安蔵寺山奥谷コース山口の山main menu

  

安蔵寺山
-伊源谷コース-

upload 2008. 1. 8

伊源谷登山口-旧コース-安蔵寺山頂-ミズナラの巨木-新コース-伊源谷登山口

 新緑の安蔵寺山を匹見側の伊源谷から登ってきました。伊源谷旧コースから登ってナラ太郎さんにご挨拶、新コースから下りました。登り、稜線、下り、何れでも綺麗なブナ林を堪能できる素晴らしいコースでした。特に伊源谷旧コースは綺麗な自然林で超お薦めです。
 この日は残念なことに、天気予報は晴れだったのに、ずっと時雨れて真っ白でした。おかげで輝く新緑は見られませんでしたが、代わりに霧に包まれた神秘的な森を堪能することができました。稜線のブナと合わせて、森林浴には最高のコースだと思います。
 ただ、あまりメジャーなコースではないので、人も少なく、最初の沢を横切るあたりで道を見失うと迷子になる危険もありますので御注意下さい。

奥谷コースからの安蔵寺山はこちらです。


区間所要時間(分)
伊源谷登山口-(20)→新旧コース分岐-旧コース(65)→展望台-(5)→安蔵寺山頂-(50)→ミズナラの巨木-(45)→中峰新コース分岐-新コース(50)→新旧コース分岐-(15)→伊源谷登山口


  2007. 6.10(日) 時雨、時々霧真っ白

6:20 周南市発
 国道315号を北上し鹿野から県道12号に入る。中国道の横を通って長野山を見上げると、山の上には今にも雨が降り出しそうな分厚い雲が掛かっている。天気予報では六日市も匹見も晴れマークだったのに...。県道は中国道沿いを走ってるあいだはまだ良かったのだが、中国道と離れて米山峠への道となると、非常に狭い曲がりくねった山道となる。と言う訳で、登山口へは国道187号で北上し、七日市から県道42号に入ってアプローチする方が無難です。
 広い県道42号を行くと、安蔵寺山高尻コースの登山口の路肩に車の行列ができててビックリ。ここにこんなに沢山車があるなんて、一体今日は安蔵寺山で何があるんだ...? 快適な県道42号も高尻の登山口を過ぎると狭い山道となり、再び道が広がって少し走った三葛小学校跡(現:夢ファクトリーみささ)手前から左手の林道に入る。確か、”安蔵寺山登山口”の小さな案内板が出てた気がする。
 林道は未舗装なので、オフロード車でなければやや難がある。車が置ける所まで1.2km位なので、車が心配な人は歩いていった方が無難だろう。まあ私の普通の車でも底が擦ることはなかったので、車高が低いスポーツ車でなけでば問題ないと思われるが...。ただし、轍中央に生えてる草をずっとなぎ倒して進むことになる。
8:10 伊源谷登山口着
 さて、未舗装林道をゴトゴト進むと小さな鉄板の橋に出くわした。「鉄板の橋の手前に3,4台分の駐車スペースがある」との情報を得ていたのだが、この橋の手前にはどー見ても1台しか置けない小さなスペースしか空いていない。とは言え、無理に進んでいって転回できない状況になっても困るのでこの小さなスペースに車を押し込んで出発の準備。

8:15

登山靴に履き替え出発
 鉄板の橋を渡るとすぐにちょっとした広場があって、その先にまた鉄板の橋を発見。どうやら車を置く場所が違ったようだ。確かにこのスペースなら3,4台は置けるだろう。と言う訳で駐車スペースは小さな鉄板橋のすぐ先、2つ目の鉄板橋の手前のスペースです。
 さて、杉林の中、さらに林道を進んでいく。空は相変わらず分厚い雲に覆われて今にも雨が降ってきそうな状態だ。しかしここまで来たらもう登るしかない。10分くらい進むと前方に山道への案内板が見えてくる。
8:30 林道終点
 正確には林道の終点ではなく、林道は左へ180度折り返して続いているが、山道は真直ぐに沢に沿って進んでいく。3分ほど進むと沢のすぐ横に出るが、ここで沢を渡る。沢に沿って進めそうにも見えるが、右手へ沢を渡ると続きの道が見つかるはずだ。その先すぐに新旧コースの分岐点が現れる。
8:35 新旧コース分岐
 ここは左手”旧コース”へ進む。新旧どちらも急登となるが、旧コースで綺麗なブナ林を鑑賞しながら、のんびり登ってゆくのがいいだろう。分岐して5分程でまた沢を渡って、さらに5分ほどで今度は沢を右から左へ渡る。この徒渉点は間違えない様注意が必要だ。私は少し早く沢に入ってしまったのか、沢の中を少し登ることになった。道は一段登ってすぐ左手に続いているので左手に注意。
 このあとは、道を間違えそうな箇所はないと思われる。道は杉の混じった自然林の中の急登となり、やがて綺麗なブナ林となっていく。大きなブナの木の下で休憩していると、ついに雨が降り出してしまった。あたりはガスに覆われて真っ白に...。綺麗な新緑のブナ林で黄緑色の光のシャワーを浴びながら歩くはずだったのだが、本物のシャワーを浴びることになりそうな雰囲気である。陽が射さないなら、この、霧のベールに包まれた神秘的な森の雰囲気が堪能できるのも、また趣があってよいのだが、やはり、この時期は新緑の明るい光を堪能したかった...。
 雨が降ってるうちに林を抜けてしまわない様にのんびり歩いていくと、分岐から1時間ほどで大きな岩に出くわした。
9:35 大岩
 大きな岩があると登ってみたくなるものだが、雨で濡れてることもありここは素通りすると、裏から簡単に岩の上に上がることができた。幸い雨も上がっているので、景色は全く見えないが色々な鳥の声を聞きながら、またまた小休止。なんだか凄まじく下手糞な笛の音のような音痴な鳥の声も聞こえてくる。この鳥のあいだではこれで”いい声”なのだろうか?
 この大岩をあとにすると、すぐにまた別の大岩が現れた。横にはビバークできそうな岩屋もできている。霧に包まれたブナ林を登っていくと大岩から10分、登山口から1時間半ほどで展望台の安蔵寺山解説板の前に辿り着く。
10:00 展望台
 真っ白で展望はないが、誰も居ないのでベンチで休憩していると、突然背後でハアハア激しい息使いがした。クマでも出たのかと驚いて振り向くと登山者だった。高尻コースを走って登ってきたのだろうか?
 展望台からは5分で頂上にでる。
10:15 安蔵寺山頂上(1263m)
 頂上は10人くらいの人で賑わっていた。皆、足元は地下足袋という玄人さんばかりだ。展望台から頂上まで笹を刈った形跡があったので、高尻コースの整備をして頂いたのだろうか?
 また雨が降りだしたので、林の中に逃げ込むように出発。とりあえずナラ太郎さんに会いに行ってみよう。ブナ林の稜線の道は、不思議なことに、かなり雨音はするのだがほとんど濡れることはなく、肩から下げたデジカメをザックにしまう必要も感じられない。
 安蔵寺跡を過ぎると中峰手前に匹見への下山口を示す案内板を確認。途中、ヤブデマリ(それともツルアジサイ?)の花を見ながらさらに進むが、それほど遠くないと思ってたナラ太郎が北峰を過ぎてもなかなか現れない。”頂上2.7km 七村峠2.0km”の案内板の立つピークから急な下りを下ってゆくと、頂上から50分掛かってようやくナラ太郎さんに御対面。
11:10 ミズナラの巨木(昼食)
 久しぶりのナラ太郎さんは、以前は柵で囲ってあったはずだが、柵がなくなって代わって周りに木道が敷かれていた。根の廻りが踏み固められて根が弱らない様にという配慮と思われる。ちょっと早いが、ベンチもあるのでここで昼食。
12:00 昼食を終え出発
 また稜線の立派なブナ林の中を来た道を戻る。30分くらい歩くと北峰近くに分岐を発見。これが新ルートの下山口と思われる。少し入ってみたが、踏み跡が薄く、荒れ気味であった。中峰から降りた方が無難そうなので、北峰の下山口はパスし、中峰へ向かう。途中、コバノフユイチゴ?の小さな花が咲いていた。
12:45 中峰新コース分岐
 10分ほど歩くと中峰の下山口を発見。やはりこちらの方が踏み跡が明確だ。しかし、分岐近くに案内板が見つからなかった。頂上から北へ歩いた時は途中に案内板があったのに、また別に分岐点があるのだろうか? 案内板は見つからない(見落としたかも?)が、この分岐を左へ入ると広葉樹林帯を、途中、カエルがゲコゲコ鳴く沢を横切ったりしながら下っていく。道は斜面に付けられたやや細い道で、明確ではあるものの、新道のため通った人がまだ少ないのか狭くて掘りが浅く、谷へ滑り落ちそうな所もあり危なっかしい。分岐から20分ほど歩いた、少し広くなったところで小休止。
13:05 北峰コースが合流
 辺りを見回すと、左手から合流する尾根道っぽい踏み跡が見つかった。恐らく、北峰からの下山ルートと思われる。ただし、そちらのルートへは行くなとでも言うように木の枝で塞がれていた。
 ここから杉混じりのブナ林を30分ほど下っていくと、新旧コースの分岐点に帰着する。
13:45 新旧コース分岐
 分岐すぐの沢で顔を洗ってクールダウン。このあと林道を15分歩いて車に帰着。
14:10 伊源谷登山口帰着
 鉄板橋の下に水が流れているので、ここで足を洗ってサッパリできればいいのだが、降りると登るのに苦労しそうなので断念。
 今日の伊源谷コースは残念ながら霧のため綺麗な新緑を堪能することはできなかったが、この辺では最もブナ林が綺麗なコースであることは間違いなさそうだ。新コースは旧コースと比べると確かに見劣りはするが、杉だらけって訳でもないので、行き帰りが同じルートでは面白くないという人には、また違ったブナ林が楽しめる、ありがたい周回コースだ。
14:20 伊源谷登山口発
 
16:20 周南市帰着
 

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