わたしは此処に

     いくつもの時を過ごしただろう
     ただ じっと耐えて日々を送った

     いくつもの夢を失くしただろう
     こぼれ落ちる涙に心閉ざした

      わたしは此処にいるのに
     いつだって傍にいるのに
     何故 その苦しみを
     癒してあげられないのか…

     流れる風が頬を撫ぜても
     あなたの心は歌わない

     夜空の無数の星たちが瞬いても
     あなたの心はうつむいたまま…
     
     悲しみなら 一緒に泣いてあげる
     苦しみなら 一緒に背負ってあげる
     屈託のない あなたの笑顔を
     取り戻すためなら
     わたしは何も厭いはしない
     この命さえ投げ出したって構わない
     
     心を開いてごらん
     あなたのために
     わたしは此処にいるのだから…