九州大分市にある佐藤自然農園は健康と安全を願い、草木を主体とした自然循環農法に取組んでおり、露地栽培野菜(有機野菜)
100種類以上、自然農法によるお米や梨、露天栽培の原木椎茸などの農産物宅配主体の生産農園です。

  

前文
あまりにも労力がかかるため、今はもう見られなくなった昔ながら
の草木堆肥による自然循環農業。
この農法を軸にしたグループ営農と共同出荷及び共同加工を行うため、
当農園を中核として、むかし野菜の邑グループを結集しております。
ここでは、化学薬品漬けになってしまった「食」を排して、むかし健康
であった食文化復活を試み続けております。
その試みは生産者だけの努力では実現が難しく、お客様(仲間達)との
共同作業となります。

農園日誌
農園の日常や農園主の考え方を日誌にてお伝えしています。
今週の配送野菜
現在の出荷野菜の状況(品目を始め、走り旬、中旬、終わり旬、落ち野菜などの紹介)、その時季の野菜の
調理方法などをタイムリーにお伝えしています。

催事等お知らせ欄
催事・体感見学会・セミナー・調理方法や試食会・新しい農産物商品の紹介をします。
草木堆肥関連メニューとお客様のリンク集
当農園の草木堆肥作りなど、もっと詳しく知りたい方へのページです。 
また、野菜を納入して頂いているレストラン様のリンク集があります。
研修生の受入と募集
佐藤自然農園では、草木堆肥による自然循環農法の伝承者となる人材を探しております。
研修から自立するまでの5年間、「むかし野菜の邑」と共に支援致します。
※大分県の「新規就農支援の研修農園」の指定を受けております。        ◆詳細はこちらから…

お申し込み方法(お試しセット)
 旬菜は食べてみないと分かりません。 
 先ずは、1回の「お試しセット」をお申し込み下さい。

お申し込み方法(定期購入)
 お試し後、定期購入へと進まれるかたは、
 毎週コース・隔週コース・月1コースの3パターンからお選び下さい。


   ■■ むかし野菜(自然循環農業)について ■■

 全てはこの草木堆肥作りから始まった


一握りの堆肥の中に無数の命が棲んでいる。
生命の起源と言うべき微生物や放線菌、そして子虫達です。
彼らは生きるために有機物を食べ続け、結果として生命に満ち溢れた土壌を育んでくれます。
その営みは、自然の葉や草・海藻などの有機物を補給し続けることによって、自然循環による浄化作用として土を常に再生してくれます。

化学物質を土壌に入れないように剪定枝(造園会社から持ち込まれ堆肥場で破砕する)や葉っぱ(近くの雑木林から集める)、草(圃場の周辺の除草作業で草を集める)、放牧場の牛糞(配合飼料がほとんど入っていない)を材料として、 自分達で堆肥を作り続けている。
窒素・リン酸過多を防ぐため、畜糞肥料・米糠・油粕などの有機肥料も使わない。
低窒素・高ミネラルのむかしながらの草木堆肥のみ使用する。
かなりの手間と重労働となるため、今では日本のみならず世界でも例を見ない。
土作りに数年の時を要する。

むかし野菜の邑の経緯と現況
有機農業を始めたのは、地域の疲弊を肌で感じ、地域の衰退や農村の豊かな自然が壊されていく現状に何とか歯止めがかけられないか?との思いからでした。(農園日誌に綴っております)
「結いのグループ営農」「有機農産物の商品化」がその柱です。
近時は、異業種ですが、「地域の海産物などとのネットワーク作り」にも取り組んでおります。


         
●グループ営農(結いの仕組み作りと仲間達)●
若い農業スタッフを育成し、独立を支援している。
このため、むかし野菜の邑を設立。
研修育成施設は佐藤自然農園とし、研修から独立までを支援し、むかし野菜グループの一員に育てる。
その根幹の思想は、「結いの精神」であり、共同作業・共同出荷・共同加工を行う。
このことによって、実績経験も乏しく資金力のない若者を育成し、独立を促すことが可能となる。
※出資者は現在のところ、8名。うち4名は独立した農園主。他にも協力農家は県下に5名いる。
 ◆詳細はこちらから…

●有機農産物の商品化(主要な商品群)●
年間百種類以上の野菜(端境期を作らない)を年間を通して出荷し続けている。
近年、自然農による穀類生産を開始。(米に続いて大豆・大麦・小麦・古代小麦・とうもろこし・粟・黍)
それらのグループ内にて生産した農産物を原料とした無添加加工品の製造に着手。
漬物・味噌・黄な粉・麦御飯セット(大麦と古代小麦)・麦茶・全粒粉・バジルソース・紫蘇ペースト・野菜の酢漬け(ピクルス)・紫蘇の実味噌漬けなどを製造。
現在、上記コンセプトに基づき、様々な加工品を模索検討中。
全てが露地栽培・むかし農法ですので、最近の気候不順による不作が大きなリスクとなりつつある。
そのことをご承知しておいてください。


安心・安全なことは、当農園では当たり前で、素材感・素朴さ・ナチュラル・栄養価・美味しさ・懐かしさ・豊かな食卓を求めていきます。
そのため、お客様には次のことをご理解していただきたい。

見てくれ・規格サイズなどは、重要視しておりません。
そのため、虫食いの痕・傷痕・大きさの不統一は当たり前だと思って頂きたいのです。
また、商品の保管などには、保存料・界面活性剤・ホルモンなどは一切使用しておりませんので、こちらがご提示致しました保存方法を守り、なるべく早くお召し上がりください。
その代わり、栄養価・旨味・食感・味香りなどの美味しさは、私達の商品の命です。
何より、皆様の健康を守っていると言う自負心は強いのです。
 ◆詳細はこちらから…

●ネットワーク作り(海産物等)●
当初、30人程度から始まった直接販売のお客様は、現在は全国に急速に広がりつつある。
お客様(仲間)の利便性や送料ご負担の相対的軽減を考えると、大分の豊かな自然の中から産出される海及び山の幸を新たな商品として検討を開始。
職人肌の海産物加工場や里の山菜・干し柿作りの名人達と手を取り合って商品開発を行う。
 ◆詳細はこちらから…

   ■■ むかし野菜への取り組みについて ■■







今から70〜80年前頃から途絶えていた草木堆肥作り。
今では、宮崎の五家荘地域にわずかに残る焼き畑農業。
日本人が長い年月をかけて作り上げてきた自然農の原型であった。
土壌には子虫・微生物・放線菌などの多種多様な生命が溢れ土壌を耕してきた。
自然循環を農業に取り入れていたむかしの日本の農人達の叡智でもあった。

近代になってから推奨されてきた欧米型の大規模機械化農業、それは大量の除草剤・化学肥料・農薬を使った粗放農業であり、農産物の量の確保を図るという題目で、国は大規模農業化政策を、法人化政策と同時に今でも推し進めている。

僅か数十年で、地域から、昔ながらの農業の姿(助け合い、自然に順応する)は消えていった。
と同時に、大多数の専業・兼業農家も高齢化が進み、農業者が地域から消える日も近い。

他方では、小規模な有機野菜・自然野菜の生産が行われている。
その農法は日本人が長い年月をかけて作り上げてきた自然循環農法とは異なり、 畜糞肥料など多投の近代有機農法(代表的なものは日本の有機JAS認定野菜や欧州型のオーガニック野菜など)、圃場に有機物やミネラルを補充しない自然農(自然循環の摂理に沿おうとはしないものが多い)である。
その多くは既存の流通農産物と同じく、見え形を重視し、窒素過多生産、若しくは、ミネラル不足となり、美味しさはあまり感じない。
つまりは、栄養価は乏しくなっていく。

この邑では、建前ばかりの有機JAS法や畜糞主体の有機野菜や自然の摂理が説明できない自然農、といった概念や言葉には囚われず、できるだけ化学物質を排除し、むかし日本で行われていた自然循環農法を現在に復活させ、自然に順に、美味しく栄養価に富んだ農産物を生産しようとしております。

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