メール版[ガラス張り通信]第234号 2011/1/26発行


          2008年4月 豊中での裁判支援集会で語る三井マリ子さん
◎やったあ! 三井マリ子さんの勝訴が確定
豊中市は真摯に受けとめ、三井さんに謝罪を!

とよなか男女共同参画推進センター「すてっぷ」初代館長の三井マリ子さんが、自身の雇止めに対して、豊中市と財団を訴えていた裁判の判決がこのたび確定しました。

昨年の3月30日、三井さんの主張を大幅に認めた大阪高等裁判所の2審判決が出されました。
判決では、一部議員の圧力に屈し、三井さんの人格権を侵害した豊中市を厳しく指弾していました。豊中市はそれを不服として最高裁判所に上告していたのですが、この1月20日、最高裁が棄却する決定をしたとのことです。

7年間という、三井さんにとってはつらくて長い時間が費やされてしまいましたが、まっとうな判断が確定したことは本当に喜ばしいことです。

25日の朝、豊中市から私たち市議会議員に最高裁の決定を知らせるFAXが送られてきました。

市議会で、この問題を質問する私たちに対して、「係争中だから答えられない」の一点ばりで逃げてきた豊中市。確定された判決を真摯に受け止めて、まずは三井マリ子さんに対して謝罪するべきだと考えます。そして豊中の市民に対しても、「すてっぷ」で何がおこったのか、その経過を説明する責任があるのではないでしょうか。

私は本日、電話で人権文化部長にそのことを伝えました。
ところが、電話口の人権文化部長からは、
「判決は出たので、これで終わりかな・・・。既に損害賠償をした。法的に何かする意志はない。」
「男女共同参画を粛々と進めていきたい・・・」と、なんとも信じられない内容の発言が返ってきました。

人権を守る立場の幹部職員が、館長を辞めさせるために三井さんの人権を侵害したことが最高裁で認められたのです。法治国家の日本、豊中市はまず何よりも当時の職員の非を認め謝罪すると共に、関係者を処分し、再発防止に全力を上げることを公式に表明すべきです。賠償金を払えばそれで済む問題ではありません。民間企業なら、当然責任者は処分されます。

なんと冷たい、責任逃れの豊中市。「人権文化のまち」が泣きます。今後厳しく追求します。

最高裁判所からの決定をご覧ください。
http://fightback.fem.jp/201101saikosaichosho.html
裁判長以下4人の全員一致で、棄却され不受理です。
理由もあります。

◎熊野いそさんに聞く「どうなる?介護保険
熊野いそさん1月23日、30人の市民の皆さんを前に、介護問題研究家で元高校教師の熊野いそさんが、自身の介護体験を織り交ぜながら介護保険制度の問題点をわかりやすく説明してくれました。

相談する場所がわからず、介護で悩んでいる人が多いこと。超高齢化社会に突入しているにもかかわらず、必要な人に必要な情報とサービスが届いていない現状は本当に深刻です。

この通常国会で、介護保険制度の見直しが審議されます。厚生労働省が当初目論んでいた、利用者の負担増や軽度者のサービス切り捨てなどは、猛反発にあって見送られることになったのはひと安心ですが、「地域包括ケアシステム」の名のもとに介護の問題を、国は市町村に押し付けようとしていることなど、今後の見直しの行方をしっかり見守っていかなければならないと感じました。

熊野いそさん、さすがに良く研究され、実践豊富なだけに説得力満点。説明もお手の物。
議会での活躍が待ち遠しい限りです。

なお、「熊野いそさんに聞く 第2弾」も企画しています。
「子育て・教育 一人で悩まないで」(2月27日 午後2時〜すてっぷにて)
こちらもぜひお誘い合わせの上お越しください。
また熊野いそさん、ブログも展開中です。ぜひごらんになってください。
http://kumanoiso.jp/

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