自家製手作り加工食品

味噌や梅干しなど、2〜3世代前までは田舎に住んでいればたいてい自宅で作るのが当たり前だったのに、いつの間にかスーパーで買うのが普通になってしまった伝統的な加工食品群がある。これらの加工食品、スーパーなんかで市販品を買うよりも自分で手作りする方が圧倒的に美味しい物が作れます。また、自家製ならば、おかしな化学調味料・人工甘味料・合成着色料・保存料などの添加物の心配も全くないので極めて安心です。手作りの自家製梅干しと比べたら、スーパーで売っている添加物まみれの「紀州梅干し」などはマズくてとても口に入れられたモノではありません。現に私の母親は法事か何かでもらった(高級?)紀州梅干しを口に入れたとたん、あまりのマズさに吐き出して水でうがいをしていました。なんでもかんでもスーパーで買ってパックを開けるだけの消費者になってしまっちゃあ、モノを食うのも味気無くて詰まらねえ、ということです。

(注)食品の加工は気候や保管場所の条件などによってもまれに失敗することがあります。また、加工に際しては何よりもまず衛生が第一です。加工の成否はあくまでも自己責任ですので、くれぐれも失敗しても私に文句を言わないこと。

品名 時期 備考
味噌(みそ)
@仕込み
A天地返し

@2月
A4月〜5月と8月
米糀と大豆と粗塩だけでつくる無添加の自家製味噌。特殊な道具も要らず、意外と簡単に作れる。
甘酒 冬場 米糀ともち米で作るおいしい甘酒。冷凍保存で夏まで楽しめる。
しもつかれ 旧暦の初午(3月上旬) 旧暦の初午の日に稲荷様に供える行事食。パッと見ゲロに酷似しているが、見た目を裏切る大人の味で美味しい。
ふき味噌 2月末〜3月下旬 味噌と刻んだフキノトウを練り合わせて作る。冷蔵庫で2ヶ月は保存可。
草もち 3月下旬〜4月 ヨモギの若葉をせっせと摘んで作る非常に手間暇かかる一品。草もちを食べると春を実感する。
竹の子・塩おから保存 4月中下旬〜5月上旬 たっぷりと塩を効かせたおからに硬めに下茹でした竹の子を漬ける保存法。身痩せせず、味も食感も変わらない。水に晒して塩抜きをして使う。
釜炒り茶 5月上旬 釜炒り茶というのは嬉野茶など九州で飲まれているお茶の製法。初めて作った割に意外と香りも味もまあまあのお茶が出来た。
ぬか漬け 春〜秋 ぬか床が一つあるだけでいつでも簡単に野菜を漬け物に出来て非常に便利。「炒りぬか」よりも「生ぬか」で作るのがベター。
きゃらぶき
&ふきの葉の佃煮
4月下旬〜6月頃 フキは春先のフキノトウと葉が大きくなってから柄の部分をを煮付けたキャラブキと、2度楽しめる。葉の佃煮も美味しい。
キンカンの甘露煮 5月下旬〜6月上旬 キンカンというと普通、冬から春先の時期だと思うが、うちの庭のキンカンの実は、何故かこの時期に熟す。キンカンの風味絶佳。
ドクダミ茶 6月〜7月 十薬とも呼ばれる薬効の多い野草。食用としてよりもドクダミ茶にして健康茶として利用される。但しあまり美味しくはない。
梅ジュース 6月上旬〜6月中旬 梅酒が飲めない未成年や下戸でも楽しめる甘酸っぱくて爽やかな美味しい飲み物。傷梅や屑梅を使うのにちょうどいい。
梅干し
@梅漬け込み
Aしそ漬け込み
B土用干し・保存

@6月中旬〜6月下旬
A6月中旬〜7月上旬
B7月下旬〜8月上旬
自宅の梅林で採れる梅で作る自園自製の完全地産地消梅干し。上手に作った自家製の梅干しを食べたら、スーパーなどで売っている添加物まみれの紀州?梅干しが、いかにまがい物のいかがわしい食品なのかよく分かるはず。作り方は全然難しくありません。
ラッキョウの甘酢漬け 6月中旬〜7月上旬 ラッキョウを塩漬け(荒漬け)してから甘酢漬けする作り方。やや手間がかかるが、充分手間に見合うだけの味に仕上がる。
アンズのシロップ煮と
ジャム
6月中旬〜6月下旬 梅の収穫と同時期かやや遅れてアンズが収穫できるようになる。アンズは生で食べても梅の親戚みたいでイマイチだが、コンポート(シロップ煮)やジャムに加工すると甘酸っぱくて非常に美味しい。
スグリジャム 6月下旬〜7月上旬 枝の棘が痛くて収穫が大変で、下ごしらえも一苦労。出来たジャムも種が多くて微妙だが、味はかなり美味しい。
ブルーベリージャム 6月下旬〜9月上旬 栽培も容易で収穫も簡単で、下ごしらえは水洗いのみ。ジャムの味も非常に美味しい。やはり上記のスグリよりも色んな点で数段上。
しそジュース 7月〜8月 作るのが簡単で非常に美味しい夏のジュース。健康にも良さそう。
しその実の塩漬け 9月中旬〜下旬 野菜の浅漬けに混ぜてアクセントにしたり、ご飯に混ぜておにぎりに。独特のプチプチ感が楽しい。
カリンの蜂蜜漬け 11月中旬〜12月上旬 お湯で薄めてゆっくりすすると咳止めに効果絶大で薬要らず。飲み物としても非常に美味しい。
カリンジャム 11月中旬〜12月上旬 カリンの煮汁に砂糖を入れて煮詰めた、透きとおった赤い色で甘酸っぱくて美味しいジャム。
ゆずの砂糖漬け
(ゆず湯)
11月中旬〜12月下旬 あまり採れ過ぎても風呂に浮かべるくらいが関の山で処理に困るユズを上手に保存する方法。冷凍保存すればかなり長期保存が可能。
ゆず味噌その1 11月中旬〜12月下旬 簡単に作れて美味しい一品。ゆずも味噌も自家製を使用。
ゆず味噌その2 11月中旬〜12月下旬 ネットで見つけた少量のゆず味噌を最も簡単に作る方法。
柚べし(ゆべし) 12月中旬〜下旬 早い時期に作って暖冬で暖かい日が続くと傷んでしまう危険が大きいので、安定した寒さが期待できる12月中旬以降に作ると良い。
ゆずマーマレード 11月中旬〜12月下旬 ゆず味噌その1の作り方をアレンジしてマーマレードを作ってみた。手探りで作った割にはかなり上手く出来た。
干しゆず皮 12月下旬〜1月上旬 ゆず皮を千切りにして乾燥させて保存する方法で、使い方は色々とお好み次第。作る時期は、寒さが続くようになってからが良い。
カブの即席漬け 10月下旬〜12月頃 カブは秋蒔きだと10月下旬〜12月頃、春蒔きだと5月下旬〜6月頃収穫できる。うちの場合なぜか秋蒔きオンリー。
水菜(京菜)の浅漬け 10月下旬〜1月頃 シャキシャキした歯ごたえと独特の香りが魅力。栽培が簡単で美味しいので、近年では北関東でもすっかり定着した感じの京野菜。
白菜漬け 11月下旬〜3月 我が家では11月下旬〜3月頃までの間、ほとんど切らさず白菜漬けを作って食べている。冬場の超定番の漬け物。
たくあん 12月上旬〜下旬 我が家では白菜漬けと双璧の大量消費する冬場の漬け物。市販の甘ったるいたくあんとはひと味違う素朴な味わいがする。
いぶりがっこ
(たくあんの燻製)
2月頃 普通のたくあんに飽きてくるとチップで燻してたくあんの燻製を作る。「いぶりがっこ」というのは秋田県特産の「大根の燻製を漬け込んだたくあん」で、厳密には製法は異なる。
べったら漬け 初冬〜冬場 たまには目先を変えた漬け物でもと思い、甘いべったら漬けを作ってみた。程よい甘さで出来は上々。
切り干し大根 初冬〜冬場 大根が採れすぎて、どうやら消費しきれないと解ってきたので、せっかく育てた大根を無駄にしないように、久々に切り干しにしてみた。
餅つき 12月下旬(正月前) 正月を迎える前の暮れの一大イベント。家で搗いた餅はやっぱり美味しくて、米の粉で出来た市販の切り餅とは同じ食品とは思えない。
完全自家製そば
石臼製粉
そば打ち(二八そば)
そばつゆ
そばがき
へぎそば(布海苔そば)
なるべく新そばのうち 自家栽培したそばの実を石臼で挽いて製粉して、自分で打って食べる、自家製という意味では究極のそば。石臼挽きの全層粉の香りは格別。

「完全自家製そば」のページのタイトルを「完全自家製 そば処・まぼろし庵」という屋号に変え、新たにロゴを作ってみました。
落花生の焙煎 秋〜オールシーズン 自家栽培した落花生を自家焙煎する完全自己流の方法。まあ、美味しく煎れているので、特に問題はないかと。
芋ようかん 秋〜冬 サツマイモと砂糖で作る素朴で美味しい和菓子。芋を買えば1年中作れるが、栽培する場合は、「秋・冬物」に分類かな?
ヨーグルト オールシーズン 紙パック牛乳で作る自家製プレーンヨーグルト。自家製ジャムをソースにして更に自家製度倍増。
いもフライ オールシーズン 加工食品ではなくて、「料理」だが、意外と地域性が高いようなのでアップすることにした。手軽で非常に美味しい。
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