日本での発生状況
農林水産省 過去の
報道発表資料 H16年より~

平成16年1月 (山口県) 鶏(採卵鶏) H5N1 日本では79年ぶりの発生  

平成16年2月 (大分県) 矮鶏(チャボ) H5N1 愛玩用
(京都府) 鶏 H5N1 .採卵鶏、肉用鶏

平成17年6月 (茨城県) 鶏(採卵鶏) H5N2 .

平成17年8月 (茨城県) 鶏(採卵鶏) H5N2 H5亜型の抗体陽性反応も多発

亜型 あがた 同じ型の中にわずかに異なるものがある場合を亜型という
例:キタキツネはキツネの亜型


あひるネットワーク  鳥インフルエンザ呼びかけ 


2005.4 鳥インフルエンザカラス同士の感染を確認 

鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)がカラス同士で感染することを、動物衛生研究所(茨城県つくば市)が実験で初めて確認したカラスがニワトリと同様に、鳥インフルエンザウイルスを媒介して広めることを示す結果で、同研究所の塚本健司・病原ウイルス研究室長は「H5N1型が人に感染する可能性は極めて低いが、鶏舎にはカラスを近づけないなどの対策が必要だ」と話している。



2005.6 高病原性『H5N1型トリインフルエンザウイルス』にも効果

このような商品が開発されたようです『プラズマクラスターイオンR』
致死率が高いとされる浮遊高病原性『H5N1型トリインフルエンザウイルス』の働きを99%低減することを実証しました。


2005.6 国内初のH5N2型の鳥インフルエンザウイルスが検出

 農林水産省と茨城県は26日、同県水海道市の採卵養鶏場「アレバメントカントウ」で死んだ鶏から、国内初のH5N2型の鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。
昨年国内で79年ぶりに感染が判明したH5N1型の4例より毒性や感染力は弱いが、強毒タイプへの変異を警戒して高病原性に分類されている。現在のところ、従業員や家族に健康上の問題は出ていない。周辺の養鶏場でも異常は確認されていないという
(読売新聞) - 6月26日
 


H5N1型の4例より毒性や感染力は弱いが、強毒タイプへの変異を警戒しているとの事※人間の間で流行する新しい病気(インフルエンザが形を変える)になる事を警戒しているという事です

H5N2型
米農務省は、テキサス州の養鶏場で検出された高病原性(病原性の強い)の鳥インフルエンザウイルスについて、アジアで22人の死者を出したH5N1型とは異なるH5N2型との鑑定結果を明らかにした
CDCによると、H5N2型が人間に感染した記録はなく、「過去の経験から人体への感染の恐れは少ない」としているが、あらゆる可能性を想定して関係者の健康状態のモニターを始めることを決めた


2005.7 『茨城・坂東市の養鶏場でも陽性反応』

茨城県水海道市の鳥インフルエンザ問題で、同県と農水省は10日、最初にウイルスが見つかった養鶏場から約1・2キロ離れた「中村鶏園」(同県坂東市)の鶏について、新たにウイルス遺伝子検出検査と抗体検査をした結果、陽性だったと発表した。ウイルスは弱毒性のH5N2型の可能性が高い。
毎日新聞- 7月10日
ウイルス感染、3カ所目発覚=前回検査で検出されず。

7日、ウイルスが検出された養鶏場2カ所など計6養鶏場の鶏計14万8599羽の処分を終えたばかりです。
H5N2型は、弱毒タイプですが被害の拡大を防ぐ為に早め早めの処置が行われているようです。


2005.7『中国で渡り鳥から検出』

中国青海省の青海湖で鳥インフルエンザ(H5N1型)に感染した渡り鳥から検出したウイルスを解析した結果、中国南部の家禽(かきん)から伝わったとみられることが判明、今後、南アジアや欧州にも感染が広がる恐れがあるとする研究結果を中国などのチームがまとめた。
青海湖では、今年に入りインドガンへの感染が確認され、多くの渡り鳥が死んだ。死んだ鳥からH5N1型ウイルスを分離して調べたところ、鳥に対する高い病原性を持つ特徴があった上、マウスに対しても毒性が強い特徴を示していた。遺伝子解析などの結果、青海湖で広がっていたウイルスはおそらく、中国南部の家禽から伝わったとみられるという。
毎日新聞 - 7月7日

ガンなどがこのウイルスに感染した例は過去にもあったが、ほとんどが養鶏場の近くなどに限られ、鶏などから移ったとも考えられた。渡り鳥の間での流行は確認されていなかった。
またこれまで、野生の水鳥は抵抗力が強く、H5N1型ウイルスに感染しても発病しないと考えられていた。
今回のウイルスの遺伝子を調べると、二つの異なるH5N1型ウイルスの遺伝子が混ざり合ってできた、新しいウイルスだと分かった。
ネイチャーの論文は、ウイルスが、感染しても発病しない鳥に運ばれる可能性を指摘。「9月には渡り鳥がミャンマーやインドへ南下する。渡りの道筋に沿って欧州まで広がることもあり得る」と訴える。
サイエンスの論文も「世界的脅威になる可能性がある。青海湖は東南アジア、シベリア、豪州から渡り鳥が集まる場所だからだ」と結論づけている。
鳥取大の大槻公一教授(獣医微生物学)は「ウイルスは増殖するたびに形を変える。水鳥が大量に死んだ珍しいケースで、病原性が非常に高いといえるだろう。日本も警戒する必要がある」と話している。



2005.9 違法ワクチン接種で拡大か?茨城の鳥インフルエンザ

茨城県で弱毒型(H5N2型)の鳥インフルエンザが相次いで見つかっている問題で「ワクチンの使用など何らかの人為的な感染経路が否定できない」として、違法な未承認ワクチンが原因となった可能性があると発表した
国内では、感染が大流行した場合の緊急用に政府がワクチンを備蓄しているものの、一般には使用を認めておらず、承認されたワクチンは流通していない。今回見つかったウイルスは、海外で市販されているワクチンとは遺伝子の型が一致しないため、正規ルート以外で製造したものが輸入された可能性があるという(読売新聞) - 9月3日

ウインドレス鶏舎で抗体陽性反応

鳥インフルエンザ問題で茨城県は3日、同県小川町の「ホウトク農場」の鶏から鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)の感染歴を示す抗体陽性反応が出たと発表した。同農場では、鶏約18万羽を密閉性が高いウインドレス鶏舎6棟で飼養している。これにより6月以降に同県内でウイルスや抗体が検出された養鶏場は29となった。
産経新聞 - 9月4日



ウインドウレス鶏舎(密閉型鶏舎)

窓(ウィンドウ)のない(レス)鶏舎のことで、通常のウィンドウレスでは、温度や光(照明)の管理、餌(エサ)や水の管理などをコンピュータで行っていて、採卵(集卵)も自動化されています

未承認ワクチン

グアテマラやメキシコなど中南米で過去に見つかったウイルスと、遺伝子の型が94~97%の割合で一致した。本来日本に存在しないウイルス国内では、感染が大流行した場合の緊急用に政府がワクチンを備蓄しているものの、一般には使用を認めておらず、承認されたワクチンは流通していない。今回見つかったウイルスは、海外で市販されているワクチンとは遺伝子の型が一致しないため、正規ルート以外で製造したものが輸入された可能性があるという。
 読売新聞 - 9月3日



2005.10 毒性が強い鳥インフルエンザウイルスH5N1型が世界的に流行する恐れ

『鳥インフルエンザ 欧州に拡大、爆発的流行の恐れ』
 毒性が強い鳥インフルエンザウイルスH5N1型が世界的に流行する恐れが強まってきた。これまでアジアにとどまっていた鳥への感染地域が欧州へと拡大したためだ。大西洋の対岸にある米国では、ウイルスの流入を“水際”で阻止する態勢の検討に入っている。全世界的な対応の必要性が叫ばれる中で、アジア地域では、対策が後手に回っており、鳥から人への感染により今年初めて死者が出た。仮にウイルスが人から人に感染するという事態となれば、爆発的な流行も予測され、その影響は計り知れない。(産経新聞)10月22日(土)
 



H5N1型
A型インフルエンザウイルスが感染して起きる鳥の病気。死亡率の高いものを高病原性鳥インフルエンザという。ウイルス表面の抗原の型によってH5N1、H7N7などに分類される。
ウイルスの宿主のカモは無症状だが、ニワトリでは下痢などの症状がみられ、死亡することもある。
ウイルスが突然変異して人間へ感染するようになると、ほとんどの人は抗体を持たないため、新種のインフルエンザとして大流行する恐れがある。


 

鳥インフルエンザでよく耳にするウィンドウレス鶏舎ですが、バタリーゲージに閉じこめられている鶏達の姿は、とても生き物とは感じられません。2004年に動物取扱主任者認定講習会を受講した際に、人と動物の共生を求めてという演題で、日本動物愛護協会の会田理事事務局長より、

「SARS、鳥インフルエンザ、BSEと人類が経験した事のない人と動物の共通感染症の蔓延、これは、人間側に何かしら問題がある為の動物達からの反撃なのでは?」
このような問題を投げかけられました。

また違う伝染病などが蔓延するかもしれない、不安は拭い切れません。

1964年女性の科学者でルース・ハリソンさんの著書『アニマルマシーン』が紹介されました。
農業動物、家畜を取り上げた内容の書物です。

家畜は、生産性の向上という名目の下、自然摂理を曲げたアニマルマシーンとして存在させられている。命をはぐくみ育てるプロセスを無視している。動物達は工場の機械ではない。
近い将来、動物達から病原菌によって反撃される。

鳥インフルエンザやBSEを、予測していたかのような内容になっています。

あひるネットワーク 2005年