太田の焼きそば/群馬県太田市
(OTA ヤキソバ MAP&SHOP)

両毛地区で佐野はラーメン・足利は日本そば・桐生と館林はうどんが有名、で、太田は?・・・ということで無理やり名物に仕立てたっぽいのが「太田の焼きそば」。この焼きそば、何か太田ならではの特徴があるのかというと、「上州太田焼そばのれん会」で発行しているマップにも「伝統の味 秘伝のソース 同じものは二つとない」と書いてあるくらいで、太田ならではの特徴とか型というのはこれといってない。各店で特色のある焼きそばを作っているのが太田の特徴ということなのだろう。 しかし、周辺の町には焼きそば屋はないのかというと、私の知る限りでは足利には「ポテト入り焼きそば」という非常に特色ある焼きそばがあるし、行田・熊谷のフライ屋さんもたいてい焼きそばをやっているので、そんなに太田だけ突出して名物かなあ?とも思う。何か回りの町の名物を意識しすぎて強引に名物にしてるような気がしてしょうがないけど、太田には焼きそば屋さんが45軒程あって、非常にリーズナブルな価格で、多くの市民に親しまれて支持されているというのは事実なので、名物としては???だけど、地産地消ファストフードとしての資質は二重丸。

岩崎屋 太田市石橋町
太田が「焼きそばの町」とか言い出すずっと以前から、独特の真っ黒いソースの焼きそばを食わす店として、足利でも知ってる人が多くて、よく名前を耳にしていた。太麺に噂通りの黒いソースで、具はキャベツのみ。さぞや濃厚な味かと思いきや、食べてびっくり、意外なことにソースの味が非常に薄く、何て言うか……微妙。これも噂に違わず常連さん以外には理解できない難解な味なのかも。
平16年3月に新店舗に移転したばかり 焼きそばと焼きまんじゅうをサーブしている
焼きそば(中)315円・太麺に独特の黒いソース 焼きまんじゅう・150円

清水屋本店 太田市八幡町
サイドメニューも豊富でリーズナブルな人気店。量の割にかなり安く感じる。焼きそばは太田では珍しい極細麺で、味付けはかなり薄めであっさりしている。こちらが恐縮するほど丁寧な物腰のご主人は客商売の鑑。
大島団地・清水屋本店 店内・サイドメニューも豊富でリーズナブル
厨房の様子 やきそば(中)250円・極細麺・量の割に安い

峯岸大和屋 太田市西本町
本業?は団子やどら焼きなどの和菓子の、珍しい和菓子屋系焼きそば店。焼きうどん級の柔らかい極太麺にやや甘めのソースを使っていて、具はキャベツのみというアッサリ系の味。備え付けの七味唐辛子と非常に相性が良い。
店舗・和菓子屋系の焼きそば店 本業?は団子やどら焼きなどの和菓子
調理場 やきそばの値段表
客席・座敷とテーブル有り やきそば小210円・焼きうどん級の極太麺

やきそば よっちゃん 太田市末広町
昼時前後のみ営業しているテイクアウト店。麺はやや太めで味はスタンダード。上記の3店のような変則的な焼きそばではないが、普通に美味しいので安心して食える感じ。
テイクアウト専門店・若いお母さん達に大人気の様子 営業時間はやや短め
キャベツたっぷり 焼きそば(中)315円・やや太めで食感のいい麺

ちろりん村 太田市内ヶ島町
テイクアウト系の店舗だが、店舗横にある「ちろりん村ふれあい広場」と名付けられたオープンスペースで、食事することもできる。おばさんは上州気質できっぷが良く、話し出したら止まらない強烈なマシンガントークの持ち主で、焼きそばも性格通りで?やたらと盛りがいい。木崎の助平屋の焼まんじゅうは日曜日のみの販売。
テイクアウト系・焼まんじゅうは日曜日のみ販売 上州気質のきっぷが良くて話好きなおばさん
店舗横のオープンスペースで食事できる 焼きそば300円・やたらと盛りがいい

とちぎ屋 太田市飯塚町
商店の一画のブースで焼きそばとポテト(いもフライ)を売っているテイクアウト店。ポテト入り焼きそばは、ホントに申し訳程度しかポテトが入ってなくて、じゃがいもテンコ盛りの足利の「ポテト入り」に慣れている私から見ると激しくイマイチ。その代わりに1本50円のポテト(いもフライ)は、焼きそばの物足りなさを挽回するくらい安くて大きい。
商店の一画のブースが厨房・テイクアウト専門 いもフライもやっている
ポテト(いもフライ)・1本50円・大振りで安い ポテト入りやきそば・200円(大は300円)

門前焼そば くいち 太田市金山町
両毛近在の信仰を集めている子育て呑龍様(大光院)の門前にある土産物店系?のテイクアウト店。焼きそばは、うどん並の太麺で、具はキャベツ、トッピングに豚バラ肉のチャーシューが乗っている。私の感覚では、かなり薄味に感じるが、総じて年配者ほど薄味を好むので、お寺の参詣者がメインの客層の場合、この薄味で正解なのかもしれない。いもフライは現在の両毛スタンダードのパン粉の衣タイプ。
土産物店が軒を連ねる呑龍様(大光院)の門前町 金子九一郎商店の一角の焼きそばブース
いもフライ・1本50円 焼きそば一盛200円・チャーシューが乗っている

大光院(呑龍様)
徳川家康が(名目上)先祖であるとする新田義重の菩提を弔うために1613年(慶長18)に建立した寺院。初代住職に迎えられた呑龍上人(どんりゅうしょうにん)は、捨て子や困窮者の子供を弟子という名目で養育したことから「子育て呑龍様」と呼ばれ、現在でも篤く信仰されている。さすが徳川家康、権勢にモノを言わせて建てたもんだねえ、でっかいの。と思いきや、堂々たる偉容の開山堂は昭和9年築造と比較的新しい物件。
呑龍様(大光院)の開山堂・昭和9年の築造 境内で骨董市が開かれていた

ニューキッチン 太田市新井町
太田でたまたま立ち寄ったお弁当屋さんのメニューに「ポテト串30円」というのを発見し、ピーンと勘が働いて注文してみたら、案の定「いもフライ」だった。形態はパン粉なしの天ぷらタイプで、それにしても今時1本30円は安い。メニューはどれもこれも驚愕の安さで、しそわかめ弁当300円は、300円って、うそだろうと思うほど、ボリュームがあって美味しかった。焼きそば屋ではないが、分布状況を調査中の「いもフライ」を見つけたので掲載しました。ネットで検索してみたら、お店のサイトがあったので参考まで。
お弁当と揚げ物のお店で、焼きそばはありません メニューにポテト串30円というのを発見
ポテト串(1本30円)・天ぷらタイプのいもフライ しそわかめ弁当300円・安くて美味

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