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鳳翩山縦走

upload 99. 9. 6

錦鶏の滝-東鳳翩山-西鳳翩山-東鳳翩山-二ツ堂

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 鳳翩山を東西縦走してきました。錦鶏の滝から登り、東鳳翩山から西鳳翩山をピストン。東鳳翩山は評判通り展望が良く、楽しめたのですが、東から西へは思ったより遠く、またアップダウンも多く疲れました。おまけに、西鳳翩山は、途中から車道を歩くことになり、展望もイマイチで、苦労は報われませんでした。トレーニングのために縦走するのならともかく、西鳳翩への縦走はあまりお薦めはできません。縦走路は、ずっと陽当たりの良いコースなので、特に夏場は非常にきびしいコースになると思います。


  99. 5.30(日) 晴れ(にもかかわらず霞んでる)

6:40 新南陽市発
 このところ、寂地ばかりへ行っていたが、今回は久しぶりに2号線を西へ向う。椿峠を越えて防府に向うのは6年振りであろうか? 防府へのバイパスから見える、岩の露出した山々が何となく懐かしい。262号線に移り山口市へ向けて北上。中国道のICを過ぎて9号線にぶつかったら、これを左折。トンネルを抜けてすぐの交差点で”二十一世紀の森”の案内板に従って右折。あとは、道が細くなるが、”錦鶏の滝”の案内板に従って道なりに進む。ダムを過ぎて真直ぐ進むと、左前方に目的の錦鶏の滝の駐車場が見えてくる。道は”二十一世紀の森→”の案内板とともに大きく曲っているが、ここを曲らずに細い道を真直ぐ進む。
7:25 錦鶏の滝駐車場着
 萩往還道前の駐車場に車を置く。滝まで少し歩くことになるが、林道突き当たりには、駐車スペースはない。
7:30 登山靴に履き替え出発
 と、思ったら、ハイソックスを忘れてきたのに気が付いた。いつも、普通のソックスとその上に膝までの登山用ハイソックスを履いているのだが忘れてきてしまった。やむを得ず普通のソックスだけで登山靴を履いて出発。
 駐車場からもう滝の音が聞こえる...と思ったら、用水路の音だった。滝へは林道を10分くらい歩かなければならない。滝は雄滝と雌滝、2つあるが、雌滝の方は省略可。暗いし、水が落ちてるだけと言う感じ。両方行くなら、先に雌滝へ。雌滝は林道から沢を渡ってすぐ右へ。道はやや荒れている。雄滝、そして東鳳翩山へは左を行く。雄滝が見えてきた頃に右上に登っていく道と別れる。これが東鳳翩山への道である。
7:45 錦鶏の滝(雄滝)
 こちらの滝はなかなか美しい。水量は少ないが、扇型に広がり、白いヴェールを掛けたようだ。まだ出発したばかりなので、あまり長居ができなかったのが残念だ。
 東鳳翩山へは、滝から少し戻って、滝を右から巻くように登っていく。滝の上に出ると沢を何度か渡り返しながら尾根へ向う。このコースは通る人があまり多くないようで、道はハイキング道とは違って、必ずしも明確ではない。特に、沢を渡る場所は、道が不連続となるので道を見失う原因となり易い。踏み跡やマーカーを確認しながら進む必要がある。
8:20 尾根道に出る。
 滝から30分位登ると、尾根道に出る。尾根は右に向うが、まだ道は踏み跡が薄い。不審に思っていると、さらに2,3分歩くと、ひょっこり広い尾根道に出る。二ツ堂コースに合流したようである。合流点には、何の案内板もないので、帰りもこのコースで錦鶏の滝へ降りるなら、尾根道から外れる場所をよく覚えておく必要がある。
 さて、この尾根道を右に向うとあとはハイキング道なので迷う心配はない。杉林の中をしばらくトラバースののち、少し登ると尾根に出て板堂峠からのハイキング道と合流する。
8:35 板堂峠からの自然歩道に合流
 錦鶏の滝からここまで全く展望がなかったが、板堂峠(二十一世紀の森)からの尾根道は展望の良さそうなコースである。頂上までは、あと500m。ずっと展望のよい道が続く。展望が良いのはいいが、陽当たりも良いので、まだ5月だというのに大変暑い。山口市街を見下ろしながら横木の階段を登っていくと頂上が見えてくる。頂上手前の鞍部に、北方に広がる山々の名前が記された案内板があるので、山の名前を確認しよう。
8:45 東鳳翩山頂上(743m)(大休止)
 大展望の広がる頂上だが、私は頂上に着くと景色を見るより、足の状態を見なければいけなかった。ハイソックスを忘れてきたため、てきめん、右足の踵が擦れてマメができているようで非常に痛い。マメはまだ潰れていなかったが、バンドエイドを2重に張り付けてごまかしておいた。
 360度の展望が得られる東鳳翩山頂上。ベンチが3つか4つあるので、好きな方向を向いて陣取ることができる。南には山口市街が眼下に広がり西方には西鳳翩山北方には幾重にも山並が重なり、東方へは板堂峠へ続く尾根が伸びている。この日は霞んでいて、十種ヶ峰はかすかに山影が見える状態であった。
 さて、西鳳翩へ縦走するつもりで来たのだが、西鳳翩は思っていたより遠くに見える。東鳳翩、西鳳翩と言うので尾根続きなのかと思っていたが、全く別の山であった。結構遠いのと、東の頂上から西へ降りる道がすさまじい急降下なので、”ここを帰りは登るのか”と思うと縦走する意欲がなくなってきてしまった。おまけに、本当に西鳳翩への縦走路があるのかどうかも知らずにやってきたので、なおさら気が重い。
9:25 休憩を終え出発
 とは言え、このまま帰るにはあまりにも早いので、やむを得ず西鳳翩山へ向けて出発。横木の階段を急降下し、しばらく行くと、地蔵峠手前で久しぶりに木陰に入る。再び横木の階段で、峠に降りる時に、木々の間から一瞬、前方に階段状のとんでもない急登が目に入った。まさか...。
9:45 地蔵峠
 東鳳翩山への西側からの登山口となる地蔵峠。ちょっとしたスペースがあるので、車3台位は停めることができそうだ。
 車道を横切ると、さきほど垣間見た急登が待ち受けている。”やっぱりこれを登って行くのか...。”と思いながら横木の階段を登っていく。一山越えるとまた下って、再び急登。西鳳翩はまだまだ遠い。up-downを繰り返し、西鳳翩登山口の油峠まで3つくらい丘を越えることになる。道は尾根道で陽当たりが良く非常に暑い。尾根道を歩くなら、風に吹かれ、山口市を見下ろしながら歩ければ非常に爽快なのだが、丁度背丈くらいの木が道の両側に生えていて、風も通らず、景色も見えず、とにかく暑い。”やっぱり、やめときゃよかったな。”と思いながら、重い足を運ぶ。風通しのよい所にでくわすと、しばらく風に当たって”蘇生”。だんだん西鳳翩も近付いてきた。振り返ると東鳳翩もずいぶん遠くになってしまった。道は幅が広く明確なのだが、人が通った形跡は少なく、東西を縦走する人は非常に少ないようであった。
 石ころの多い坂道を下って車道にでてきたら、そこが西鳳翩の登山口、油峠。
10:20 油峠
 ようやく油峠に到着。しかし、ここからの登山道が見つからない! 西鳳翩の頂上にはやたらにアンテナが建っているので、頂上まで車道があるのでは?という予想はしていたのだが、登山道がないとは思ってもみなかった。車道を少し下って山に入る入り口を探したがやはり見当たらない。東鳳翩からの道のすぐ左に山道があるのだが、どうもこれは山口市の方へ下る道のようである。
 やむなく車道を登っていく。ただでさえ暑いのにアスファルトを歩くのはなおさら暑い。真直ぐ登れば早いのに車道をずいぶん遠回りさせられて30分くらい掛ってようやく頂上に到着。
10:50 西鳳翩山頂上(742m)(昼食)
 アンテナやら建物があってどこが頂上かよく分からないのだが、とりあえず到着。登山者はいないのだが、大きなアンテナを建てて車で無線をしている人がいて、発電機がブンブンうるさい。
 展望は東の東鳳翩山や南の山口市街は見下ろせるが、アンテナや木が邪魔で、北、西方向の展望はなかった。車で上がれて市街地が見下ろせるので、夜景を見るにはいい所ではないだろうか?
 さて、例の発電機がうるさいので、私は少し奥の大きな岩の上で昼食の準備に取り掛った。すると、カブ(原付)に乗っておじいさんが登ってきた。すぐ麓に住んでいて、子供の頃は学校が終わると、ここへ駆け登ってきて遊んだのだそうだ。昔はアンテナはもちろん、木も生えてなくてまわりがずっと見まわせたということだった。おじいさんはしばらく懐かしそうに展望すると、またカブに乗って帰って行った。
 食後は、人が来そうもないので岩の上で甲羅干し。ずいぶんのんびりしてしまった。
12:00 昼食を終え出発
 帰りにも少し探してみたが、やはり山道は見当たらない。再び車道を下る。途中、展望が開けて、尾根づたいに東鳳翩まで道が続いているのがよく見えた。東鳳翩山は遥かに遠い。またあの道を歩くと思うと気が重いので、油峠から降りて下から車に戻ろうかとも思ったが、地図を持っていないので降りても迷わず車に戻れそうもない。やむを得ず、再び尾根道を戻ることにした。
 今日は、東鳳翩頂上を出発する時に既に精神的に切れていたので、この暑さの中、なおさら足が重く、苦しい山行となった。繰り返されるup-downが堪える。
13:10 地蔵峠
 ようやく地蔵峠に到着。行きは車が1台もなかったが、路駐を含め4台の車が停まっていた。また横木の階段を登って東鳳翩を目指す。山口市を見下ろしながら高原のような雰囲気の所をしばらく歩くと、いよいよ頂上への急登階段を登って東鳳翩山頂へ帰着。
13:35 東鳳翩山頂上(大休止)
 2種類の蝶が違う種なのに仲良く飛び回っているのを眺めながら、再び頂上のベンチで大休止。
14:10 休憩を終え出発
 帰りは、行きと同じ道ではつまらないので、”二ツ堂コース”で下る。こちらは、道が明確なので迷う心配はない。板堂峠への道と分かれ、さらに錦鶏の滝への道と分かれたあと、ジグザグに折れながら下っていく。30分あまりで車道へ出ることができた。
14:45 天花畑へ下山
 降りてからは車道を錦鶏の滝へ向う。道は山に沿って歩いて行けば、ダム湖の北を通って、錦鶏の滝へ戻ることができる。
15:00 錦鶏の滝駐車場帰着
 今日は、これまでの山口での山行では最もきついものになった。かかとにマメができていたものの、体調は特に悪くはなかった。東鳳翩の頂上で西鳳翩へいく気合いがなくなってしまったのが敗因であった。登山は精神的な部分が大きいことを再確認した山行であった。
15:20 錦鶏の滝駐車場発
 まだ時間が早いので、瑠璃光寺に寄って五重塔を見物して帰った。
17:15 新南陽市帰着




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