愛知県長久手市にある杁ヶ池公園のアヒル保護 2017.2.20

保護に向った方:愛知県永井さんご主人
新しい飼い主さん(一時保護):永井さん(えりぴーさん)のち、あひるネットワーク会員

掲示板にて相談がありました
初めまして。
愛知県長久手市にある杁ヶ池公園にどなたが放棄した大人のアヒルが現れて4年~5年ほどたちます。
2016年9月頃から足を引きずりながら歩いていたので気にしていました。この1ヶ月は水辺で殆ど動きません。近づいても足が痛いのか逃げないので、パンをあげたら必死に食べていました。
最近は池にも入って無い様子で羽根もお腹も真っ黒で以前よりも一回り小さくなったように感じます。まだ寒い日が続きますし、かわいそうで…気になって仕方がありません。

掲示板を閲覧していた永井さんのご主人が緊急性を察知し、夜間にも関わらず急遽保護に向ってくださいました。
<永井さんより報告>

アヒルさんは右足を外に出してひきずっています。シリュウ病ありです。目ヤニも結構出ています。震えていますが、病気なのか恐怖なのかはわかりません。ただ食欲はそれなりにありそうです。

アヒルさんは、ずりばいしている状況で立てない様子です。褥瘡にならないかが心配です。方向変換等はできています。もうすぐ5歳のアヒルが一羽おり、それで余計に感染症が心配な状況です。アヒル同士は全く別のところにいさせています。

<会員けいさんよりアドバイス>

趾瘤はタオル安静であれば2週間ほどで改善してくると思います。引きずっている足は足関節か膝関節か、、、完全に回復する可能性は低いと思います。悪化させないようにコラーゲンやグルコサミンをしっかり与えて、関節が熱を持っているようであれば獣医さんで消炎剤等をもらって飲ませてあげるのがいいかと^^
医療面でお困りの際はお声がけくださいませ!

<2/22 診察を受ける>

受診する前に、警察に遺失物届けを出す。

<診察結果>

①内臓系には、大きな問題なし。感染症もおそらく大丈夫だろう。やや貧血だがおそらく栄養不足からきている。
少々肺炎ぎみなのでキノロン系抗生剤服用

②レントゲンの結果関節がはずれている。手術はできるが、歩ける保証はない。
遺失物(落し物扱い)なので保護した私達のものに正式になるのが3ヶ月後なので、 それからでないと手術はできない。手術後は傷から糞が入り骨が腐ることが懸念される。

③反対の足は元気。確かに立とうとはする。何らかの補助をして広いところで飼うか、もしくは安静にさせるために狭いところで飼う。
→本人は広いところに出すと動きます。動かなくても動いても、褥瘡が、心配です。
車椅子もどう用意していいのか思いつきません。そして、どちらがこの子にとって良いのか悩んでいます。

④これからは立てないため排泄物との戦いになる。
→確かにそうだと思います。おすわりアヒルさんのうんちの処理の方法を教えて下さい。おむつのがよいですか?

⑤水浴びをさせてあげた場合、どのように乾かせばいいですか?
乳児がいますので、ド ライヤーで乾かす等長時間かかる作業が困難と思われます。
天気のいい日に日向で人工芝の上にいてもらうくらいしか思いつきません。

掲示板にてアドバイスあり

<3/1 診察2回目>

先生からはだいぶ体調良くなっていると言われました。
体重は3.5㌔前後(女の子にしては重い気がするのですが、足が悪いので減量した方が良いですか?)目ヤニも減っています。抗生剤は終了となりました。

関節の手術に関して質問したところ、骨を定位置に戻すことはできるが、やはり動くようにするのは難しい(自信がないとのこと)。手術を行う利益よりリスクの方が大きいだろうとのこと。

アヒルさん本人は、脱臼しているはずの足で今日も少し歩いておりました。
車椅子を将来的には考えたいですし、セカンドオピニオンも機会があれば受けたいと思っています。
とりあえず一旦治療はこれで終了とのことです。



名前はメイちゃん。会員永井さん宅で一時保護中です。

<3/25永井さんより報告>

メイちゃんは、ご飯を食べて元気にやっています。
幸い危惧していた褥瘡にもならず、お腹の羽もだんだん生えてきています。
先日からうちのアヒルとも会わせています。とはいっても仲良くはしていませんが。

遺失物届けを提出した警察署より、「アヒルは長久手市では野鳥扱いになるので、元の場所に返して欲しい。」との連絡を受ける。

この件に関して、野外にいた鳥だから野鳥と言っていられるのか?家禽のアヒルでも野良アヒルなら野鳥扱いになるのか?自治体によって扱いが異なるのでしょうか?全く話しが理解できません。そして言われるままにアヒルを元に戻せば死んでしまうでしょう。

愛知県会員けいさんが、名古屋市動物愛護センター、愛知県動物保護管理センターへ相談。そこから、愛知県環境部自然環境課へ。「アヒルは家畜伝染予防法の管理下にあるので、家禽であって野鳥ではないという認識です。」との回答をいただきました。
その通りだと思います。
今まで十何年も行政側からは、「アヒルは野鳥ではないので管轄外。」と言われ続けていたので、各自治体で扱われ方が変わるなど納得がいきません。

翌日、尾張県民事務所環境保全課へ確認の電話を入れたところ、不慣れな職員の誤った対応だったことが判明。それから、県民事務所の職員が警察署へ事情を説明、「ご足労ですが、再度遺失物届けを出しに警察署へ出向いてください。」という結果になった。

永井さんが診察を受ける前の2/25に提出した遺失物届けは既に「削除扱いにしてしまった。」らしいのです。正当な届出を勝手に処分され、再度こちら側が出向いて提出することになるとは・・・。

2017.5.1永井さんより

2月に保護した、歩けないアヒルのメイちゃんについてご報告です。とは言っても、足が不自由な点以外はとても絶好調です。

ズーフードも、そしてあんなに嫌いだった野菜も食べるようになりました。春キャベツと大根の葉っぱが大好きです!小松菜は嫌いです

先住アヒルには、どうしても脱臼している足をつつかれてしまうので、住み分けしています。(残念)

水浴びも始めて、ご機嫌さんです。アイラインが入った美人さんです。




保護時のような状況にならないよう、このまま会員宅で療養を続け見守っていきます。
完治しても元いた場所には戻せませんのでご理解のほどよろしくお願い致します。
アヒルは飛ぶことができません。心無い飼い主にこの公園に遺棄されたメイちゃんは怪我を負って苦しんでいました。
私たちは、終生飼養の責任・飼養知識の普及・遺棄防止を呼び掛けます。


↓募金の受付はこちら
治療費や入院費は皆様からの寄付金・募金、会員からの会費から支出しています。

【郵便局】
口座記号番号  00130-2-259850
加入者名    あひるネットワーク
【ゆうちょ銀行】他金融機関からの振込の場合
支店名    〇一九(ゼロイチキュウ)店(支店番号019)
種別     当座
口座番号   0259850
口座名義   あひるネットワーク

領収証は、払込取扱票の受領証をもってかえさせていただきます。
寄附金受領証明書の発行(認定NPO法人等寄附金特別控除を受けるための手続)
ご入用のかたは、通信欄に郵便番号、ご住所、お名前をご記入ください。
インターネットより寄附金を送金いただける方は、通信欄等がありませんので事前に
こちらまで連絡ください。

ご協力いただいた皆様を“募金ご協力のお礼”で公開させて いただいておりますが、匿名を希望される方は、 通信欄に「匿名希望」、またインターネットからは
こちらまで連絡ください。

募金・寄付金のお願い

募金のお礼



新しい情報・保護のお知らせへ戻る

通院・治療が必要なアヒルたちへ戻る