「地学」って何?                '04.02.07 updated  


  私の父親は「地学」を「考古学」と思っています。 
  世の中には「地学」を「地理」と思っている人も多いようです。
  また、「地学」に「天文」が入っていることを知らない人も多いようです。

  ほとんどの「地学」の教科書の最初に

        「地学」は「地球科学」の略である・・・・

  とあります。

   私はあえて大阪弁で言いたい。

     「それ程長いもんちゃうのに、略すなっ!
    (標準語訳:「そんなに長いものでも無いのに、略さないで下さい。」)

  と。

  「地球科学」を「地学」と略したために、冒頭の様なことが起こるのです。

  「コークと呼ぼうコカ・コーラ」とあれほどCMで流したにもかかわらず、
  「コーク」と呼ぶ人を私は見た事がありません
  つまり、略す必要はないのです。
 
 「地球科学」
 それは実は身の回りのロマン(星・空・山・海・風・・・・・)を科学する科目であると同時
 に、災害(地震・火山・台風・・・・)を防ぐ科目なのです。   

  最後に一言。

     高校生の皆さん、理科の選択は「地球科学」を取りましょう!


そろそろ、少しマジメに書きましょう。

「地球科学」
は地球の中心から宇宙の果てまでの広い空間と、宇宙誕生から現在そして未来までの長い時間
を扱う学問です。この様な広大な時空を扱う科目は他に1つもありません。

「地球科学」は具体的には、天文学・地球物理学・気象学・地震学・火山学・海洋学・地質学・岩石学・鉱
物学
等で構成されています。それぞれは独立した学問の様ですが、実は、お互いに複雑に絡み合っている
です。ですから「地球科学」は総合科学と言えます。

例を挙げると、気象現象は海洋と深く結びつき、天気予報では大気海洋結合モデルというものが必要不可欠と
なっています。エルニーニョ現象を思い出して下さい。

また、「惑星」といえば天文領域ですが、探査するには地質学・岩石学・鉱物学・気象学の知識が必要なんです。
事実、NASAの惑星探査のチームといえば天文学者というイメージですが、地質学者がいるんですよ。

「地球科学」を学べば、宇宙の中に1000億あるという銀河の一つ銀河系、その中のに2000億あるという
恒星の一つ太陽、その周りを公転する9つの惑星の一つ地球、その惑星にある小さな島に自分が今存在して
いることが奇跡と思えるハズです。

また、生命が宇宙進化の副産物であることに驚くことでしょう。

地球に小惑星が衝突する「ディープ・インパクト」という映画がありますが、今から約6500万年前、小惑星が地
球に衝突して恐竜が絶滅した、と言われています。もし、この小惑星の衝突が無かったらどうなっていたでしょ
う?
恐竜の時代は続き、ほ乳類は細々と生きるしかありません。
果たしてほ乳類は人類まで進化したでしょうか?
あなたは存在しているでしょうか?

宇宙誕生以来150億年分の偶然が重なり、今、あなたが存在しているのです。

さあ、
「地球科学」を学びましょう!


ゲストブックへ

沖縄の地学ホームページ
沖縄の気象
沖縄の地質
オリジナル考案実験
地学何でもランキング
リンク集
作者