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乱数表による暗号

『大辞林』を引くと、暗号とは、秘密の内容を伝達するために、第三者にわからないように、
当事者間約束して決めた記号合図、と解説してあります。

第三者に分らないように、秘密の内容を伝達する方法の一つに
当事者間で同一の乱数表と字母表を用いる方法があります。

乱数表(宝くじの当選番号のように、作為のない数の表)新訂数学3年(啓林館)の乱数表

28 89 65 87 08  13 50 63 04 23  25 47 57 91 13  52 62 24 19 94  91 67 48 57 10
30 29 43 65 42  78 66 28 55 80  47 46 41 90 08  55 98 78 10 70  49 92 05 12 07
95 74 62 60 53  51 57 32 22 27  12 72 72 27 77  44 67 32 23 13  67 95 07 76 30
01 85 54 96 72  66 86 65 64 60  56 59 75 36 75  46 44 33 63 71  54 50 06 44 75
10 91 46 96 86  19 83 52 47 53  65 00 51 93 51  30 80 05 19 29  56 23 27 19 03

05 33 18 08 51  51 78 57 26 17  34 87 96 23 95  89 99 93 39 79  11 28 94 15 52
04 43 13 37 00  79 68 96 26 60  70 39 83 66 56  62 03 55 86 57  77 55 33 62 02
05 85 40 25 24  73 52 93 70 50  48 21 47 74 63  17 27 27 51 26  35 96 29 00 45
84 90 90 66 77  63 99 25 69 02  09 04 03 35 78  19 79 95 07 21  02 84 48 51 97
28 55 53 09 48  86 28 30 02 35  71 30 32 06 47  93 74 21 86 33  49 90 21 69 74

字母表
 

1位

10位

濁点

半濁点

その方法の簡単な見本として、上記2表により、万葉の歌人山上憶良の名を暗号化してみましょう。

まず最初に、字母表によって、次のように、8字「やまのうえおくら」を数字に置き換えます。

や=34、ま=44、の=04、う=35、え=33、お=14、く=24、ら=15

この数字を、乱数を使って、第三者にわからないようにする訳ですが、
ここでは、暗号化のルールを、次のように決めておくことにします。

1番目の2数  =乱数表の指定(上からa番目の行)、
            =乱数表を読む方向指定(奇数=左から右、偶数=右から左

2番目の2数cdは、番目の行の乱数を方向にcd番目から用いることを示す

3番目の2数以後は、字母表の数値に乱数を加えた数値。   

(4数abcdは、サイコロを振るなりなんなりして、適当にきめます)

このルールで、8字「やまのうえおくら」を暗号化したところ、
642042,49,13,38,35,20,33,22」となったとします。

1番目の2数64は、乱数表の上から目の行の数を右から左は偶数)に用いたことを表し、
2番目の2数20は、暗号に用いた乱数の先頭は右から20目のであることを表しています。

この約束事にしたがえば、用いた乱数は表から「8,5,9,3,2,6,9,7」であることが分り、
次のように、機械的に暗号が解読できます。

暗号文 42 49 13 38 35 20 33 22
用いた乱数
引算 34 44 04 35 33 14 24 15
解読文

ところで、数字42から乱数を引いて34とし、字母表から「」を読み取ることは、
暗号に関する約束事を知らなければ、ずいぶん勝手なことをしているように見えるでしょう。

しかし、暗号に関する事前の約束を知っていれば、この解読を出鱈目だという人はいません。

いろは歌の暗号を解読する際に、「やま」を「山」に置き換えて、次図のように「」字型を作り
うえのおくら」を山上憶良の名を表わす暗号と見ることも、これと同じような操作です。


やまのうえおくら           やまうえのおくら           字型
         
         
 

この操作は、5段書きの文字の配置に作為があることを確認するためのもので、
確率には何の影響も与えるものではありません。

無論、後世に解読が託された暗号では、事前に約束事を取り交わすことができないので、
後世の解読者が機転を利かして、秘められた約束事を読み取らなければなりません。

暗号を認めることに抵抗を感じる人は、それができない第三者ということになります。


m(_ _)m

平安時代に、「あめつち」「たゐに」「いろは」と呼ばれる、3通りの字母表が作られています。
それらにおける次のような文字の配置は、単なる偶然のいたずらに過ぎないのでしょうか。

作為がなければこのようなことは起こりえないとショック受ける方の出現を期待しています。


山上憶良(やまのうへおくら
いせ物語4+5の暗号

 

.
謎明く比喩黒潮ましお 土佐日記

 

 

 

     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

」字型の暗号の解読図
山上憶良山のうえのおくら
  」字型の暗号の解読図
山上憶良・紀貫之きのつらゆき

姫児雄略・継体・持統(ヂトウ=ジトオ

 
 
 

上は「タヰニ」5段書き        . 
右は「アメツチ」6段書き→ 

             

タイ・卑弥呼雄略・継体


新訂数学3年(啓林館)の乱数表

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