ポテト入りやきそば/栃木県足利市
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太田の焼きそばや佐野のいもフライ屋さんの焼きそばを食べていて、何か足りないなあと思ったらポテトのトッピングがないことに気が付いた(太田ではその後1軒発見)。我が地元・足利市では、焼きそばと言えば「ポテト入り」というのが普通なのだ。他所であまり見掛けないということは、今まで普通だと思っていた「ポテト入り」は、実は普通ではなかったということなのだろうか??? という訳で、足利のポテト入り焼きそばの実体を多少なりとも解明すべく、市内を軽く回ってリサーチしてみた。
足利の焼きそば屋は専門店の他に、駄菓子屋系、お好み焼き屋・もんじゃ焼き屋系、食堂系、軽食・喫茶店系、居酒屋系があって、大半の店で「ポテト入り」をやっている。
古くから焼きそばを売っているお店数軒で聞いた話では、足利のポテト入り焼きそばは、戦後の食料事情が悪い時代に、何とかボリュームを出そうと、蒸かしたジャガイモを入れたのが始まりではないかと言われていて(終戦後はご飯にイモを炊き込んだり食べ物に何かとイモを投入したとの話)、具はジャガイモと長ネギが一般的だったとのこと。また、私の母親が子供の頃(終戦直後)には、足利ではリヤカーの引き売りで「ポテト」という名前の、蒸かしたジャガイモと長ネギをソースで炒めてゴマをかけたおやつを、新聞紙を三角にに折った袋に入れて子供相手に売っていたらしい。
私の勝手な推測では、「ポテト入り焼きそば」という呼称は単にジャガイモ入りという意味ではなく、ジャガイモと長ネギをソースで炒めた「ポテト」が入った焼きそばなので「ポテト入り」と呼んだのではないかと思うのだがどうだろうか? 鋭く核心を突いた説だと自負しているのだが。
図らずも地産地消ファストフードを訪ね歩いた一連の調査で、これといった特徴のない太田市の焼きそばよりも足利の「ポテト入り」の方がよほど地域色があることが判明した訳だが、近隣の町みたいに声高に「名物」と謳っている訳でもなく、マップなども作られていないので、今後、徐々に掘り起こしを進めて、出来るだけこのページにアップして行く予定。(私は酒を飲まないので居酒屋系の調査は出来ませんが、08.2/1現在で34店掲載)
ネット検索で栃木市と小山市など他の栃木県南地域でも数軒のポテト入り情報を得ているので、そっちも後で行ってリサーチするつもりです。

とみや
足利市総合グラウンドの南側の通りの研修センターの前に出ている屋台のやきそば店。管理人は夏に近くの市営プールでひと泳ぎした後、ここでよく焼きそばを買い食いする。このコーナーを作成するために富士宮・行田・太田・佐野・足利と短期間に矢鱈と焼きそばを食べ歩いたが、ここの甘いソースとゴロっとしたポテトは絶品。コロッケやいもフライで解る通り、ジャガイモとソースの相性の良さは言わずもがな。月曜定休。
テイクアウト専門の屋台の人気店 メニューの一部
蒸かした(茹でた?)ジャガイモを手際よく切って投入 ポテト入りやきそば(小)300円・甘めで美味しい

はとや 足利市家富町
足利氏居館址のばんな寺(大日様)の北門の向かいにあるお好み焼屋さん。無茶苦茶メニューが豊富で、焼きそばだけで10種類くらいある中に当然「ポテト入り」もある。妙に懐かしい風味がして非常に美味しい。
ばんな寺(大日様)北門向かいにあるお好み焼屋さん カウンター・メニューはむちゃくちゃ豊富
ジャガイモをソースで炒めてから麺を炒める流派 ポテト入り焼きそば・350円

大日様・売店(お休み処) 足利市家富町
国指定史跡・足利氏居館址の鑁阿寺(ばんなじ)、通称、大日様(だいにちさま)の山門(太鼓橋)を入ってすぐ左手にある売店の店先に「月星ソース 焼そば」の赤いのぼりがあるのを発見。もしやと覗いてみたら、案の定、壁に貼ってあるメニューに「ポテト焼そば」の文字があったので、即、調査した。ポテト焼そば・450円は、足利の相場から見るとかなり値段が高いが、ボリューム満点で、実際はそれほど割高な感じはしない。「週刊朝日」で紹介されたという味噌おでんは、36年間継ぎ足しながら使っているというコクのある甘い味噌だれが、めちゃウマだった。
大日様の山門と太鼓橋 大日様・売店(お休み処)
広い店内 ポテト焼そばの部分だけ紙が…値上げしたのかな?
ポテト焼そば・450円 味噌おでん・250円・タレが(゚д゚)ウマー

ひこまや 足利市家富町
国指定史跡・足利氏居館址の鑁阿寺(ばんなじ)、通称、大日様(だいにちさま)の境内にある売店「ひこまや」では、パン粉なし天ぷらタイプの「いもふらい」が5本300円で売っている。いもフライに関して、「足利はパン粉なしが主流で、佐野はパン粉あり」という説がもっともらしくネット上で流布されているのだが、足利はパン粉なしという通説は、この店の印象を強く抱いていた誰かが言い出した説が確たる裏付けも無いまま、ひとり歩きしているのではないかと、私は推測している。私が実際に足利市内で「いもフライ」を確認した11軒中、パン粉なしは4軒、パン粉ありは7軒で、パン粉ありの店の方が多く、少なくとも現時点での調査結果からは、パン粉なしが足利の主流と言うことは出来ない(06.1/28現在)。逆に佐野市にも天ぷらタイプの「いもフライ」は存在する。
大日様(ばんな寺)境内にある売店の「ひこまや」 天ぷらタイプの「いもふらい」・5本で300円
古墳考現学会の活動休止後、久々の登場の「おのP」 大日様(ばんな寺)の本堂

もんじゃ わたなべ 足利市家富町
足利学校とばんな寺の近くにある、もんじゃ焼き・かき氷・焼きそば・いもフライの店。ポテト焼きそばは普通盛りでもボリューム満点でかなり大盛りで、焼きそばの具はポテトの他にも肉やイカなど各種ある。夏だけでなく、1年中かき氷をやっているのも特徴。木曜定休。
キレイな店舗のもんじゃ焼き店 店内
いもフライ・1本60円で注文は2本から ポテト焼きそば400円・ボリューム満点

しいな 足利市大町
国道293号線を挟んで足利学校の反対側(東側)のあづま児童公園の向かいにあるテイクアウト店で、焼きそばの他に伊勢崎市の忠治茶屋本舗の焼まんじゅうを販売している。忠治茶屋の焼まんじゅうを足利市内で買えるとは、うかつにも今まで知らなかった。ソース味のポテト入り焼きそばと甘い焼きまんじゅうの組み合わせというのは今まで知らなかった絶妙なコンビネーションで、何ともオツな感じ。
テイクアウト専門店 店先が調理場
伊勢崎市の忠治茶屋本舗のノボリ 焼まんじゅう1串140円・ポテト入り焼きそば350円

かどや 足利市通一丁目
渋さの限界に挑んでいるようなレトロな外観に「やきそば」の暖簾。今まで入ったことなかったのだが、今回「ポテト入り焼きそば」の踏査のために初めてこの店に足を踏み入れた。コンクリートの土間に今どき見ない花柄のデコラ天板のテーブルとスチール脚の丸椅子、カウンターの下に無造作に積み上げられた週間少年誌。と、店内もまんま30年〜40年前の感じ。店の名前は角にあるので「かどや」とのこと。
「やきそば」の暖簾が掛かっただけの外観 30年前?にタイムスリップしたような激渋の店内
いさぎよいメニュー 250円のポテト入り焼きそば

連川 足利市有楽町
道を挟んでハローワークのすぐ北側にある焼きそば店。火曜日と金曜日が定休日で、営業日も午前11時から午後1時までの2時間のみ営業と、開いている時間が極端に短い。私が前を通りかかった時は、いつも閉まっていたので、てっきり、この店は営業していないものと思い込んでいて、調査が遅れた。外の看板には「やきそば・うどん」と書いてあるが、店内に貼ってあるメニューには焼きそばしかない。写真では分かりにくいが、ポテトは麺の中や下の方にたくさん隠れていて、ポテトの含有量(埋蔵量?)は、かなり多い。量の割にリーズナブルな値段で、美味しかった。
店舗外観 厨房
渋い店内 ポテトやきそば 300円・ポテトたっぷりで美味しい

たむら 足利市大橋町
メニューには「焼きそば」としか書いてないが、肉とキャベツの他にポテトも入っている。「超大盛り」でも300円という目を疑うような低価格がすごい。営業時間がAM11時からPM1時と短く、日曜定休なので、開いてる時間が非常に短いので要注意。
昼の2時間だけ営業で日曜定休 安すぎるメニュー・超大盛りでも300円
店内・テーブルも1つあるけどテイクアウト中心 焼きそば200円・肉とポテト入り

ひろや 足利市助戸一丁目
昭和の臭い全開の懐かしい雰囲気の店舗で、近所のおばちゃん達が焼きそばと一緒に野菜類を買って自転車の荷台に括り付けていた。初の八百屋系かと思ったが、八百屋というほど野菜をたくさん置いている訳でもないので、本業はやっぱり焼きそば屋さんなのだろう。木曜定休。
店舗 店先に並んでいる野菜
店内 ポテト入り焼きそば並盛り・300円

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