低気圧による海面上昇再現実験 

よく台風の時に、「中心気圧が40hPa下がると、海面は40cm吸い上げられる」と聞きますよね。
この様な、低気圧による海面上昇を「気象潮」といいます。
(計算するのは簡単です。)

これを実際に確かめるには台風中心に行かなければなりません。もし、行ったとしても、天文潮や
強風による高波も重なっていて気象潮だけを抽出することは不可能でしょう。

そこで、台風(低気圧)による海面上昇再現実験を考案しました。

最近普及してきた気圧計付き腕時計を利用して1hPaの気圧低下で1cmの海面上昇となることを
机上で簡単に再現できます。

私は気圧計付き時計を持っていないので、ずっと「案」に留まっていたのですが、この前、気圧計付
き時計を持っている生徒(知らない生徒)を見つけて、借りることができ、実験に成功しましたので紹
介します。

下図の様に気圧計付き時計をビーカー等の透明なものに入れ、ビーカーを持ち上げる前のビーカー
内の気圧を測定します。

次に、ビーカーを持ち上げ、ビーカー内の水面上昇と、気圧を測定します。
気圧がX[hPa]低下すると、水面がX[cm]上昇することが確かめられます。

注意:時計は防水のものを使用して下さい。壊れても保証はしません。
    気圧測定がリアルタイムでない場合は、ビーカーを持ち上げる前と持ち上げた後の2回、手動で
    測定して下さい。(時計のマニュアルをごらん下さい)


戻る