2009 ヨーロッパアルプス登山紀行その2
憧れの
アイガー・ミッテルレギー稜

行動時間14時間(~_~;)
(素人で登る=ガイドレス)

メンバー。wさん、山ごろ

7月28日(風もなく晴天)

  
アイスメーア駅を降りて、観光展望台ではなく、ホームをクライネクシャイデック側を歩いて、氷河専用出口へ
と歩く。格子と鉄扉二重のを開けて、
 
氷河へのトンネルの中へ、照明有りで目に慣れれば、ラテなしでも歩ける。出口付近は、雪が凍っていて、滑りやすい。
氷河の出口。ここから、残置の捨て縄の助けを借りて、シュルンドを飛び越えて氷河へ立つ。
(シーズンの雪の状況により変わると思われる。)

岩壁沿いに歩く、上部から、時々、アイスシャワーが落ちて来て、岩の混じっているのも有るので、
足早に、通過する。

緩い岩壁に、先行パティーが岩場を登っていたが、雪の上部が悪いというので、戻って降りて来て、氷河を歩いて行った。(残置ボルトが1本有り、ここが、ミッテルレギー小屋への正規のルート出あった。)

 先行パティーを後を追う様に、氷河を進む、岩壁の最上部に、ミッテルレギー小屋が見えた。ルンゼ状に成っていた。岩壁を目指した。クレパスを越えて、岩場の基部へと登ったが、見た目より、立っていて、いたので、戻り、先行パーティーの後を追う。

先行パーティーはルンゼの右尾根を登った様子。
私達も、ここを登ることにした。特に、目印や残置等はなく、岩が立っている様(3級下)に見えた。これで、小屋へ登れるかか不安で有ったが、取付いてみた。

一段登ると、傾斜は緩くなり、踏み跡らしき道が有りで、ドンドン登る。先行パーティーは岩壁の上に立っていた。

上部に来ると、鉄棒の支点が所々に有り、これも、登行ルートと信じて、これに沿って登る。
所々、岩場ぽい所有り。

上から見た。登行尾根、粘板岩の壁で時々バラバラと崩れるので、嫌らしい。
 
遂に、憧れのミッテルレギー小屋へ着ました。
 
小屋は新しく、大変綺麗でした。

小屋で休んでいると、ガイドパーティーが続々と、最初に先行パーティーが取付いていたところ付近から、残雪のバンド沿い登って来てた。ルートはおおざっぱで、適当に小屋(小屋から先のルートの取付き)を目指し登って来る。
 
夕焼けが、アイガーを染める。(小屋まで登って来れば、半分は登ったも同然と思っていたが)


 
夕食です。管理人のおばさんが、半日近く、煮込んでいたスープや白菜のサラダ。
 
メインの肉料理とデザート、大変美味しかったです。
この日は、20人位の登山者(ガイドを含む、この中に、日本人のガイドと客が一組居ました。))

コースTIME
7/28 アイスメーア駅トンネル氷河出口9:40-ミッテルレギー小屋南東稜取付11:45
    -ミッテルレギー小屋12:40


googel mapで登行ルートを表示(gpsデーター時間が東京時間で表示されています。悪しからず(~_~;)

より大きな地図で 2009年7月28日 を表示
ルートラボ (gpsトラックデーターをDownload)

7月29日(風なく快晴)

 
 
美しい、朝焼け。

第2陣の朝食後に出発。

3級程の岩場を、フリーで、ガンガン登る。
(岩は冷たくないので、薄手袋、素手で登れた。)


何所も、一気に氷河へ落ちている。ミスは絶対許されない。
  
出発、1時間くらいで、ミッテルレギー稜線に朝日が当たる。第一の固定ロープ帯。

自己確保しながら、固定ロープを下って、登る。

約13のピークを越えてゆく、何れも、3級下程度だが、気を引き締めて、登る。
(時折、ホールドがボロット欠け落ちで、冷やとする。)

山頂と思ったが、グロースツルム(3692m)?山頂は遥かかなた。
グロースツルム登り1

後続パーティーに追い着かれた。



懸垂下降して、固定ロープ帯を登る。

長い固定ロープ、傾斜も強く、パンプして落ちそうになる。支点でレストしながら、ハー!ハー!ゼー!ゼー!
ロープが凍っていなくて助かった。




出発から、2時20分、登って来た。稜線を振り返る。

先は長い、雪が出てきて、ミックと成る。

この付近で、不覚にも、腰に指していた。ピッケルを落としてしまう、これから先で必要な時に、「ピンチ(~o~)」
仕方ないので、スノーバーとストックで乗り越える。事となった。


スノーリッジと成り、頂上へ続く、

数ピッチを繋ぐ(ロープが雪壁に食い込んで、外すのに一苦労した。)北壁の上部と成り、眼下に村が見えて、恐ろしい
 
12時40分。アイガー山頂に立つ。



山頂より、アイガー南稜、後は、懸垂下降と歩くだけと思ったが、登攀要素(雪稜、ミックス、岩壁)が多くありで、
時間を要した。

懸垂下降は、4ピッチ位で、何れも50mロープ1本で、支点もハッキリして降りることが出来た。

ジャンダルムの様な岩峰、ここの取付きボルトは、高い位置に有り、wさんでは届かず、私がジャンプして、カラビナを掛ける。
 
この先は、凍った。クーロワールと成っていた。ピッケルの無い、スノーバーでは、歯が立たず、ビビッタ。
幸い、幅が狭かったので、左右のホールドを捜して乗り越えた。この上の出た所に、リングボルト(残置カラビナ)が有ったので、ピッチを切って、wさんと交代。この先の、岩場が微妙で4級位の箇所をクリアして、岩飛び付く様にして、リングボルトへクリップと、セカンドでも怖い。
リードした。wさん感心。(ここの箇所は、ピッチを切らず下から、繋げて、行くようで、そのために、ロープの流れが良い様に、残置カラビナが有ったと、気が付く)


ここを、越えると、緩い雪稜と成って、メンヒも近くなって来た。(南アイガーヨッホ3760m)今日中に、メンヒ小屋へ帰ることが出来ると確信する。

アイガー南稜を振り返る。

メンヒ南面氷河をトラバースして、ユングフラウ小屋へ帰る。

メンヒ南面氷河をトラバースより、アイガー・ミッテルレギー稜を見る。
19時55分。メンヒヨッホ小屋に無事到着(^_^)v(*^。^*)

小屋の食堂に入って、この日、ミッテルレギー小屋を出発した。日本人ガイドさんが、遅いのを心配してくれていて、
「こんな時間に成るとは、遅すぎる。もっと、基礎訓練してから、アイガーに登る様に」とお叱りを頂いた。

この日の夜は、強い風と積雪が有り、とても、ビバークなんて、やっていられない、嵐の夜であった。


コースTIME
7/29 ミッテルレギー小屋5:55-グロスツルム7:55-アイガー山頂12:40-北アイガーヨッホ15:40
   -南アイガーヨッホ18:40-メンヒヨッホ小屋19:55

googel mapで登行ルートを表示(gpsデーター時間が東京時間で表示されています。悪しからず(~_~;)


より大きな地図で アイガー・東山稜−南稜 を表示

ルートラボ(gpsトラックデーターがDownloadできます。)


gpsデーターをグラフに表して見ました。ミッテルレギ小屋から小さなピークを数えると、13位有りました。
(時間はスイス時間に変更していなかったので、−7時間です。)



アイガーから南稜を経てメンヒヨッホ小屋へ(下降もピークが幾つか有りました。)

2009年山行記録

海外登山記録