細野恒充商人塾
                                                   平成14年2月より
            

細野恒充(ほそのひさみ)先生紹介
  1922年山口県生まれ。東京農大卒。学徒動員で第2次大戦に参加、
 48年ソ連より復員。53年(有)細野毛糸専門店、60年ファッション衣料
 を加えて轄ラ野を創業して今日に至る。同代表取締役社長
 一方、倉本長治、新保民八、増田太次郎の各氏に師事して商人道、
 チラシ広告、DM、小売店の販売促進を学び、その実践と各種ゼミナー
 ルの講師として活躍。日本商業コンサルタント協会の理事長を歴任。
 商業界ゼミナールチューター、高崎同友会会員。

                       平成14年11月20日永眠されました
                     しかし細野先生から教えられた「心」は高崎同友会に生きています。

                     
(高崎同友会は細野先生の説く商人道を根幹としています。) 

    



       倉本長治先生にこのお言葉をいただい
    て以来このことを私の努力目標にしてお
    ります。しかし、いまだ目標には程遠く、
    なかなか達することは出来ませんが、な
    るべく近づけるよう努めております。 
                   (細野)




      原稿 『科学的発想と宗教的決断』
                       細野恒充





       『あきない・ずいそう』  平成18年9月〜

                        
    以下の文章は細野恒充先生が昭和56年1月(1982年)〜約3年に渡って月刊「きものと経営」(PR現代)
   に執筆した「あきない・ずいそう」の文章です。 時代を超えても色あせない心を感じてください。
   毎月更新いたします。
                                                        (森島和宏)

                                                                

          >>>>>  惰性や拘りから早く脱却しよう <<<<<  No.8


     ここ二年間、高崎市で新聞に折込まれたチラシ広告を見ているが、相も変わらず超
    大型・カラフル・豪華版の競争である。高度成長時代から抜けきらないあがきのような
    哀れさをさえ覚える。
     大きなチラシ広告だから効果が大きく、小さなチラシ広告は効果が小さいといった、
    ハッキリした証明はない。大きなスペースで広告しても、売上げに結びつかないこともあ
    れば、小さな広告でも思わぬ大きな効果を上げることも珍しくはない。同じようなことが
    色使いにも言える。一色ですっきり仕上げた見事な広告もあれば、ゴテゴテカラーの冴
    えない広告も多い。にもかかわらず、バカバカしいほど大きなチラシ広告や、目が痛い
    ほどの色数を無計画に使った広告が横行している。
     たしかに実験室の結果では、スペースの大きい広告の方が識別効果は大きいし、単
    色使いより多色刷りの方が注目率が高くなっている。だが、識別効果や注目効果と売
    り上げ効果を同一視するのは危険である。小売店のチラシ広告と売上効果の函数ファ
    クターは、大きさや色・紙質といったチラシ広告の物的特性以外の要素の方が大きいこ
    とを知っておきたい。
     売上効果に最も大きく貢献するのは、売場と広告内容が一致した盛り上げである。
    注目効果にしても最初の一回はチラシ広告の物的特性によって高めることはできる
    が、広告を見て来店した客が期待通りの満足を得られなかったとしたら、次回の広告
    の注目率は低下する。来店効果も急速に低下する。小売店のチラシ広告は最も身近
    で、最も具体的な広告媒体である。チラシ広告→来店→失望を繰り返していけば、つ
    いには、どんなに大きな美しい広告を出しても見向きもされなくなってしまう。にもかか
    わらず、なぜかバカでかいスペースのゴテゴテカラー広告がなんの反省もなく横行し
    ている。
     理由を邪推すれば、その方が印刷業者は儲かるし広告のクリエイターやデザイナー
    も安直だからである、ということになる。無反省に同調している小売店の責任が最も大
    きな理由であることは申すまでもない。
     ここらで、高度成長時代の抜け殻を捨てたいものである。
     そして、チラシ広告本来のあり方を、小売店、アートディレクター、印刷業者が一緒に
    なって真剣に考えたい。
                                                             ・

                     昭和56年(1984年)8月      細野恒充 

                                       高崎同友会の声


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   高崎同友会での細野先生の勉強会報告

     平成13年1月23日 県連新春講演会
           4月23日 「セールストーク&セールスコピー」の実習
           8月30日 「セールストーク&セールスコピー」の実習2
          10月13日 高崎同友会&富岡同友会合同例会  
     平成14年1月17日 県連新春講演会
           2月 7日 平成15年群馬ゼミナール企画会議

   高崎同友会会員から  

     細野先生のお話を聞くといつも、何よりも目の前のお客さんを大切にすることが一番大事と気
    づかされます。商いに思いやりの心があれば、大切にすることは当然のことなのですが、売上を
    上げたいだとか、もっと儲かる方法はないかなどつい色気を出して、目の前のことをおろそかに
    することが多いですね。人間は愚かです。だから何度も学ばなければいけません。細野先生と
    話をしていると本当にピュアな気持ちになります。
                                                  (森島和宏)
   細野恒充先生著書紹介                      

    
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