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琴石山、三ヶ岳縦走

upload 2002.12. 9

柳井港-琴石山-三ヶ岳-茶臼山古墳-柳井港

map

 柳井に近い、瀬戸内海を望む好展望の琴石山から隣の三ヶ岳へ縦走してきました。琴石は期待通りの展望の良さでしたが、この日は残念ながら霞んでいて向かいの大島を見渡すのがやっとという感じで、四国までを望むことはできませんでした。
 琴石から三ヶ岳への縦走路は薮漕き覚悟で出掛けたのですが、綺麗に整備されていて迷うこともありませんでした。逆に整備され過ぎていて面白味に欠ける縦走となりました。おかげで三ヶ岳までは楽勝だったのですが、茶臼山古墳へ降りる道が草ボーボー状態。ソックスに草の種がいっぱいくっついてきて大変でした。この道も春先なら、まだ草も茂ってなくて楽に歩けるのではないでしょうか?
 下山路少し苦労しますが、山口県では、珍しくJRの駅(柳井港)から周回できるコースです。


区間所要時間(分)
柳井港-(20)→白潟林道-(45)→琴石山-(30)→三ヶ岳林道-(15)→三ヶ岳-(45)→茶臼山古墳-(20)→柳井港


  2002.10.12(土) 晴れてるけど霞んでる

8:10 新南陽市発
 今日は、絶好のドライブ日和の中、国道188号の海岸線を柳井へドライブ。柳井港のフェリー乗り場の直前に、大きな登山口の案内が建っている。林道終点まで車で行く人は、ここから入ると道がわかり易いと思われる。
9:20 柳井港着
 私は、三ヶ岳まで縦走する周回コースを行くので、柳井港駅近くに駐車スペースを探すが、堂々と置ける公設駐車場は、見つからない...。フェリー乗り場の目の前の駐車場に置くのもちょっと気がひける...。フェリー乗り場の左手(東側)へ入って行くと、港沿いの広い通りに出るので、ここなら置いてっても邪魔にはならないと思われる(当局は一切関知致しません)。釣り客に紛れて駐車。

9:25

登山靴に履き替え出発
 港から望むと目指す琴石山の全景がよくわかる。188号線に出て右(東)に進むと、踏切前に案内板があるので、ここでコースを確認。狭い舗装路を山を目指して歩いて行く。地図で見ると、登山道は、山頂の一つ左手の峰を目指して尾根道を登って行くことになっている。しかし、実際の山を見上げると、山頂左手の峰は結構切り立って見える...ってことは、かなりの急登コース? 民家がなくなって、ちょっと心細くなったところで、白潟林道にでる。
9:45 白潟林道
 林道を右に進むとすぐに分岐点が見つかる。道標が建ってるので、見落とす心配はない。しかし大きな道標に従うと、右手林道を登ってしまう。ここは白い小さな道標に従い、左手の山道へ入る。
 林道と別れるとすぐに小さなミカン畑を発見。ミカンを見て、おやつに持ってくるつもりだったリンゴを忘れてきたことを思い出した。代わりにミカンをもいでいきたいところだが、それではドロボーになるので、ここは我慢、我慢...。
 頭の中が青いミカンで一杯になりながらしばらく歩くと、また白い道標があって、これに従うといよいよ本格的に登り始める。予想通りの急登だ。時折振り返って、港から登ってきた高度を実感しながら、急登を登り切ると、林道分岐から40分程で、頂上の左手の峰に出る。
10:35 琴柱眺望の丘
 右手に頂上直下の岩(←これが”琴柱”なのかな?)を見ながら、バッタだらけの芝生を進むと、稜線の縦走路に出る。綺麗な三角形に見える頂上を目指し、右に進むと、すぐに大展望の頂上に到着。
10:40 琴石山頂上(545m)(昼食)
 瀬戸内海側に大きく開けた頂上には、パノラマ図が設置されていて、見えている島の名前が確認できる。北側の山々にもパノラマ図が付いていれば有り難いのだが...。代わりに山の名前を書いた方位板が建っているのだが、ペンキが消えて山の名前が読めなくなってしまっている。そもそも、頂上の北側は木が茂っていて、展望はよろしくない。
 頂上は、ちょっとした広場になっていて、テーブル付きのベンチまで設置されている。それから祠が祭られている。この辺りでは最も高い山なので、古くから山自体が信仰の対象になっていたのであろう。
 少し早いが、向かいの大島、瀬戸内海を眺めながら昼食に取り掛かる。山口南部の山は、瀬戸内海が展望できて大変眺めが良いのだが、昼間は南の瀬戸内海側が逆光になるので、ちょっと見辛い...。写真を撮るには困りものだ。きっと朝早くに登れば青い海が見られることだろう。夕日に染まる海も美しいだろうな...。しかし、暗くなったら山を降りられない...。
 頂上は南向きで陽当たり良好のため非常に暑い。頂上の少し東に北方に開けた所が見えるので、そちらに移動して、木陰から北方の山々を眺める。右手東方近くには、銭壺山、ほぼ真北に見える氷室山と高照寺山は、どちらも頂上に建造物があるように見える。
11:45 昼食を終え出発
 次は、隣の三ヶ岳へ向う。琴石の尾根の向こうに見える三ヶ岳は、名前の通りピークが三つ重なっているように見える...あれ、四つに見えるけど...。まずは、朝登ってきた道との分岐に戻る。しかし...
11:50 琴柱眺望の丘
 分岐点には、砂利を敷き詰めた広い道を指す”三ヶ岳林道”への綺麗な導標と、細い薮道の”縦走路”を指す小さな導標が建っている。三ヶ岳への道は2本もないはずなのだが...。林道へ降りちゃうと困るので、荒れてる縦走路の方へ進むと、ちょっと遠回りしてすぐに砂利を敷き詰めた広い道に合流。と言う訳で、この2つは、新道と旧道ということのようだ。新道の方は、ずっと砂、砂利が敷かれているだけでなく、下りになると横木の階段となって、完全に遊歩道化されている。薮漕き道でなく、道が分かり易いのは有り難いが、余りに人工的で、歩いていて面白味がない。とは言え、時々この新道とクロスする旧道と思われる道に入って、ヘンな所に降りてってしまうと困るので、結局この新道をトレースする。
 縦走路は基本的に下り気味の尾根道を行き、急な下りは横木の階段となるので、この道を逆に三ヶ岳の方から琴石に登ると、延々続く横木の階段に悩まされることになるのでお薦めできない。(下るのも膝が痛くなる...。)
 結局縦走路は、ずっと人の手が入った道で、琴石頂上から30分位で三ヶ岳林道に出る。
12:15 三ヶ岳林道
 舗装された林道に出ると、左手に下るとすぐにお地蔵さんがあって、右手へ林道が分岐している。三ヶ岳へはこの分岐している林道を進み、途中で山道に入って行くのだが、山道への入り口がやや分かり難い。2,3分登ると、右手に入り口らしき隙間があり、木に赤テープが巻いてあるのが見つかる。しかし、入り口は草に覆われていて、ちょっと入り辛い...。山への入り口には案内があるとの情報があったので、案内板のある入り口を探して、さらに林道を進む。ところが、さらに5分程進んでも入り口らしきものは見つからない...。と、言う訳で、やむをえず先程のマーカーのあった入り口へ戻る。
12:25 山道に入る
 入り口を塞いでいる草を分けると、すぐに綺麗な山道が現れた。薮道かと思って敬遠したが、薮なのは入り口だけだった。安心して薄暗い林の中を登って行くと、やがて林道沿いの別の道と合流し、林道と並行して歩くこともあった。と、言う訳で、結局、右手に注意しながら林道を歩いて行けば、山道への入り口は、3ケ所くらいはありそうです。最後に少し登ると、三ヶ岳山頂に出る。
12:35 三ヶ岳頂上(495m)
 頂上は南方に大きく開けていて、琴石山、柳井市街の見晴らしが良いが、後ろに大きなアンテナが建っていて、これがボーボーと唸っているのがよろしくない。アンテナの裏側に廻り込むと北側の展望も得られるが、残念ながら、そこは腰を降ろすには、あまり居心地のよい所ではない。このアンテナさえなければいいのに...。
 どうも音が気になって落ち着かないので、西側の第三峰の方へ向う。途中の第二峰には、落ち着けそうなスペースはなかった。
12:50 三ヶ岳西峰(487m)(大休止)
 山頂から10分足らずで西峰に到着。西峰も南側が大きく開けて展望が良い。ただ北側の展望は得られない。
 東の琴石南の柳井市街を展望しながら大休止。琴石、三ヶ岳間の林には、トンビの巣でもあるのか、沢山のトンビが近くを飛び回っていた。
13:30 休憩を終え出発
 来た道を引き返して三ヶ岳林道のお地蔵さんの所へ降りる。
13:45 三ヶ岳林道
 帰路は、林道から外れて茶臼山古墳を経由するコースで下る。茶臼山古墳への道は、お地蔵さんから下ってすぐの所を左手に入って行く。入り口に小さな指導標が見つかるはずだ。しかし、入り口は草ボーボー状態。また入り口だけかな?と思ったがこれは甘かった。木陰になる部分には草はないのだが、陽当たりのいい所は草が生え放題で、これを分けて歩くと、草の種がソックスに一杯くっついてくる(←私はこれを”くっつき虫”と呼んでますが、全国的に通じるのだろうか?)。と言う訳で、しばらく歩くとソックスが緑色になるほど、びっしりと”くっつき虫”だらけになる。この日もいつものように短パンで歩いているので、ソックスだけでなく、スネ毛にまでしっかりくっついているのもあり、自然の生命力の逞しさが感じられる。(←逞しいのは、あんたのスネ毛やろ〜!)
 さて、草ボーボーの道だが、今日すでに誰か先に歩いているようで、クモの巣にはかからず安心して歩いていたのだが、分岐から20分ほど歩くと、前方に木の枝を振り回しながら歩く二人組を発見。追い抜くと面倒なことになるので、しばし木陰で休憩後出発すると、すぐに山道は終わり、住宅地に出てしまった。立ち並ぶ真新しいアパートを右手に見ながら、左手に登っていくと茶臼山古墳の公園に辿り着く。
14:30 茶臼山古墳(大休止)
 瀬戸内海を見下ろすように小高い丘に造られたこの古墳は、熊毛一帯を支配していた王の墓らしい。山頂では曇りがちだったが、いつの間にか綺麗に晴れた秋空を背にした琴石山を眺めたり、展示室で出土品を見たりしながら休憩。
14:50 休憩を終え出発
 さて、あとは柳井港に帰るだけだが、先程の車道へ戻ると、港へは随分遠回りに思える。古墳の南端から、港の方角へ下っていく細い道があるので、何処へいく道か分からないが、とりあえず降りてみた。無事に住宅地に出ると、あとはとにかく南へ歩いていくと国道に出られるはずだ。ビュンビュン通る車の横を歩いて、港に帰着。
15:10 柳井港に帰着
 三ヶ岳からの下りが草ボーボーでなければ、周回コースとしてお薦めできるのですが...。でも春先なら、草も茂ってなくて歩き易いのでは?と思います。
15:20 柳井港発
 帰りも188をドライブ。やっぱり、海沿いを走るのは気持ちがいい...。
17:30 新南陽市帰着




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