ニコライ堂のドームと陽光 日本の亜使徒聖ニコライ
復活大聖堂
亜使徒聖ニコライ

東京復活大聖堂教会
2005年2月16日 亜使徒聖ニコライ祭 聖体礼儀より T

※ 当サイトのコンテンツの許諾なき2次配布をしないで下さい。
真福九端
詠隊(聖歌隊)
主や 爾の国に来たらんとき 我らをおもいたまえ
心の貧しき者は福(さいわい)なり 天国は彼らの者なればなり
泣く者は福なり 彼らは慰めを得んとすればなり
温柔なる者は福なり 彼らは地を嗣がん(つがん)とすればなり
義に飢え渇く者は福なり 彼らは飽くを得んとすればなり
憐れみある者は福なり 彼らは憐れみを得んとすればなり
心の清き者は福なり 彼らは神を見んとすればなり
和平を行う者は福なり 彼らは神の子と名付けられんとすればなり
義のために窘逐(きんちく)せらるる者は福なり 天国は彼らのものなればなり
人 我が為に爾らを罵り爾らを窘逐し爾らの事を偽りて諸々の悪しき言葉を言わん時
爾ら福なり
喜び楽しめよ 天には爾らの報い 多ければなり
聖入
(輔祭、聖福音経を掲げ、高声を以って曰く)

輔祭
叡智、謹みて立て。

神品・堂役(聖職者・奉仕者)による合唱
(教会スラヴ語)
Приидите, поклонимся и припадем ко Христу.
Спаси ны, Сыне Божий, молитвами Богородицы, поющия Ти: аллилуия.
(英字表記)
Priditye, poklonimsya i pripadyem ko khristu.
Spasi nui, suinye bozhi, molitvami Bogoroditui, poyusshiya ti: alliluiya.
(日本語訳)
来たれ、ハリストスの前に伏し拝まん。
神の子、生神女の祈祷によって、爾にアリルイヤを奉る者を救い給え。

詠隊
来たれ、ハリストスの前に伏し拝まん。
神の子、聖人におごそかに現るる主や、爾にアリルイヤを奉る者を救い給え。

神品・堂役(聖職者・奉仕者)による合唱
(教会スラヴ語)
Спаси ны, Сыне Божий, воскресый из мертвых, поющия Ти: аллилуия.
(英字表記)
Spasi nui, suinye bozhi, voskryesui iz myertvuikh, poyusshiya ti: alliluiya.
(日本語訳)
神の子、死より復活せし主や、爾にアリルイヤを奉る者を救い給え。

(これらを歌っている間に、聖所にいる神品は至聖所に入る。これを聖入という)  
 



 真福九端とは、マトフェイ福音(マタイによる福音書)第5章3節以下にある、主イイススの御言葉から取られたものです。 これを歌っている時に、至聖所(天国の象り)から私たちのいる聖所(地上の象り)に金装の福音経が持ち出されます。 救世主イイスス=ハリストスそして福音の、地上への到来を表します。
 聖入の時には、司祭は福音経を持ち、王門から輔祭とともに至聖所に入ります。主教祈祷の時には、主教が聖所の真ん中から 移動しますので聖歌と動きが若干長くなります。救世主イイススそして福音に導かれた、私たちの天国への日々の行進を 表します。
 この日は仙台および東日本の主教セラフィム座下東京 大主教区の全神品(しんぴん:聖職者)とが東京復活大聖堂に集いました。また函館を始めとして、日本正教会 ゆかりの地を巡礼されていた、ロシア正教会:イストラの大主教アルセニイ座下とその御一行 の神品団がロシアからいらっしゃいました。普段の主日の聖体礼儀に比して格段に多い神品・堂役が揃い、圧倒的な声量の迫力 はドームを揺るがすかのようでした。いつもにも増して荘厳な場面となりました。  

正教会聖歌の目次へ