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秋の宮島:弥山

upload 99. 4. 5

桟橋-厳島神社-紅葉谷コース-弥山頂上-駒ヶ林頂上-大聖院コース-大聖院-桟橋

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 98年秋に宮島の弥山へ行ってきました。”宮島”と言えば中国地方を代表する紅葉の名所。しかし、まだ紅葉はイマイチでした。テレビではこの5日後くらいが見頃と報じていたのですが、11月半ばだというのにまだ紅葉している木は少なく、その数少ない紅葉している木も、なんだか黒っぽく、美しい赤いもみじにはあまりお目にかかることは出来ませんでした。
 弥山への登りは”紅葉谷コース”で2時間弱、下りは”大聖院コース”で1時間半くらいでした。紅葉は”紅葉谷コース”のロープウェーの駅までの遊歩道までで、登りが始まると、なくなってしまいます。登り、下りは、ほとんどが階段状の道で大変疲れました。500m位の山ですが、ちゃんと登山靴にザックを背負ったおばさん達も多かったです。紅葉はイマイチでも行楽客は多く、山頂は昼過ぎには座る場所もないくらいの混雑でした。


  98.11.15(日) 晴れ

新南陽発
 JR山陽本線でゴトゴトと宮島口に向う。遠回りして海沿いを走っているので、ずいぶん時間が掛る。宮島口から宮島へはJRのフェリーが運行しているので、汽車の切符を買う時にフェリー運賃込みの宮島までの切符を買うことができる。ただし、その時は、宮島口の改札でうっかり切符を渡してしまうと、JRの”丸儲け”になってしまう。観光シーズンにはフェリーの切符を買うために並ばずに済むので便利だが、シーズンオフには、別のもう一社のフェリーが先に来てもJRのしか乗れないことになる。
 この時は、紅葉シーズンだったので、フェリーは凄いピッチ(10-15分間隔?)でピストンしていて、ほとんど待たずに乗船できた。
 天気は良く晴れてはいたのだが、なんだか霞んでいて、名物の鳥居が船から良く見えなかった。
9:30 宮島着
 とりあず世界遺産、厳島神社に行く。厳島神社へは乗船所を出て右手、海沿いに、人の流れについて行けばたどり着く。途中、沢山の鹿がたむろしていて、愛嬌を振りまいている。神社に入るのは有料(300円だったかな?)。お約束の”海に立つ大鳥居”を眺めてみる。
9:50 厳島神社を出て、紅葉谷へ向う。
 神社の裏を東の方へ流れていくと紅葉谷公園の遊歩道にでる。人の流れについていくと、自動的に紅葉谷公園にたどりつくので迷う心配はない。しかし公園に入ってからは、少し案内標識を気にしながら歩こう。このまま人の流れについていくと、ロープウェーの駅に行ってしまう。
 肝心の紅葉は、もう11月の半ばだというのに、まだ色がついてない木が多く、赤い木を探さなければならないくらいであった。また、色付いた木も赤黒い色で、鮮やかな赤の紅葉はみることができなかった。宮島と言えば、中国地方を代表する紅葉の名所というイメージがあったのに、がっかりであった。
 弥山への登り道は4コースくらいある。東から、ロープウェーの駅を過ぎた所から登る尾根道のコース、谷を行く紅葉谷コース、神社から真直ぐ南へ登る大聖院コース(これも谷道)、そして西へ大回りする大元公園コース。たぶんいずれのコースも”登山道”と言うよりも”遊歩道”と言うべきで、階段状になっていたり、コンクリートで固められていたりするものと思われる。
 さて、紅葉谷コースは、ロープウェーの駅の手前から右手に川沿いに登っていく。谷道なので、木々に囲まれやや薄暗い道を登っていく。”紅葉谷”とは名ばかりで、公園をはずれると、すぐにもみじはなくなってしまい、原生林の中に入っていく。沢に沿って1時間くらい遊歩道を登っていくと、ロープウェー駅からの尾根道に合流。ようやく展望が開け、海が望めるようになる。ここから先は、ハイヒールの行楽客と一緒に瀬戸内海を眺めながら、コンクリートで固められた道を山頂へ向う。山頂付近には、弘法大師が修行したと伝えられるお堂などいくつかの仏閣が建てられている。
11:30 弥山頂上(530m)(昼食)
 山頂からは、広島側四国側両方を展望することができる。しかしこの日は霞んでいたので四国までは見えなかった。また山頂には展望台付きの売店があるので、行楽シーズンは手ぶらで出掛けても大丈夫だ。
 紅葉はイマイチであったにもかかわらず、12時を過ぎると、山頂の大きな岩の上、まわりはもちろん、広場のまん中までお弁当を広げる人で一杯になり、足の踏み場もないほどの超満員となった。
12:40 昼食を終え出発
 山頂から仁王門へ向けて少し下ると、広島側が展望できる大きな岩の上にでる。超満員の山頂とは対照的にこちらは静かで、木陰でおじさんがただ1人弁当を食べていた。この日は大聖院で”火渡り”があるので、挑戦して帰るとのことだった。
 帰路はその大聖院を通るコースで下るが、途中、展望の良い弥山の隣のピーク、駒ヶ林へ寄り道。仁王門を過ぎてすぐに大聖院への降り口があるが、これを通過して駒ヶ林、大元公園の方へ向う。広島側の海を眺めながら緩やかに登っていく。
13:15 駒ヶ林頂上(509m)(大休止)
 仁王門の分岐から約15分の登りで駒ヶ林頂上に到着。頂上部全体が大きな一つの岩のようになっているのだが、傾いており、転がり落ちそうである。
 向いの弥山頂上や海を眺めながら、のんびり日向ぼっこ。非常に展望が良いので、時間に余裕があれば、是非、駒ヶ林へ寄り道してみて欲しい。
13:55 休憩を終え出発
 来た道を仁王門の分岐まで戻り、大聖院コースを下る。立ち並ぶ高い木々を見上げながら、沢に沿って下っていく。あたりの木々の中に、立ち枯れたものがずいぶん多いのが気になった(先の写真にも枯れ木が目立つ)。途中、台風で道が崩れたのか、新しく道を開いたような所を通った。
15:00 白糸の滝
 道から少し外れた所にある白糸の滝。平凡な名の通り、特にどうと言う滝でもない。
 滝を過ぎると川沿いに、もみじが見られ、色付いていれば、きっと綺麗なはずなのだが、残念ながらこの辺もまだ紅葉していなかった。
 大聖院に寄って”火渡り”なるものを見ようと思ったが、祈祷を受けている人はいるが、渡っている人は一人もいなかった。
15:30 桟橋に帰着
 みやげもの屋街を通って桟橋へ。店頭から見える所で”もみじ饅頭”を作っている店も多く、機械が器用に饅頭を作っているのを見るのは面白い。もみじ饅頭はバラでも買えるので、帰りの長旅に備え、できたてホヤホヤの”元祖”はもちろん、チーズ、チョコなどの亜種・変種を各種仕入れてみると良い。
 帰りのフェリーから山を振り返ってみたが、霞んでいる上に逆光でどれが弥山でどれが駒ヶ林なのかよくわからなかった。




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