兵庫県加古川で保護された雄アイガモについて報告  

2012.3 関西支部長岡崎氏 明石公園雌アイガモ保護について報告  

 

2012.4  春風さん <保護の報告>

白アヒルのいなくなった兵庫県立明石公園ですが、
以前からいる雌のアイガモに雄マガモの人気が集中することになり、
林の中に逃げているのを先週妹が発見し、様子をみていました

私が一次保護していたりんちゃんの時と少し似ていますが、
一羽の雄カモとは仲良くしているのですが
他の雄カモに交尾されるのが嫌で水辺に行けない状態です

いかにもアイガモらしい薄茶色の羽で、ほとんど飛べないようです
発見した場所は、元々いた駅のそばの堀からは
直線距離でも北に600mほど離れた場所(図書館のそば)で、
歩いて移動したようです

りんのときと違って、後頭部と背中がはげている以外は
健康そうなのですが、この付近は以前から野良猫が非常に多く、
以前野良の白アヒルが水際にいたにも関わらず
猫に食べられてしまったこともあります

今日妹が様子を見に行くと、ついに野良猫に目をつけられてしまったらしく
一匹を追い払っても次の猫が来る過酷さでした
妹がそばにいると猫も他の雄カモも近寄らないことが分かったらしく
雌アイガモは妹から逃げません

妹が立ち去ると今夜にも襲われそうな様子だったため、
岡崎さんに相談し、死んだり怪我したりする前に
保護した方がいいと判断しました

仲の良い雄カモ君には申し訳ないですが
アイガモちゃんがここにいることでカモ君達も危険なので…

妹はその場で私の仕事が終わるまで待機し、
私がキャリーを持って駆けつけ、だっこするように保護しました


アイガモは数年間野良だったとは思えないほど落ち着いていて
出したごはんもすぐに口をつけました
岡崎さんは明日の夜迎えに来て下さるそうです

手持ちのフロントラインでダニ対処だけしました
健康そうなので今のところ検査・治療などの予定はありませんが
よろしくお願い申し上げます

<その後の様子>

岡崎支部長宅へ引き取られ、さくらちゃんと名付けられました。
フロントラインを数回吹きかけ、数日後から他のアヒルたちと一緒の小屋で暮らしています。

保護から2日目まで卵を産んでいましたが、その後産まなくなり、
雄からの誘発がなくなった為に発情が抑えられたようです。
体型は大きめでアヒルに近いアイガモさんです。
加古川で保護された雄アイガモ君

年々、アイガモ農法で使用される
アイガモたちは小型化されています。

掛け合わせ(交雑種)にカルガモを
取り入れているケースもあり、
野鳥に近く小柄なアイガモが各地で
みられます。

見分け方は大きさや体重、
飛べるか?飛べないか?で判断するのですが、
家禽化された家鴨なのに飛べてしまう品種も
います。
しかし、マガモのように渡りをするほどの
飛行力はないようです。 明石公園にいた頃のさくらちゃん

雄の数が多く交尾が負担となり、
衰弱してしまう家鴨は今までにも
各地で報告されています。

首の後が禿げてしまい、
全体的に羽根がボロボロになってしまいます あひかもがちょTOPへ戻る カルガモを保護したので新しい飼い主さん募集掲示板へ記載して欲しいと2月末に投稿がありました。

<投稿より>

水鳥のことがよく分からずネットで調べたところ、くちばしが黄色いのはカルガモということでしたので、
カルガモと思われます。
勤務先の近くの道路を歩いていて危なかったので保護しました。
獣医師さんに診ていただいたら、片方の羽の一部が欠損しており、もう飛べることはないと言われました。
でもその傷は治っている状態なので、飛べなくなってからかなり日が経っているものと思われます。
保護した場所は川の側ですが、護岸工事されていて飛べないカモが川と道を行ったり来たりできるとは
考えにくいので、人に飼われていた可能性も考えて、「保護しています」のチラシを道に貼っていますが、
連絡はありません。
現在自宅でケージに入れていますが、我が家には猫が15頭いますので長期の保護は難しい状態です。
カモのこともよくわからず、ネットで調べた範囲で食べ物を与えていますが、健康状態などは判断できず
心配です。
この子を可愛がってくださる方が見つかればと思います。
どうぞよろしくお願いします。

<画像を拝見し、カルガモと判断した上での回答   関西春風さん>

自治体により対応は様々ですが、多くの場合、怪我や病気の野鳥を保護した時には、
まず都道府県の環境課等の野生鳥獣の担当部署か、
都道府県の獣医師会に電話して指示を聞き、
治療が必要な場合には指定の動物病院などを教えてもらいます。

指定病院に連れて行った後は、後のことを全て病院に任せる場合と、
元気になって放鳥するまでの間を任される場合とがあるようです。

今回の場合は、飛べないけれども治療の必要はないということですので、
行政の判断がどうなるかは、残念ながら私どもには分かりません。

恐れ入りますが、まずは行政にご連絡下さい。
その際、許可を得て飼っている人のところから逃げ出した可能性も伝えると良いかと思います。

<その後の経過>

「素人に簡単につかまり、
つかまったあともパニックにならず餌を食べているというのは
野鳥ではありえない。アイガモだったら引き取りたい」と岡崎氏より報告があり、
岡崎氏宅で他のアヒルやアイガモたちと一時保護されることとなりました。  

 

 

加古川で保護された雄アイガモ君 明石公園にいた頃のさくらちゃん

雄の数が多く交尾が負担となり、衰弱してしまう家鴨は今までにも各地で報告されています。

 

 

 

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