そば栽培(2008年・夏そば)
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そばを収穫した後の畑を、怠けて春先にトラクターで耕耘しないで放ったらかしていたら、昨秋こぼれ落ちたそばの実が、まるで種を蒔いたかのように畑一面に芽を出した。せっかくなので、果たしてどれだけ実が穫れるものなのか、試しにそのまま放置しておいたところ、雑草に押され気味で実の入りも今イチながら、まあまあの量の夏そばが収穫できた。秋新ほど鮮烈な香りはしないものの、やはり新そば。夏場に食べるそばとしては、かなり美味しい部類に入るんじゃないかと思う。ただ、爽やかな晩秋と違い、6月の陽射しは非常に厳しくて身体にコタエル上に、雑草に埋もれた中からそばを選り出して収穫するのは大変な労力が必要なので、夏そばは今年限りにして、来年は春になったら早々に雑草と一緒に耕耘してしまう予定。
5/15
雑草と一緒にトラクターで耕耘しようかとも思ったが、花がだいぶ咲いて来たのを潰してしまうのも、なんとなく勿体ないような感じになり、試しにそのまま放置してみることにした。
去年の秋にこぼれ落ちた実が自然に生えて花が咲き始めた そばと雑草が半々くらいな感じ

6/14
成熟した実と花の比率は半々くらいだが、雑草が急激に伸びて花を咲かせ、そばが雑草の中に埋もれ始めてきた。これ以上放置すると雑草が種を付けてしまうのも時間の問題なので、そばは、ここらが収穫時と判断。
放ったらかしておいたら意外とたくさん実を付けた 雑草に負けじと穂を長く伸ばしているように見える
黒化した実と花の比率は6:4くらいな感じ 割とたわわに実ってます

6/16収穫
雑草をかき分けながら、そばを1本1本選び出して鎌で刈り穫るという、異常に能率の悪い方法で収穫。猛烈に苦労した末に刈り取ったそばは、自然に生えた割には良く穫れたような気がするが、秋そばの半分以下の量にしかならず、やはり投入した労力には全く見合わない程度の収量だった。収穫に駆り出された両親も「来年は春先の早いうちにトラクターで全部潰してしまえ」と、不平タラタラ。夏至間近の強烈な紫外線を含んだ直射日光をマトモに浴びてバテバテになり、季節的にもかなり辛いので、放置夏そば?は今回限りで、こんな刈り取りが大変なバカな栽培?は、もう二度とヤラネエことにした。
雑草をかき分けながらそばを収穫 苦心の末刈り取ったそば
ややアップ そばを刈った後も草ボーボー・翌日に草刈り機で刈り払い

島立て乾燥
ブルーシートを広げた上に、束ねたそばを互いに立て掛けて「島立て乾燥」。晴れた日の6月の陽射しは、晩秋と比べて猛烈に強いので、茎葉は緑色のままで、わずか数日でカラカラに乾燥した。
ブルーシートを広げて島立て そばの束を互いに立て掛けて乾燥させる
実が付いた穂の部分 穂先のアップ

脱穀作業
乾燥させたそばの束の穂の部分を、木の棒でひたすらバンバン叩いて脱穀。何だか、私は写真撮ってるだけで何もやってないように見えるかもしれませんが、親父の方は写真を撮る時だけの撮影用モデルで、実際には私が作業していますので、念のため。
脱穀作業 棒でバンバンとブッ叩いて穂から実を外す
脱穀後 大きな茎や葉が大量に混ざっている
大物のゴミを除去する 除去した茎葉
シートに広げて乾燥させる アップ・細かい茎葉は大量に混ざった状態

唐箕で選別する
もう3シーズン目に突入したスーパー唐箕くん。いいかげん段ボールがヘタッて草臥れてきたので、そろそろVer.1.02からVer.2.01にバージョンアップしたいところ。
スーパー唐箕くんで茎葉等のゴミを吹き飛ばす 扇風機の風で吹き飛ばされたゴミ
唐箕選した夏そばの実 秋そばと比べると実の膨らみが少し足らないような感じ

収穫結果(2008年・夏そば)
秋にこぼれ落ちた種が生えて完全自然放任で穫れた夏そばは、9,500g。去年の秋そばの収量23,500gの40%の収量で、完全自然放任の割には良く穫れたような気もするが、やはり収量に対して、収穫作業の労力がベラボーに掛かりすぎた。しかも雑草と競合して養分が足りなかったためか、実が少し痩せているような感じで、製粉の歩留まりも今イチ。
賞味
収穫した夏そばを石臼で製粉して、早速打って賞味。秋新ほど強い香りはしないものの、去年の秋に穫った玄そばの味が落ちてくる夏場には、貴重な新そば。今年はイレギュラーで夏そばが9s以上穫れたので、秋の収穫まで玄そばが切れずに、たっぷりと使えそう。
早速石臼で製粉してそばを打ち、4立てそばを賞味 ややアップ

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