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桜の若山、嶽山縦走

upload 2002. 4. 8

(車道コース)-若山-(陶の道)-花河原-嶽山-福川

map

 若山、嶽山は、新南陽市の西部、国道2号線のすぐ北に並んでいる300m前後の低山です。今年は例年より10日くらい早く桜が咲き始めたので、3月末にあわてて近所の若山へ花見に出掛けました。若山はかつて頂上にお城があった山で、車道も通っているのですが、その道沿い、城跡に全国から集められた様々な種類の桜が植えられており、満開の桜を楽しめました。そしてついでに若山から”陶の道”というのを通って、隣の嶽山へ縦走してみました。”陶の道”とは、15世紀頃、大内氏の家臣、陶氏の武士たちが屋敷からこの若山城へ通った道なのだそうです。嶽山は2,3度登っていますが、今回、家のすぐ近くの福川へ降りるルートを発見して、これで、裏山周回ルートができました。


区間所要時間(分)
若山車道コース国道2号線口-(20)→若山三の丸跡(駐車場)-(5)→若山山頂(本丸跡)-(40)→
花河原-(10)→嶽山北登山口分岐-(20)→嶽山山頂-(20)→国道2号線


  2002. 3.30(土) 晴れ

10:20 自宅発
 近所の裏山周回コースなので、家から徒歩で出発。本陣町を抜けて国道2号線に出るつもりが道を間違えて、ちょっと遠回りで2号線へ。
 若山へは、南の2号線からの車道コース、西の夜市伊賀からの山道、東の花河原からの”陶の道”、の3つのルートがある。山登りをする者としては、山道があるのに車道を歩くなんて事は考えられない。当然ながら夜市伊賀からの山道で登る。...と思ったが、2号線から見ると、どうも車道に沿って沢山桜が植えられているように見えるので、桜に引き寄せられて車道コースへ...。
 2号線から若山への入り口は、西から2号線を走ってくると、夜市を過ぎて山陽道の高架をくぐったあと、旧2号線との分岐と別れて登っていった所、長田への分岐の少し手前に左手に”若山城址”の案内がある。東から2号線を走ってくると、”福川駅”の案内がある交差点を過ぎて登っていった所、長田への分岐を過ぎてすぐ右手に”若山城址”の案内がある。案内板がちょっと小さいので見落とさないよう注意が必要だ。ただし、東からは、若山への道に直接右折できません。
10:35 若山車道コース国道2号線口
 さて、2号線から入るとアスファルトの車道を道なりに進む。遠くに頂上部がピンク色になった若山山頂が見える。車道を歩くのは退屈なものだが、道沿いに桜が植えてあるので、所々”花のトンネル”になっていて、右手に嶽山を見ながら、ウグイスの鳴く中、期待通りの花見散策が楽しめた。特に山陽道を越えると一段と桜の数が増える。しかもこの桜、同じ種類の桜を植えたのではなく、全国津々浦々から色々な種類の桜を集めているので、様々な花の色、形のバリエーションが楽しめる。ただ、種類が違っているので、まだつぼみの木があったりして、全ての桜が満開とはいかないのが残念だ。2号線から約20分で若山城三の丸跡の広場に到着。

10:55

若山城三の丸跡(駐車場)(昼食)
 満開の桜に囲まれた広場に到着。早くもシートを広げた花見グループが一組陣取っていた。所々ベンチが設けられた広場からは、南方には瀬戸内海が広がり東方に嶽山、東北に四熊ヶ岳が展望できる。ここがてっきり頂上だと思って、桜の下で昼食の準備。時折桜の花びらが舞う中、ラーメンをすする(またラーメンかよ! 風情がない...)。
 しかしここは車で上がれるので、どんどん車がやってくるのがよろしくない。中にはちょっと眺めただけですぐ帰ってしまう人も居るのだが、その間、エンジンを掛けっぱなしで車をとめる無粋な人もいて、せっかくの桜も興醒めだ。名残惜しいが桜満開の広場をあとにした。
11:50 昼食を終え出発
 さて、若山からは、”陶の道”というのを通って、嶽山へ向う。”陶の道”は、広場から北側を見ると、すぐ前を左手から右手嶽山へ向けて続いている尾根を通っている。と、言う訳で嶽山は東だが、西方に”陶の道”の入り口を探す。広場の丁度入り口あたりに若山城址の案内板があって、良く見るとこの広場は三の丸あたりであって、本丸はまだ奥にあることになっている。案内板の奥へ登っていくとすぐに若山山頂にでる。
11:55 若山頂上(217m)(本丸跡)
 頂上はちょっとした広場になっていて、中央には石鎚神社の小さな祠が祭られている。こちらは桜の木も少ないが人も少なく、わずかに一組の御夫婦だけであった。駐車場の方が圧倒的に華やかだが、静かに落ち着きたい人にはこちらの方がお薦めだ。ただ展望は南〜西方しかない。駐車場からは西方が見えなかったが、こちらからは西の大平山が良く見える。
12:10 休憩を終え出発
 ”陶の道”は頂上からさらに奥、西へ降りていった所から分岐している。頂上広場東北方向にも”陶の道”と書かれた案内板があるがこれは、先ほどの駐車場への近道。嶽山の方へ向う”陶の道”は、頂上広場西側にある”陶の道”の案内板に従って下っていく。少し下ると鞍部にまた”陶の道”の案内板があって道は右手へ分岐している。これが嶽山の方へ向う”陶の道”だ。分岐せずに真直ぐ行く道は、若山の西、夜市伊賀からの山道と思われる。
 さて、ようやく”陶の道”で嶽山へ向う。”陶の道”とは、15世紀頃、大内氏の家臣、陶氏の武士たちが屋敷からこの若山城へ通った道なのだそうだ。道は、駐車場から見た通り尾根を行くが、途中から尾根よりやや南寄りを行くように思えた。踏み跡は比較的はっきりしており、荷造りヒモのマーカーも多いので迷う事はないとは思われるが、通る人は少ないようで落葉の堆積が多い。また倒木も多く、上をまたぐには高く、下をくぐるには低い中途半端な倒木が多いので苦労する。道はずっと林の中で展望はない。20分程登り気味のあと下っていくと約40分で突然道はT字路で突き当たってしまう。左手は竹薮に向い、右手は山道、真直ぐには道がなさそうだ。右手の道が一番確かそうなので右に進むと、道はどんどん下っていって、車道にでる。
12:50 花河原
 この車道は右手(南)へ行くと福川駅に続く道だ。”陶の道”は、なぜかこの車道でずれていて、続きは車道を5分程左手(北)へ歩く事になる。しばらくこの車道を歩くと右手に田んぼに沿って入って行く道が”陶の道”の続きだ。以前ここへ来た時には入り口に”陶の道”の案内板があったが、今回は丁度入り口に車が停まっていて案内板があったかどうか確認できなかった。その代わり、農作業を終えた車の持ち主が戻ってきたので、どうして”陶の道”がずれてるのか聞いてみた所、昔はここから真直ぐ繋がっていたのが、勾配が急なためか道が変わってしまったそうだ。今はその跡すら認められない。恐らく、あのT字の所で道が変わっているのではないだろうか?
12:55 再び”陶の道”で山に入る
 さて、田んぼ道のような所を進んでいくと、やがて山に入って行くが、すぐに十字路に出くわす。これが嶽山北登山口の分岐で小さな案内板も見つかる。
13:00 嶽山北登山口分岐
 この十字路で”陶の道”と別れて右手に登っていく。ここからは結構急登が続く。時折、赤い花が椿のように花ごと落っこちている中、道はぐんぐん登っていく。途中、この日初めて人とすれ違ったが、この人は登山者ではなく、ライフルを肩から下げている。聞くと、イノシシの害が多いので駆除するのだという。正直言って山の中でこういう人と出合うのは気持ちのいいものではない。他にもライフルを持った人が何人か近くにいるはずだ。”クマよけの鈴を付けてくればよかった”などと思いながら足を速める。分岐から20分程登り続けると嶽山北峰に辿り着き、右手竹薮へ一度下って登り返すと嶽山頂上に出る。
13:20 嶽山頂上(363m)(大休止)
 頂上には先客が2人。やはりライフルを持った人が近くに居るので山に入りたくないと長めに休憩をとっているようだ。
 初夏のような日射しの中、ベンチでのんびりくつろぐ。ここのいい所は瀬戸内海の展望と、テーブル付きのベンチ。北側の展望がないのが珠にキズだ。あと頂上に日陰がないので夏になると厳しい。頂上の周囲の木がなくて頂上の真ん中に大きな木があれば展望も木陰もあっていいのだが...。ここからは家まで30分くらいなので、まるでもう家に帰ったように2時間近くもくつろいでしまった...。
15:00 休憩を終え出発
 さて、頂上から南へ下っていくとすぐに、広場にでる。ここにも石鎚神社の小さな祠があるのだが、その祠の前に福川へのルートを示す新しい案内板が立っていた。福川へ降りる道があるならば行くしかない。道は右手、広場の西の方から下っていく。予想されたことだが、あまり通る人は多くないようだ。落葉が多い中、急降下が続く。途中、少し開けて右手に若山が展望できた。さらに下っていくと再びちょっとした広場にでる。
15:10 広場と祠
 またまた、先程のと同じような祠が祭られている。しかしこちらには”石鎚神社”の文字はない。祠を過ぎて少し歩いたあと、道は右手に急降下する。あまりに急なので石段が組んであるようなのだが、半分落葉に埋もれている。転がるように下っていくと、立派な石の鳥居にでくわす。
15:15 鳥居
 こんな所に鳥居があると言う事は、今でこそあまり通る人がいないが、昔はこちらの方が嶽山へのメインルートであったのかもしれない。鳥居を過ぎると、道は段々畑の中を通って住宅地にでる。こんな所に出てきては、今度このルートで登ろうとしても登り口がわからない...。
15:20 国道2号線に出る
 と言う訳で、よくわからないうちに、2号線の皿山交差点(福川駅から上がった所)の少し東側に出てきた。案内板もこれといった目印もないので、残念ながらこのルートの登り口は説明できません。説明できないどころか自分でも次回登り口が見つけられるかどうか、ちょっと自信がない...。
15:30 自宅帰着
 若山へは30分ちょっとで行けることが分かったし、嶽山では家のすぐ近くまで降りてくるルートが見つかったし、家から歩いていける”裏山周回ルート”ができました。

嶽山南登山口からのコースはこちらです。




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