来ないでしょう。チームの中で起きていること、誰がなぜ誰と一緒の部屋に入ったか、ということは絶対に 外に向けて漏れてはいけないものだからです。今後もこういうチームの中のことについて、外にお話しすることはないでしょう。こういう質問を受けたことにと ても驚いています。
闘莉王とアレックスの合流が遅れたことについては大きな問題ではありません。2日前は2人とも初日からキャンプに参加する予定 でした。しかしアレックスに先日までなかった痛みが出たことで、念のため2日間大原に残った方がいい、ということになりました。2人には野崎トレーナーが ついて別メニューで練習をしていますが、2人が別々にやるのではなくて、闘莉王とアレックスと野崎トレーナーと3人でやるのがいいと思っていました。です からアレックスが1人で大原に残ってやるよりは、闘莉王も残って一緒にやった方がいいのではないか、というのがメディカルスタッフと共に出した結論です。
2人の合流は今のところ18日を考えていますが、大切なことは選手がベストコンディションになるために最適なことをやっているということで、それがどこで行なわれるかというのは大きなテーマではないと思います。
ア レックスと闘莉王がいつ復帰できるかについて、今はっきりとした時期については言えません。メディカルチームの努力、本人たちの努力、そしてコーチングス タッフの判断が必要となります。メディカルスタッフの意見や選手の意見、感触を聞いて相談しながら決めていくことになります。また、闘莉王については代表 選手ですので、メディアの皆さんが特に関心を持っているのも理解しています。代表チームともできる限り協力し、そしていい関係を築いていきたいと思ってい ます」
(代表戦は見にいく予定はありますか?)
「タイミングが合えば試合は生で見たいですが、今はレッズのキャンプ中なので難しいと思います。ですから試合は映像で見ることになると思います。
こ のキャンプでの取材は、毎日夕食前に2人か3人の選手が皆さんとお話しする、という形を今後も取っていきます。それも同じ選手が何度も出てくるのではな く、キャンプを通してすべての選手がお話しするということになるでしょう。そのやり方に皆さんは戸惑っているのかもしれませんが、逆に私は来日してから驚 いています。というのは、ヨーロッパの名門クラブでは取材というのは簡単なものではないからです。練習はほとんど非公開で行なわれますし、こういうキャン プの取材というのは何ヵ月も前に申請していなければいけません。記者の皆さんは、こういう対応が厳しいと思われているようですが、ヨーロッパの常識からす れば、これでもオープンな取材対応なのです。ですからぜひ、こういうやり方に慣れてほしいと思います。
私は何も皆さんと敵対する気持ちはまったくありません。一緒にいい仕事をしていければいいと思っています」

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