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右谷山

upload 99. 4.30

寂地峡-竜ヶ岳-右谷山-浦石峡-寂地峡

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 昨年秋、紅葉の寂地峡へ行こうと、満を持して紅葉の見頃時期を待っていたのだが、11月も半ばを過ぎてようやく”見頃宣言”が出されると、わずか3日くらいで早くも”終了宣言”。”見頃宣言”から最初の休日に行ったのに、紅葉はほとんどなく、確かに”終わっていた”のであった。それどころか、雪まで降り出して、一足早い”雪山登山”になってしまった。
 右谷山は、山口県で1番高い寂地山と尾根続きで、この寂地-右谷の稜線は4月下旬〜5月上旬にカタクリの群生が見られることで知られている(カタクリ情報は、こちらへ)。また、頂上を過ぎた所で、大きく展望が開ける所があるので、5月中旬には、新緑の鬼ヶ城山、容谷山の瑞々しい緑が堪能できることと思われる。と言う訳で春にお薦めの山でもある。


  98.11.21(土) 曇り のち 雪

7:30 新南陽発
 須々万を過ぎて、菅野湖に通り掛かると、寒さのため湖面から蒸気が立ち上り、非常に幻想的な光景を見ることができた。
 国道434を錦町を過ぎてさらに進む。途中、寂地峡直前で迂回路に入れられ、ひと山越えさせられるはめになる。再び国道に戻ると、”ようこそ日本のUSA”という大きな看板が迎えてくれる。??? 意味不明のこの看板に悩んでいるうちに事故でも起こしては困るので、答えを書いておこう。ここは、宇佐、うさ、usa、USA!。バンザーイ!、バンザーイ! \(^o^)/ \(^-^)/ \(^_^)/(特別出演:万歳3兄弟)
9:10 寂地峡着
 国道から、”寂地峡”の案内に従って左の側道へ入る。案内板で再び左折。宇佐神社への道を過ぎると左側に寂地峡の駐車場が見つかる。シーズンの休日とあって、なかなか車が多い。
9:20 登山靴に履き替え出発
 キャンプ場を抜けて、”五竜の滝”から登り口に付く。期待された紅葉は、”見頃終了”の報道通り、確かに終わっており、滝の淀みに溜る枯れ葉が見られただけであった。竜尾登竜、白竜、竜門、竜頭と滝を巡り、最後に狭い手摺付き階段を登り切ると、突き当たりで、道は二手に分かれ、いづれもトンネルへ入っていく。左手のトンネルは宇佐神社に帰ってしまう。
 右谷、寂地山の稜線へは右手のトンネルを行く。トンネルの入り口には天井の最低高が1.6mしかないことが書かれているが、真っ暗で全く天井が見えないので、いきなり頭を打ちそうな気がして、首を引っ込めながらおっかなびっくり進む。
 トンネルを抜け、しばらく進むと赤い橋を渡り、その先で右手へ登っていく道と分かれている。右谷、寂地山の稜線へは左手へ進むのだが、時間に余裕があれば右手の竜ヶ岳への寄り道をお薦めする。このコースは、右谷山頂を過ぎた所まで展望が全くないので、竜ヶ岳から寂地の山々を見渡しておこう。
9:45 竜ヶ岳(朝食)
 階段状の道を登っていくとすぐに岩塊に突き当たる。この岩の上で、寂地の山々を見上げながら朝食。ガイドブックには「頂上には観音様もある」と書かれているが、そのようなものは見当たらなかったので、この岩塊は頂上ではないのかもしれない(そもそも分岐からたった5分で着いちゃったし...)。それでも、寂地の山々を見渡す展望台の役割は十分果している。左手奥に右谷山、右手遠くには冠山であろうかピークが望める。肝心の寂地山は目の前の中腹部に隠れて山頂は見えない(と思う)。紅葉で色とりどりの山麓を期待したが、全くの期待外れで、既に茶色っぽい色が多く、赤い部分はわずかであった。それどころか、頂上付近は、雪が積もっているようで、地肌が白っぽく見えている。例の超期待外れの”流星群出現”の夜に山間部では雪が降ったので、この雪がまだ残っているようであった。
10:00 朝食を終え出発
 分岐に戻り、沢沿いに進む。軽いアップダウンを繰り返しながら、少しずつ登っていく。足元の落ち葉の中には、まだ緑色のもみじの葉も多く、ちゃんと紅葉しないうちに”終了”してしまったことが伺える。1時間弱進むと沢を渡ったところにベンチが出現する。恐らく”タイコ谷分岐”と呼ばれる所と思われるが、私はここで少し迷ってしまった。橋からベンチ前を通って真直ぐ進むと、道が急に不明瞭になってしまう。しばらくベンチのまわりをうろうろして、橋を渡ってベンチ手前から左へ折れて登っていくのが正解であることがわかった。ここを過ぎると、いよいよ本格的に登りになる。あたりは雪が目立ち始め、雪山登山の雰囲気になってきた。それだけでなく、空まで真っ暗で、いつ降り出しても不思議ではない雰囲気になり、先を急ぐ。タイコ谷分岐から30分くらいで、右谷-寂地山をつなぐ尾根の鞍部、みのこし峠に到着。
11:20 みのこし峠
 稜線は2,3cmの雪に覆われていた。本当は、右谷-寂地山を縦走する予定であったが、アプローチが長く、登り始めたのが遅かったのと、天候がかなり怪しくなってきたので、まだあと1時間半も掛る寂地山はまた今度にして、30分で行ける右谷山だけで帰ることにした。
 尾根道を右谷山へ向う。尾根道と言ってもブナに囲まれ展望はほとんどない。春にはこの稜線でカタクリの群生が見られるらしいが、今は寒々しいばかりである。振り返ると、木々の隙間から寂地山が望めるが、見えている頂上らしきピークは、南寂地山のピークであるかもしれない。また、右谷頂上手前のピークからは木々の隙間から冠山の頂上部?を垣間見ることができた。このピークを乗り越えると、急に雪が深くなり、歩くとサクサクと音がして靴が埋まるようになった。木々の枝にも雪が乗っていて、紅葉狩りに来たはずなのに、すっかり冬山登山になってしまった。おまけに、右谷頂上に着く頃にはとうとうアラレ混じりの雪が降り出した。
11:50 右谷山頂上(1234m)(昼食)
 残念ながら右谷頂上は木に囲まれ展望はない。展望はないが、ベンチがあるので昼食には都合がよい。しかしこの日は、そのベンチも数cmの雪に覆われていた。雪を払い除けて昼食の準備に取り掛かる。お尻が冷たい。
12:25 昼食を終え出発
 ますます強くなる雪の中、浦石峡へ向けて出発。しばらくは稜線を緩やかに下る。時折北側の展望が垣間見られるが、雪に霞んでよく見えない。途中振り返ると、右谷の頂上も雪に霞んでいる。やがて道は稜線から外れ、南へ下る。
 頂上から10分位下ると、突然視界が大きく開け、容谷山などまわりの山々が展望できるようになる。この日は霞んでいたが、天気が良ければ素晴らしい眺めが得られるはずだ。竜ヶ岳に寄り道しなかった人には、このコース唯一の展望地であり、ベンチまで用意されているのでゆっくりと休憩したい。ところが、間抜けなことに広島の地図を忘れ、どれがどの山だかよくわからなかった(山口の地図は持ってたのだがこの辺は載ってない...)。
 ここを過ぎると再び林の中に入り、階段状に横木が敷かれた道をひたすら下ると、30分程で薮ヶ垰に出る。
13:10 薮ヶ垰(たお)
 薮ヶ垰は、容谷山、小五郎山への縦走路との分岐点。ここから見る限り、容谷山、小五郎山へ向う道は、かなり荒れているようで、ここを進むのは勇気と鉈が要りそうであった。
 浦石峡への道は、快適な遊歩道が続く。その後、道は沢沿いの谷道となり、薮ヶ垰から30分程で赤い橋を渡って、広い林道に合流する。林道は縦列駐車しても、たぶん迷惑にはならないと思うので、万一、寂地峡の駐車場が一杯なら、こちらから逆回りをするのも手である。(ただし、未舗装のため車高の低い車はやや難あり。)林道から登山道への入り口には、”寂地峰尾遊歩道”との案内板があるので、見落とさないように。
13:50 木目の滝
 林道を少し歩くと、木目の滝を見ることができる。その少し先にも滝があり、林道から降り口らしきところがあったので、降りてみると、滝の脇にでることができた。
 あとは単調な林道歩きが続くが、まわりの山並を見ながらの散歩はなかなか楽しい。寂地峡の方は、あまり赤い木々を見ることができなかったが、こちらの浦石峡では、部分的に山腹が赤くなっている所が多く見られた。
14:30 寂地峡帰着
 林道を出ると宇佐神社の前を通って、駐車場に帰着。紅葉が期待外れであった上に雪まで降ってきて散々であった。まあ、こんな日もあるだろう。
15:00 寂地峡発
16:30 新南陽市帰着
 




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