じゃがいも入りやきそば/栃木県栃木市
(栃木市観光協会)

足利市で「ポテト入りやきそば」と呼ばれているのと全く同じ焼きそばが、栃木市では「じゃがいも入りやきそば」もしくは「いも入りやきそば」という名称で呼ばれ、市内に17店分布している。今回4店舗で「じゃがいも入りやきそば」を食べてみたが、いもの大きさ・バランス・値段の安さ・店舗の形態など足利の「ポテト入り」と極めて酷似している。
足利と栃木でひとつ大きく違っているのは「やる気」で、栃木市では「じゃがいも入り栃木やきそば会」が結成されていて「栃木やきそばマップ」が作られている。佐野市の「いもフライマップ」のように「佐野にしかない」とか「佐野発祥」といったような子供じみたウソは付いていないので、バカな勇み足もないだけに余計に侮れない。

大豆生田商店 栃木市薗部町
別に栃木の「じゃがいも入り」とか言ったって足利の「ポテト入り」の味と安さには太刀打ち出来ないだろう、「じゃがいも入り」って名前もダサイし・・・と、タカを括って栃木に乗り込んだのだが、最初に訪ねたこの店で、いきなりガツンと強烈な先制パンチを浴びせられてしまった。並盛り300円とは思えない量の多さ、いもも大きくて量がある、ソースはかなり辛口だけど味も良い、おまけにおばさんもハイテンション。角が立ったストレートな(縮れていない)細麺を使用している。
※2009年1月現在、並盛りが300円→350円等、この記事をアップした2004年12月当時とは若干、価格が改訂されています。最新情報については栃ナビ!の店舗紹介ページをご参照願います。
店舗外観・「麺のまるいち」は隣りのラーメン屋の看板 300円でこんなに幸せになれる店は珍しい
最新の価格情報は栃ナビ!をご参照ください 店内
テンションの高いおばさん 並盛り300円・量が多くてリーズナブル

こうしんの店 栃木市室町
巴波川(うずまがわ)に程近い市街地の裏町のような道の細い地区にある、激渋な店舗の駄菓子屋系のもんじゃ焼き店。店の横手に庚申堂があり、店名の「こうしん」というのはたぶんこのお堂に由来しているのだろう。上記の大豆生田商店が安くて異常に盛りが良かったので、回る順番でちょっと割を食ったのだが、味は良いけど値段の割に量が少ないかな?とは正直思った。蔵の街散策で立ち寄るにはイイ感じ。
渋すぎる外観 店内・右手は駄菓子で奥の座敷にもんじゃの鉄板
並盛り350円・やや量が少なめ 店のハス前にある庚申堂(こうしんどう)

ホテル鯉保 「ホテル鯉保」は経営難により2005年8月31日をもって閉館しました。
創業百二十年の老舗で、「こいやす」と読む。女優の山口智子の御実家で、ロビーには山口智子コレクションが展示してある。ホームページを見ると「唐沢寿明と山口智子が選んだおすすめコース料理」というのもあるようで、山口智子の実家というのを結構売りにしている。1996年に山口智子とキムタクが共演した人気ドラマ「ロングバケーション」の中で、「じゃがいもなんか普通、焼きそばに入れないでしょ」と言うキムタク演じる瀬名に対し、「入れるもんねー、あたし」と、山口演じる葉山が主張するという場面があり、それとなく「じゃがいも入り焼きそば」をPR?していた。
ホテルの外観 ロビーにある山口智子コレクション

岡本商店 栃木市本町
足利の「かどや」を彷彿させるような「やきそば」の暖簾が掛かっただけの渋すぎる店舗。店内にはテーブルが一つあるだけで、渋さ(ボロさ?)では「かどや」の一枚上を行っている。熱烈な固定ファンがいる店らしいので今回訪ねてみたのだが、なるほど一般受けはしなそうだけどハマルと癖になるかもしれないようなチョット変わった味がする。味は全く違うけど足利でいうと「藤生」のような、1回食っただけでは分かりにくい味系の店かも。
渋すぎます 造花や小物で埋もれたカウンターの後ろが調理場
テーブル1客席数4 焼きそば250円・イモとキャベツと挽肉入り

仲よし
栃木第四小学校の向かいにある駄菓子屋系焼きそば店。昔の子供のたまり場そのものな雰囲気で、「クレヨンしんちゃん オトナ帝国の逆襲」かよ!?というほど無茶苦茶懐かしいオーラが漂っている。「仲よし」という店名もイイ。じゃがいも入り焼きそばは小盛り260円でも結構量があって、ソースの味は、ちょっとばかし辛口すぎる気もするけど酸味が強くて美味しく、サラダまで付いていた。これだけ価格・量・味と3拍子揃えられてしまっては、栃木の「じゃがいも入り焼きそば」の実力は認めざるを得ない。
小学校向かいの駄菓子屋さん レトロな店内
価格破壊な値段表 小盛り260円・イモとキャベツと挽肉入り・安すぎ

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