静岡県白田川にいる3羽アイガモたち <2010.7>  静岡県会員:藤井駿河守さん

7/7 下記内容で投稿がありました<今現在会員H22.7.9入会:藤井駿河守さんより>


私が家鴨に出会ったのはちょうど二年前、近所の川と公園を散歩していたときです。
公園の家鴨は丸々太って元気そうなのに、川に生息している家鴨はなんていうか・・・
野生ぽいのか?潜って鮎を捕まえたりして生活してて可哀相なので散歩がてらに
パンをあげるような生活が続きました。
しかし川なので大雨のとき台風のときは増水して危険なのですが、

中州がちょうどぎりぎり埋まらない程度なのでまだ何とか生存している感じです。

釣り人等にいじめられたりしていたので、役場に問い合わせをしたら、
公園に捨てられた家鴨と、町の小学校の合鴨農法で飼われた合鴨との合いの子で
縄張り争いに負けて川に移動した三匹とのことでした。
保護をお願いしたのですが、動物園では縄張り争いが熾烈で殺し合いにもなるし、
無理とのことで、別段苦情も来ないのでそのままにしてあるとのことでした。

僕も飼える環境にあるなら保護したいのですが、ペット不可のアパートなので無理です。
そのまま時が過ぎていましたが先日、三匹のうち二匹が突然いなくなり旅でも出たのかなぁと、
思ったんですが戻ってきたときに一匹がびっこ引いて痛々しい姿でいました。

パンは食べるのですが歩行に難がある感じでいつも片足立ちです。
この時期から釣り人とかバーベキューで海岸にいる人から何かしらいたずらされたら
あの足では逃げることも出来ないのでいろいろと検索していたら、
あひるネットワークを見つけた次第です。

飼う事は出来ませんが(こっそりと短期間なら平気かもしれません)他の事でサポートは
出来ますのでお手伝いさせてください。行動範囲は伊豆半島全域ならサポートできます。
よろしくお願いします。

ここに色々と動画をとってあるので生活圏がわかると思います。

駿河守藤井さんyoutube動画 もっと読み込む、 ⇒湯河原で休憩、いろはすを呑むなど

紹介されたyoutubeの動画は、今まで藤井さんが撮影された幾つかの映像がありました。

・鴨ちゃん会議
・上流から鴨ちゃん
・鴨ちゃん危機一髪!
・水陸両用鴨ちゃん

確かに柄からみると、白アヒルとアイガモの交配種で変わった柄をしています。
オス1羽とメス2羽でした。

[その後の報告より]

この家鴨たちがいるのは白田川です。この川の側に白田川親水公園という
公園があるのですが前に行政の方に話を聞いたところによりますと、

●合鴨農法で稲作が終了して絞めて殺すところを小学生が可哀相、
殺すのは忍びないということで町にある動物園に打診したところ
断られて仕方なくこの親水公園に放した。
 (現在は合鴨だけ五匹で隣の畑と親水公園を往復する群れを形成)
●その後、何者かが白アヒルを捨てる。
 (この白アヒルは二匹で親水公園の端で群れを形成)
●この白アヒルと合鴨が数年前に交配をして何匹か生まれたが、生き残ったのは川にいるこの三匹だけ

[怪我の様子]

怪我の様子ですが、いつもはあの様子で中州を走り回って片足立ちで
岩の上に乗ったりして体を掻いたりしているのですが、
ふらふらしていてもう歩けない状態で呼んでも、びっこ引いて中州から
やってくるような感じでした。立とうとすると倒れこんじゃいます。

気になったのでよくよく観察してみたら左足が異常に腫上がって
その周りの毛が毛並みがよかったのですが毟れているように感じました。
頭が黒いブラックヘッドは、警戒心が強く余り手渡しで餌を食わないんですが
白ブチホワイトと合鴨プキーノは、手渡しで餌を食べるので捕獲は容易です。

〔7/10無事保護:容態の説明〕

骨折はしていないけど脚が炎症を起こしているということで注射を打って貰った。
「川原での生活で石がごろごろしているところを歩いて捻ったんじゃないだろうか?」との診断。
レントゲンは撮らず、獣医師が膝の上に乗せ腹這いにして足を触り診察しています。
体にはダニは見当たらない様子。

今現在は、あまり動かさないようにとの指示で、室内でウサギのケージ内にて療養、様子を見ています。
薬は処方されずあまり動かさないようにと指導されました。
通院はしなくてよいとのことです。
体重は2.4kgです。

7/10に足の調子の悪いアイガモを保護

鳥が診察できる「南伊豆動物病院」へ連れていき、自宅で療養させています。

 

[7/11新しい飼い主さん募集掲示板で新しい飼い主さんを募集]

 「3羽でずっと暮らしていたので、3羽一緒に引き取れる方のご希望をお待ち致します。」と
記載したところ、神奈川県の横浜市で希望者さんがすぐに名乗り出てくださいました。

 [7/12行政の方たち数人の力を借り、残り2羽も無事保護]

 川に残っていた2羽も無事捕獲保護に成功、最初のアイガモ1羽と共に伊豆→横浜まで
引き渡しが完了しています。

 

 

[藤井駿河守さんからの最終報告:感想]

ブラックヘッドは車酔いしたらしく朝食べたと思われる藻を吐き出していました。
ホワイトとプキーノは意外と平気でしたwおわんに いろはすを入れて飲ませたら
一心不乱に飲んでいました。
かなり都会という印象を受けましたが、新しい飼い主さん宅は、広くて畑とかもあり
柵が高いので絶対逃げられません。庭でたぶん60坪ぐらいありました。

ひょうたん池みたいなのがありここで遊ばせて土いじりが好きということで庭の
草むしりをお手伝いしてもらうと嬉しそうにお話されていました。
この鉄檻は夜の寝床です。鉄檻のそばに柴犬もいて鴨ちゃんたちを守ってくれるでしょう。

あとはプキーノの足が速く治る事と環境になれて欲しいものです。
車の中でPCをいじっていたらふと見ると三羽とも寝ていて笑いました。
環境適応能力はありそうなのでがんばって欲しい次第です。

新しい飼い主さん宅を去るときに三羽とも鳴いたのが、
ちょっと我慢できなくなりましたが堪えて帰りました。

ほんとに家鴨って頭いいですね動物病院の先生も言っていました。

 

あひるネットワークより

川や池にいる家鴨を遠くから見守り、癒されている方は多いと思います。
エサを持っていき、近寄ってくる家鴨たちを眺める。

そこにいて欲しい。
見に行くから居て欲しい。
待っててね。

でもその場所に多くの危険があるのなら・・・
あの家鴨たちどうなっちゃうのだろう?

これから夏になる
川に釣りにやってくる人がいる
花火もやるだろう
子供達も泳ぎに来る

夜中、中州に人間がやって来ないか?

あの家鴨たち大丈夫かな?
一体あの家鴨たちどうしてそこにいるのだろう・・・

そんな気持ちから個人で調査を始め、
名前を付け、見守り、怪我をしていた1羽見兼ねて保護。
病院へ連れて行き治療を受けさせました。

そして

家鴨たちが安全に暮らせる場所を募集。
それも「3羽一緒にお願いします」と呼びかけました。

「いつも一緒にいたから3羽一緒にお願いします」

行き場所が決まった後、すぐに協力者を得て残り2羽も捕獲保護
静岡県の伊豆から神奈川県の横浜まで移動させています。

家鴨たちが可愛い。
そこにいるから可愛いと眺めているだけの人。

可愛いからこの場所では心配と行動を起こす人。

いつも通るその場所に家鴨たちがいなくなるのに・・・
癒されていた風景がなくなることよりも、
家鴨たちの幸せを想う気持ちが伝わってきました。

ブラックヘッド
プキーノ
ホワイト

ずっと仲良くね。

 

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