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四熊ヶ岳

upload 98.12. 7

金明水-四熊ヶ岳-法師ヶ岳-四熊ヶ岳-金明水

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 新南陽市を見下ろすツインピークの西峰、四熊ヶ岳。東の法師ヶ岳には、夜間怪しく光る観音様が立っている。途中の展望はないが、山頂の北側からは見渡す限り山だらけ、山口県がいかに山が多いか実感できる。南側からは新南陽、そして瀬戸内海が見下ろせます。
 道は明確で迷うこともなく、高さも500m程度の山なので、お子さん連れのハイキングにお薦めしたい所だが、小さい子にはやや勾配が急であるのが難点だ。それでも、毎日見える山に登って、山から自分の家の辺りを見下ろしてみるのも、面白いのではないでしょうか?


  98.10.25(日) 晴れ

8:30 新南陽発
 国道2号(バイパス)”永源山公園”前の交差点から国道489号に入る。”徳山市”の標識を過ぎてすぐに、右手に”四熊ヶ岳登山口”の案内板がある。ここを右に入り、学校の前を過ぎて、右手にヘアピン気味に登っていく道(ここにも案内板があったような気がする。)に入る。高速道路を越えると、裾野に棚田を従えた四熊ヶ岳が見えてくる。
8:45 登山口着
 道は石垣に突き当たって終わりになる。登山口横に”金明水”なる涌き水があり、朝早くから多くの人が水を汲みに来ているので、車の置き場所に難儀する。”金明水”前に駐車スペースがあるが3,4台分位しかないので、水を汲んだ人が出ていくのを待つしかない。水を汲む人はかなりテキトーに路駐しているが、道の突き当たりなので、転回場所を確保するために路駐で山に登るのはヒンシュクだ。
 見ていると、20リットルのポリタンクを10個以上並べて”営業用”に取水していると思われる人も見られる。次々と水を汲む人がやってくるので、この”金明水”はなかなか有名な”名水”であるようだ。私も、”1リットルだけですから。”と、ちゃっかり割り込んで、この”名水”をgetして山へ向かった。
8:55 登山靴に履き替え出発
 突き当たりの石垣を右へ入り、また突き当たりを右へ。民家の横を登って行くと山道が左右に別れている。まん中に、どちらを示しているのかよく分らない案内板が立っているが、ここは左手に進む。しばらく行くとまた道が別れるが、右手の山側の道を行く。道は杉林の中を、なかなかのペースで登っていく。500m程度の山だが結構きつい。登る人も多いようで、道も明確で迷うこともない。
9:10 一の鳥居
 ツインピークの鞍部になる一の鳥居に到着。”獅子岩”と呼ばれる岩の向こうに、瀬戸内海が垣間見える。霧が立ち込めていて、瀬戸内海が雲海のように霞んで見える。頂上南側から、瀬戸内海の展望が開けるはずなので、先を急ぐ。
 ちょっとした広場で道は2つに分かれ、右から登ると不動明王像の前を通って頂上へ向かう。左手の鳥居を潜って登ると、不動明王のすぐ先で右からの道と合流する。どちらも相変わらず急登だ。
 不動明王を過ぎてしばらく行くと、左へそれていく道と別れる。真直ぐ行くと頂上へ。左へそれると、南側の展望が大きく開け、瀬戸内海、そして新南陽が見下ろせる様になる。
9:20 頂上南側展望地(小休止)
 瀬戸内海には薄く霧が立ち込めていて、雲海のように見える。新南陽は、やはり煙突だらけで、私が毎朝歩いている、工場へ真直ぐ続く広い道(写真中央左、奥へ向う道。)も良く見える。いつもはあそこからこっちを見上げているのだが、今日は逆に見下ろしている。普段は海なんか全く見る事はなく、写真にも写っているように、島が山のように見えるので、日頃は盆地に住んでいるような感覚であったが、こうして見ると、海のすぐ近くに住んでいるのに驚いてしまう。自分の住んでいる所を見下ろしてみるのはなかなか面白いものである。
 さて、のんびり休憩していると、途中で追い抜いた、おばさん二人組がやってきた。しかし、このおばさん達は、ただ者ではなかった。”北は利尻から南は屋久島まで登った。”という。おまけに、”この夏は5週連続で遠征した。”とノタマウのであった。そして、これからツインピークのもう一方の山に登ると言うので、案内してもらうことにした。この山の頂上には、黄金の大観音像が立っていて、それが夜間ライトアップされて無気味に光るので、私のまわりでは、”アヤシイ観音様”と呼ばれている。
9:40 休憩を終え出発
 ”アヤシイ観音様”の山へは、来た道を下って、一の鳥居から杉林に真直ぐ降りた道がやや曲がるところから、道をそれて左手へかすかな踏み跡を登ると、すぐに車道に出る。この車道を登っていくと、ゲートがあり、”法師ヶ岳太陽エネルギー研究所”とかなんとか書かれている。鹿を飼っているようで道は糞だらけだ。このゲートは失敬して通らせてもらって登っていくと、問題の観音様が見えてくる。展望台のような建物の上に金ぴかの観音様が立っている。
10:00 法師ヶ岳頂上
 あたりは太陽電池のパネルだらけで、この電気で夜間あやしく光っているようだ。頂上からの眺めが非常に良さそうなのだが、残念ながら柵がしてあって中に入ることができなかった。また中に入っても鹿やヤギだらけてとても落ち着いて展望できる状態ではなさそうだ。
 すぐに引っ返して、もう一度四熊ヶ岳に登る。
10:20 四熊ヶ岳頂上(504m)(昼食)
 頂上には、四熊権現神社の小さな社が立っているが、中はほとんど空っぽに見える。頂上は木に囲まれ展望は全くない。展望が良いのは、南または北に少し降りた所で、南へ行くと先ほどの瀬戸内海、新南陽が見渡せる所にでる。南の瀬戸内海を展望するには、朝か夕方が良い。というのは、昼には、太陽が正面に来て逆光になってしまう。頂上から北に行くと高圧鉄塔の下にでて、北方が大きく開けて、眼下のゴルフ場や、その向こうに幾重にも折り重なる山並が見渡せる。こちらは正午頃が一番綺麗に見えるはずだ。山が多すぎてどれが”何山”なのか区別できないが、真っ正面に見えるのは、石ヶ岳のようだ。前回登った莇ヶ岳は、この石ヶ岳の裏になって見えないようだ。
 さて、この高圧鉄塔の下で昼食の準備に取り掛かる。山並を見ながら、名水”金明水”で作ったラーメンを味わう...なんと贅沢なことか。しかし、この鉄塔は邪魔である。せっかくの展望も、鉄塔越しでなんだか檻に入れられた気分になる。
11:30 昼食を終え出発
 さて、やや早いが、昼も食べてしまったので、もと来た道を下山する。道の勾配がやや急な上に粘土質なので、時折”ズルッ”といきそうになる。それでも約20分位で下山。
11:50 金明水の登山口帰着
 金明水は、お昼になってもまだ水を汲みに来る人が絶えない。よほどの”名水”のようだ。
12:10 新南陽市帰着




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