ゆきちゃんとの想い出がchahaさんの
心の中で いつか一緒に歩き出す頃
            chahaさんが、元気になったら読んでください                   

         
          ゆき

     ゆき…
     雪のように まっ白な仔犬
     はじめて あなたに逢った日のことを
     わたしは よく覚えているよ

      やわらかなあなたの毛並みに
     腕をまわし 触れるたび
     その温もりに癒された

     ちぎれるほどに尾を振って
     いつも わたしを待っていたね
     大きなあなたの口元は
     言葉を話せなかったけれど
     ちゃんと心で分かっていたよね

     雪が消えた緑の野辺を
     木洩れ日が遊ぶ森の小道を
     枯葉の降り積もった秋色の尾根を 
     しんしんと
     真綿のような雪が降り積もる夜は
     赤々と燃える暖炉の傍で…

     あなたと いくつもの季節を過ごしたね
     
     やわらかな あなたの毛並みの
     ぬくもりは消えていくけれど
      わたしの手には 残っているよ

     嬉しそうに走ってくる
     あなたの体の躍動が
     笑っているような大きな口元が
     わたしの瞳には 映っているよ      
 
     ゆき…
     まっ白な仔犬の姿で
     愛くるしい姿で
     あなたは青い空へと旅立っていく
     
     わたしのこころに
     たくさんの想い出を残して
     
     ゆき…
     あなたと過ごした幸せな日々を
     あなたを忘れはしないよ

     これから いくつもの季節を過ごしても
     あなたの温もりは
     わたしの中に 生きている
     永遠に…