いもフライ/栃木県佐野市
両毛地域のいもフライ(佐野市足利市太田市館林市大平町)・いもフライの作り方
※足利市では「ポテト入り焼きそば」のサイドメニューとして、その1からその5の中に散見できます。
(佐野市観光協会・いもフライ)

自ら名乗りをあげて声高に喧伝した佐野ラーメンでひと山当てた佐野市が、柳の下の2匹目のドジョウを狙ってまたもや自分で言い出したのが「佐野名物・いもフライ」。佐野市観光協会が発行しているいもフライマップには、堂々と「佐野にしかない なつかしい味」などとと宣言しているが、私の家は足利市だけど、子供の頃(30年前)小学校の正門前の駄菓子屋で串刺しのいもフライをしょっちゅう買い食いしていたし、母の実家は足利の朝倉町だけど、やはりいもフライは子供の頃(50年前)よく買い食いしたとのこと。群馬県太田市でも、この前焼きそばを食べに行った折に、串に刺したいもフライを確認している。そもそも足利・佐野近辺に昔から現在に至るまで広域的に分布しているいもフライを「佐野にしかない」と、言い切っているのは一体どういう了見なのか? 別のパンフレットには「佐野発祥」と書いてあるが、何か明確な根拠はあるのか?? というのが私の率直な感想だが、マップ片手に市内をひと回りしてみると確かに佐野にはいもフライをサーブする店が多い。味はごく普通のいもフライとしか言いようがないが、値段もほどほどで、子供が外で遊んだ帰りに買い食いするにはちょうどいい感じ。どうってことのない普通の味が地産地消なファストフードとしては却って好ましい。
(追記)百歩譲って「佐野名物」は良いとしても、佐野のいもフライには、@「佐野にしかない懐かしい味」A「佐野発祥」B「特製ソース」という、地域フード愛好家?としてとうてい看過できない3枚のイエローカードがある。
@に関しては、私が実際に調査した範囲では、「いもフライ」は、足利市全域、群馬県太田市、館林市、栃木県大平町でも確認済み。ちなみに足利のいもフライにはパン粉が付いていないとのネット情報も見受けるが、実際はパン粉なしの店よりもパン粉付きの店の方が多い。太田市では「ポテト」という名称だが中身は全く同じ「いもフライ」。最近はめっきり減ったが、昔は多くの店があったとのこと。大平町の店では名称は「ポテトフライ」だが、やはり同じ「いもフライ」。
Aの「発祥」に関しては、佐野市の某いもフライ店の先代が戦後にリヤカーの引き売りでいもフライを商っていたことを論拠としているのだが、それは佐野市のいもフライの元祖なのかもしれないが、どうしてそれが「いもフライ発祥」の論拠になるのか??、論理のすり替えも甚だしく、飛躍しすぎている。
B「特製ソース」を使っている店も中にはあるのだろうが、私が実際に確認できた範囲では、佐野市のミツハソース、マドロスソース、足利市の月星ソースなどの地ソースをストレートで使用している店が多い。あっても、ウスターと中濃のブレンド程度。ストレートを使用している店が多い以上、「特製」を売りにするのは問題有り。
以上、ウソは先に付いた者勝ちとでも思っているような確信犯的なフシが見受けられるので、敢えてこの場で苦言を呈することにした。最低限の社会常識として、観光アピールは事実を逸脱しない範囲で行うよう、佐野市役所の観光課?には猛省を促したい。

いでい焼きそば店 佐野市上台町
テイクアウトのみ 厨房
揚げたてのいもフライが山積み 1本70円

江原商店 佐野市高萩町
テイクアウトのみ
1本60円 ミツハソース・佐野市産の地産地消ソース

飯島商店 佐野市伊賀町
商店の一角型・テイクアウトのみ 年季が入ったいい味出してます
月星ソース・足利市産の地産地消ソース 1本50円・パン粉が薄い天ぷらタイプ

おおにし 佐野市浅沼町
住宅の一角型・テイクアウトのみ 1本50円

蝶野いもフライ 佐野市富岡町
客席有り 1本60円

イモフライ大島 佐野市関川町
客席有り 1本50円

大長菓子店 佐野市若松町
商店の一角型・テイクアウトのみ 1本50円

POTATO 佐野市若松町
住宅の一角型・テイクアウトのみ 1本50円

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