改定2008.12 改定2006.2

その姿も1ヶ月、2ヶ月と過ぎれば 白い成鳥へと変わっていき、
抱っこをすれば産まれたばかりの赤ちゃんくらいの重さもあります(3`ほど)

始めてアヒルを見る友人や知人は、「アヒルって大きんだね」「目が怖い」と若干引き気味に・・・

実際に私も、アヒルは鳩くらいの大きさだろうと勝手に思い込んでいました。

 

<アヒルは鳥なのですが、鳥籠では飼えない大きな鳥>

 

体の大きくなったアヒルはたくさん食べ、たくさんの排出物(うんち)をします。
ビチャビチャ系なので、水が溜まりやすい敷き床だとこまめな清掃が必要となります。

土の上やヒノキ枝を敷くなど、敷き床部分が常に清潔に保てるよう工夫してみてください。
水はけの良いコンクリートでも良いのですが、固い敷面で足裏が趾瘤(シリュウ)症を配慮し、
アヒルのよく居る箇所に人工芝を敷くなど敷き床を柔らかくします。

鳥インフルエンザの予防でも呼びかけていますが、飼育小屋を清潔に保つことや
アヒルの飲み水・水浴び場の水をこまめに取り替えることはとても重要です。
特に外飼いの場合、アヒルの食べ物を置きっぱなしにするのは厳禁!
餌を目当てにやってくるスズメやカラスなどの侵入も防ぎたいところです。


<アヒルには、他の生き物同様に性別がある>

雄は成鳥になると尾っぽの羽根が “クルン” と一重カールしてきます。
これが「くるりん毛」と呼ばれている男子アヒルの象徴。
骨格はしっかりとしていて雌よりも若干体が大きいです。
「クワァ〜クワァ〜」とこもったような優しい声で鳴きます。

雌アヒルの方は、誰もが知っているドナルドダックさん(♂)の「ガァガァ」となります。
え?!雌だけ「ガァガァ」?
雌には声帯がないので直接鳴き声が出てしまうためだとか・・・。
アヒル→がぁがぁ! 当たり前のように感じるのですが、女子アヒ特有のものだったのです。

「ガァガァガァガァッ!(ご飯が無いよ)」「ガァガァガァガァッ!(早く起きて)」
その声は辺り一面に響き渡り、すっかり飼い主は早起きに・・・(-д-`)

「飼うことができない。」という相談の多くは、集合住宅やマンションでの鳴き声の苦情。
「ペットショップでは雄と言われたのに」と購入したはずが、雌だったなんてこともしばしば有。
売る側でも雛時の性別の判断が難しいためだと思います。
白い姿の北京ダックと札には書いてあったのにアイガモ(斑柄)だったなども報告されています。

アヒルを飼いたいと計画した際に、まず取り組んでいただきたいのは“飼育環境”です。
鳴き声や排泄物のことを考えると、アパートやマンションの一室での飼育はとても難しく
一緒に住むご家族の理解や協力も必要となってきます。
細かい羽根が常に抜けるので近所の方たちへの配慮も不可欠。

アヒルはお世話してくれる飼い主さんを認識できますが、犬や猫のような糞の躾は、
まだまだ改善中という段階です。というか・・・自由にいつでもします(´-`;
沼地に生息していたマガモの習性からでしょうか、汚し屋さんで、泥んこ大好き
泥水を嘴でグチュグチュする遊び(?)が大好きです。
特に水場など綺麗に水替えをした途端、嘴で土をホジホジとその水の中へ!!!
この嫌がらせとも思える行動は、慣れると「またか」と思えてきます・・・(´-`;


<アヒルの容姿>

先祖が水鳥のマガモということもあり、アヒルの体のしくみは水上で暮らす水鳥とほぼ同じ。
足の指は4本・前方にある3本の指間に水掻きがついていて後ろ側に1本指。
水掻きを含めた脚部全体は、柔らかく足の指先にはしっかりとした爪があります。

骨格がまだ柔らかい雛のころ、狭い場所やケージ内で一日中過ごすと脚が湾曲になってしまったり、
立て歩けなくなるというケースが幾度も報告されています。
ペットショップで販売する側にも販売中の「飼育」について厳しく注意を呼び掛けています。

自力で立ち上がれなくなると、胸やお腹を常に床に着けた状態で過ごすことになるため、
床擦れでお腹の羽根がなくなり、皮膚病のようにジクジクしたカサブタ状態に・・・。
立てなくなれば、その箇所の羽根繕いも自由にできなくなります。

私たちが一般の家庭で飼育するアヒルは、大きな水場が用意できる環境はなかなか難しく、
ほとんどが地面で過ごす生活となるでしょう。
脚に負担を掛けないことも考え、体重管理も重要となってきます。

人間と同じようにアヒルも個々にあった体格・骨格があると思いますが、
食事の量は他のペットと同様、与えれば喜んで食べるからといって、
量を定めず次から次へと与えていては、アヒルは巨大化していきます。
アヒルの体のしくみは、肉として販売させるために大きく太るよう脳みそに
「食べなさい。大きくなりなさい。」とインプットされているようです。


私たちは“食べる為に飼育しているわけではないので、太らせないことが重要です”
もっともっと頂戴よっ!と、たくさん欲しがるアヒルには(ほとんどの北京ダックは食いしん坊ですが)
主食(zoofoodやペレット)を抑え、野菜や果物で食事を水増してください。

 

ある時期がくると羽根が一気に抜けますが、病気ではありませんので安心してくださいね・・・ ※換羽のアヒル

 


<アヒルを購入するにあたり>


たまにアヒルを散歩に連れて行きます。すると多くの見物人に囲まれます。
よくCM中の曲「お金は大事だよ〜♪」と唄われていました。

「わぁ!アヒル?!さわらせて! 抱っこさせて!」 子供たちが集まってきます。

 目を輝かせ、私を見上げ

「ねぇ可愛いね アヒルっていくらするの?高い?」と質問攻め。

「このアヒルは、1280円だったよ」 そう答えると

「えっぇ〜〜!?安いっ!10万円位かと思った。それなら私のお小遣いでも買えるねっ」
ニコニコと笑って、アヒルの頭を撫でていました。

「アヒル飼いたいの?」

「うんっ お母さんに相談してみる」
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春先から初夏にかけてペットショップの店頭で販売しているアヒルの雛を見かけます。

「アヒルって安いんだね〜飼ってみようか?」 「私のペットにしたい!」
アヒルに興味を持った人たちが、手に取り、手の平に乗せ
ホワホワな雛たちを眺めています。


“ 安い値段で購入できてしまう ”


この安価に買えてしまうことをとても危険に感じます。夜店でヒヨコを飼う感覚と同じくらい手軽です。

その後、

「鳴き声がうるさいな〜 こんなに大きくなるなんて 面倒くさいな」

「懐かないし噛まれて嫌だなぁ」

そのように感じてしまうかもしれません。
日々のお世話が面倒になった、もう飼っていけないかもしれない。

そんな思いから、

「近くの川に同じアヒルがいたな、仲間もいるし逃がしてしまおう」
「自由にしてあげよう」
ふと、こんなことを思ってしまうかもしれません。

逃がす・・・・?自由・・・?
同じ姿の水鳥がいるからといって手放すのですか?

それは“逃がす”のではなく、“自由”を与えることでもなく、
“棄てる”ということになり、動物遺棄として罰せられてしまいますよ。

決してアヒルを川や池に放流(逃がす)してはいけません。

アヒルたちは家禽化された時点で飛ぶ機能は失われています。
大きな翼を持っていながら飛ぶことができないので、
餌を探したり、居心地のよい住処に移り住むことができません。

人間がアヒルを逃げないよう、飛べないように改造したのです。
アヒルの“自由”や“楽園”は、私たちの暮らしている身近な野外にはありません。
人間に守られ、人間の元で暮らす生き物となったのです。
ハワイアンセンターのような植物に囲まれ、大きなプール、温度が管理された温室のような
人間が管理する場所が、楽園なのかもしれません。

野外での暮らしは、先住アヒルたちとの争いや交尾によるトラブルで
雄アヒルでも雌アヒルでもその暮らしに馴染もうと苦しみます。
同じ姿をしているから、仲間として歓迎されるとは限りません。
柵も網も備わっていない池や川では、狸やテン、ハクビシンという外敵も目を光らせています。

雛のころからずっと飼い主さんと暮らしてきたアヒルは、
飼い主さんや一緒に暮らす人間を自分と同じ仲間と感じ成長しています。

アヒルは飼い主さんのことを
お父さん、お母さん、親のように思って暮らしているのです。

アヒルにも感情はあります。痛みも辛さも感じるはずです。

 

一緒に暮らしてきた
家族の一員。

アヒルを迎えた日のことを思い出してください。

 


動物遺棄は犯罪です

むやみに放す事は罪になります。

家鴨(アヒル)を飼う=家族が増える

もう一度飼う前に一緒に住む家族と話し合ってください。

アヒルを飼いたい、責任持ってお世話します。

そう思える方は、私達家鴨飼いのHPを参考にしてください。

家鴨(アヒル)を既に飼っている方、これから飼いたいと思っている方へ

 

飼い方紹介リンク 元祖北京ダック飼い

 

アヒルの相談(掲示板へ)

 

 

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家鴨(アヒル)を飼いたいと思っているみなさまへ

アヒルは可愛いですね。
キャラクターとしても大人気で、アヒルが登場する絵本やグッズをたくさん目にします。
TVに登場するアヒルは、人間ととても仲良し。話す声に耳を傾け、大人しく昼寝をしています。
でも実際のアヒルはあなたの側にいる「可愛い」ペットだけでは済まされません(´-` ;

アヒルは、人間と共に暮らすペットとしての歴史はとても浅いのです。
人に飼われるということは、ペットとして生涯を共にするためでなく、
“農家の庭先で鶏やチャボたちと土や草を食み、野菜屑を貰い、弱れば絞めて食べられる”
このように人間の側で暮らしていました。

<アヒルは家畜(家禽)>

人間が羽根や肉を利用するために、マガモという野鳥を改良させ飼いならした鳥です。
かなり古くから人類と共に暮らしているのですが、
アヒルがペットとして飼われるようになったのは最近の話になります。

ペットショップの店頭にいるアヒルの雛は、黄色くポニョポニョした姿で
「ぴーぴー」と、頼りなさげに鳴いていて母鳥や仲間を探しているかのようです。

ひなのじかんはみじかいよ

アヒルの換羽 〜ある日アヒルの羽根がバッサバサと抜け始めた〜