右田ヶ岳-塚原直登コース、勝坂尾根コース-右田ヶ岳勝坂コース山口の山main menu

  

右田ヶ岳

upload 99.11. 1

天徳寺-前岳-右田ヶ岳(西ノ峰、中ノ峰、東ノ峰)-前岳-天徳寺

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 10月に3ヶ月ぶりに山に登ってきました。あっ、3ヶ月前のは川だったので、山は鳳翩山以来の4ヶ月ぶりです。右田ヶ岳は、たった400m程度の山なのですが、コースは花崗岩の露出した山肌を見上げながらの尾根道で、非常に展望のよい素晴らしいコースです。道は急登の連続でハードですが、ずっと展望が良いので、疲れも感じないうちに頂上に着きます。1時間ちょっとで登れるので、半日でも降りてくることができます。実際、私が登り始めた9時頃で、早くも降りてくる人も多かったです。
 山口の山では珍しく岩が多いコースで急登が続くので、わずか400mちょっとの山ですが北アルプスなどの3000m級の山を目指す人には、丁度いいトレーニングコースになりそうです。
 右田ヶ岳は、花崗岩が露出した特徴的な山容や展望の良さからか、休みのたびに登る人や朝早くから1日に何度も登る人など、”右田ファン”とでもいう人達がおられるようです。私も、またもう一度登りたいと思える山でした。
 
右田ヶ岳:勝坂コースについては、”西目山、右田ヶ岳縦走”を御参照下さい。
右田ヶ岳:塚原直登コース、勝坂尾根コースについては、”
右田ヶ岳-塚原直登コース、勝坂尾根コース-”を御参照下さい。


  99.10. 9(土) 晴れ

8:20 新南陽市発
 2号線を西へ防府に向う。椿峠を越えて、バイパスのトンネルを3つ?潜ると、右手に岩の露出した山々が見えるようになる。これが右田ヶ岳。特徴的な山容なので、これまでも車で前を通るたびにわき見運転で眺めていたのだが、これが右田ヶ岳とは知らなかった。
 登山口へは、山陽自動車道の防府東インター付近の”塚原”の信号を北へ入る。その後”月の桂の庭”の案内を頼りに左折して、細い路地に入っていく。(現在は広い道を左折すれば右田小学校のグランド南に出ます。)”月の桂の庭”は通り過ぎて、右田小学校の隣の”天徳寺”が登山口。しかし...
8:55 天徳寺登山口着
 困ったことに付近には駐車場がないようだ。ガイドブックにも駐車場について一切ふれていないのがうなずける。合法的な駐車場がないため、私も駐車場についてコメントできない。ただ状況だけ報告しておくと、皆、天徳寺の参道に停めているようだが、入り口には”駐車お断り”と書かれている。すこし離れた月の桂の庭にも駐車場があるが、こちらも”関係者外駐車禁止”と書かれている。唯一、右田小学校の南の広場は、学校が休みの日に限り置いてもよいようだ。
9:00 登山靴に履き替え出発
 登山口は、天徳寺の門を入って左手から裏へ回りこむ。その前に、門を潜ると正面の巨石群にびっくり。寺の左手裏から山に入り、墓地を過ぎると、早くも展望が広がる。登山道脇の花崗岩の巨石には、仏像のレリーフが彫り込まれている。大正時代に彫られたようだ。
 見上げると巨石が露出した迫力ある山容、振り返ると防府市街、瀬戸内海が広がる展望を楽しみながら、岩だらけの道を登っていく。右手の矢筈ヶ岳、左手の右田同様岩の露出した山容の西目山の展望も素晴らしい。ただし、道はやや急登。まあ、1時間ちょっとの道のりなので、ゆっくりと登ろう。20分くらい登ると前岳に到着。
9:20 前岳(194m)
 右田ヶ岳を見上げる展望台とも言える前岳に到着。正面の右田は、とても400mちょっとの山とは思えない風格でそびえている。岩肌を露出した尖峰が秋空を背景に輝いて見える
 前岳を過ぎると一度下り、正面の右田や左手の西目山を展望しながらトラバース。そして再び本格的な急登がはじまる。やはり岩だらけの道だ。こうゆう岩だらけのコースは山口県では珍しいのではないだろうか? 段差の大きい所や、ロープの掛けられた箇所もあり、小さい子供や女性にはやや厳しいコースであるが、小学校の低学年と思える小さな子も元気に登っていた。なお、かなり怪しいものもあったのでロープは、使わない方が無難である。また、道脇が崩れかかっている所もあったので、足元に注意が必要だ。
10:00 西ノ峰分岐
 登り始めて約1時間で西ノ峰と中ノ峰の分岐にでる。中ノ峰が最も高く”頂上”なのだが、先に西ノ峰の方に行ってみることにした。
 分岐から覗いて見ても明らかなのだが、西ノ峰の方にはほとんど誰も行かないようで、道は落ち葉が深く積もり、蜘蛛の巣も多い。少し登るとすぐに到着。
10:03 西ノ峰
 展望は南〜西方向のみ。国道262号を隔てた向いの西目山や瀬戸内海の展望が良い。
 引き返して分岐から中ノ峰に向う。最後の急登を登りきると、いよいよ頂上だ。
10:10 右田ヶ岳頂上(中ノ峰)(426m)
 広い岩のテラスを備えた頂上は、ほぼ360度(北方向やや難あり)の展望が広がり、爽快だ。しかし、腰を降ろす前に、東ノ峰の方へ行ってみることにした。
 東ノ峰への道は、頂上を通り過ぎるようにしてつけられており、ずいぶん下ってしまう。西ノ峰への道に比べて良く踏まれている、と思ったら、東ノ峰を経て頂上に登る別のコースがあるようであった(”上右田コース”)。再び登りになるとすぐに到着。
10:15 東ノ峰
 こちらも360度の展望が広がる。特に北方向は中ノ峰よりも展望が良い。山口市街の向こうに東鳳翩山、その左手に西鳳翩山のシルエットが見える。ただし、中ノ峰に比べてずいぶん低いために西方向は中の峰に遮られ、中の峰が”目の上のたんこぶ”状態でちょっと落ち着かない。やはり、頂上で昼食をとることにした。
10:20 再び中ノ峰(昼食)
 岩のテラス席は、おじさんの一団に占拠されていた。しかしこのおじさん達はどうも一緒に登ってきた訳ではないようだった。朝早くから何度も登る人や休日のたびに登る人など、”ここの常連さん”という感じであった。
 賑やかなテラス席から離れて、私は頂上部の東の端の方の岩を確保した。頂上から下を覗くと、すっぱり切り立った崖になっているので、あまり端っこの方の岩には乗らない方がよさそうだ。
 正面に佐波川の向こうの矢筈ヶ岳を見ながら昼食。ここから見ると矢筈ヶ岳は綺麗な山容である。そして、その向こうには、頂上に沢山の建造物が見える大平山が広がってる
 1時間以上休んだので、そろそろ下山しようと西側へ行ってみると、岩のテラスが空いていたので、再び腰を降ろしてしまった。登ってきた急登の尾根や、向いの西目山や瀬戸内海をのんびり眺める。あたりを沢山のアゲハチョウが乱舞していた。そう言えば鳳翩山の頂上も蝶が飛び回っていた。山口の山は蝶が多いのだろうか? 鈴鹿の山はトンボだらけだけど...。
 空は秋らしい薄い雲が太陽を遮って心地よい影をつくっている。結局2時間も休んでしまった。
12:25 昼食を終え出発
 来た道を引き返す。往きの急登はともかく、下りの急降下は足に堪える。さらに頂上で休み過ぎたのも精神的に緩みすぎた。”休み過ぎ”の酬いは、直ちにやってきた。出発してすぐに太陽が雲から出てしまって、炎天下の急下降を余儀無くされた。このコースは展望が良い代わりに木陰が全くないのでお昼に登り降りするのは非常に暑い。この時期でもこんなに暑いので夏には大変苛酷なコースとなるであろう。
12:55 前岳
 振り返って、もう一度右田を見上げてみる。秋空を背景に本当に絵になる山容だ。
 防府市街を見下ろしながら下っていく。すぐ前を新幹線が通っているが、この日はトンネル落石事故のため運休しており、静かであった。
13:10 天徳寺登山口帰着
 頂上では”上右田コース”が何処に降りるのかわからなかったので来た道を降りたが、地図を見ると、どうやら一つ東側の尾根筋を降りるようだ(違うかな?田の口まで行っちゃうとちょっと遠いな...)。こんど行く時は”上右田コース”で降りてみよう。
13:30 登山口発
14:00 新南陽市帰着

右田ヶ岳:勝坂コースについては、”西目山、右田ヶ岳縦走”を御参照下さい。
右田ヶ岳:塚原直登コース、勝坂尾根コースについては、”
右田ヶ岳-塚原直登コース、勝坂尾根コース-”を御参照下さい。




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