安蔵寺山伊源谷コース山口の山main menu

  

安蔵寺山、燕岳
-島根県最高峰-

upload 2000. 7.17

奥谷-打原峠-ミズナラの巨木-安蔵寺山-打原峠-燕岳-奥谷
 
map

 5月に新緑の山に行ってきました。島根県最高峰の安蔵寺山。ホントは島根県最高峰は広島との県境の恐羅漢山なんですが、メジャーな登山口が広島側からですので、恐羅漢は広島に譲ると、安蔵寺山が最高峰ということになります。
 安蔵寺山は寂地山から六日市をはさんで少し西に位置しています。山の南側(六日市側)から登るルートがメジャーですが、このルートはやや急登のようです。私は北側の奥谷からのルートで登りました。やや距離は長いですがこのコースはブナ林の中を行く尾根道で、新緑を楽しむには丁度良いコースでした。ただ、奥谷ルートは、登山口への林道が非常に長いのがやや難です。
 展望台からの眺めは良好で、南方が大きく開けています。展望台は頂上より南に降りた所にあるので、奥谷側から登った方は、頂上は素通りして、まず展望台に向った方が良さそうです。

伊源谷コースからの安蔵寺山はこちらです。


  2000. 5.21(日) 晴れ(だけど霞んでる...)

6:15 新南陽市発
 国道434で広瀬を過ぎて187に入る。寂地へ行く道と分かれて、187をさらに北上。峠を越えると、辺りは霧で真っ白になってしまった。予想天気図では今日は絶対晴れるはずだったのだが...。霧のような局地的な現象は天気図からは予想できない。六日市、柿ノ木村を過ぎてしばらく行くと、「左鐙」の案内(「安蔵寺山登山口」の案内もあったような...)で右折し、川沿いを走ると突き当たりでまた右折。あとは、細い道を登山口の案内に従って進むが、登山口まではまだ14km位もある。遠い...。離合できないような細い道を10km以上も走るので、対向車に充分注意しなければならない。おまけに最後の2kmは未舗装路になるので、新車には難がある。
8:10 奥谷登山口着
 ようやく辿り着いた登山口には広い駐車場があるので、車を置く場所には困らない。寂地へ行くより約30分余計に時間が掛った。駐車場はすでにだいぶ標高が高いようで、高原のような雰囲気で爽やかなウグイスの声が響いている。
8:20 登山靴に履き替え出発
 駐車場から少し林道を歩くと行き止りで山に入る。新緑の中を登って行くと、早速、道脇に紫のラショウモンカズラが沢山咲いている。写真を撮ろうとすると...??? フィルムを入れた憶えがない...。フィルムを車に忘れてきたようだ。やむを得ず取りに帰る。
8:40 再出発
 気を取り直して再出発。道はやや急で、折り返しながら高度を上げて行く。
8:55 打原峠
 約15分で稜線の打原峠に到着。しかしまだしばらくは登りは続く。ブナ林を行くコースだが、稜線の登山道脇にはなぜか杉の木が並んでいる。杉が見られるようになったら、登りは一段落。あとは軽いup-downの尾根道となる。
 新緑の中を快適な散策...と言いたい所だが、どうゆう訳か小さな虫がワヤワヤ飛んでいてうっとうしい。広い林の中、わざわざ登山道にばかり群れてなくてもいいと思うのだが...。
 登山口の案内板には、”幹の周囲4m級の巨木が林立するブナ林”と書かれているが、2m級は見られても4m級のはちょっと発見できなかった。それでも眩しい程の新緑の中を行くと、ひと際太い巨木が見えてくる。
9:35 ミズナラの巨木
 案内板によると、周囲4.4m、樹齢600年くらいにもなるそうだ。この巨木はなぜかハエに大人気で、ブンブンとまわりを飛び回っていた。林道の七村トンネル?から登ると、この巨木の少し手前で尾根道と合流する。
 ミズナラの巨木をあとに再び新緑の中をしばらく歩くと、このコース初めて視界が開けて前方に安蔵寺山中峰が見えてくる。と、いうことは、ここが1257mの北峰? そして前方の視界が開けると言うことは...頂上を目の前にして道は急降下となる。
 下った分はまた登らなければならない。登り詰めると、また前が少し開けて今度こそ頂上が見えてくる。再び下って登ると左手に平地が現れる。
10:30 安蔵寺跡
 これがこの山の名前になっている安蔵寺の跡らしい。現在はコバイケイソウの群生地となっている。案内板には”コバイケイソウ(ユリ科)”と書いてあったような気がするが、ユリのような花が咲くのだろうか? また水が湧き出ているとの案内もあったようだが、何処かわからなかった。
 安蔵寺跡から横木の急登を登り切ると、登山口から丁度2時間くらいで頂上に到着。
10:35 安蔵寺山頂上(1263m)(昼食)
 島根県最高峰の安蔵寺山頂だが、木に囲まれていて、開けているのは南方だけ。正面には小五郎山、奥に羅漢山が見えるが、寂地、冠は木が邪魔で良く見えない。おまけに今日は霞んでいてすぐ前の寂地の山でさえぼんやりしている。とりあえず、最も展望の良い、最南端の岩場に陣取って、昼食に取り掛かる。
 昼食を終えてガイドブックを読んでいると、”展望台”なるものがあると書かれている。そう言えば、頂上に沢山立ってる案内板に”展望台”の文字があったような気がしたが、ここの事だと思っていた。展望台は頂上よりさらに南にあるので、奥谷から来た人は、その事を知らなければ頂上だけで帰ってしまう恐れがある。
11:50 展望台へ移動
 頂上付近に一輪だけ、イワカガミが咲いていた
 展望台へは5分程六日市の方へ下らなければならない。結構下ってしまうので不安になるが、木がなくなって大きく開けると到着。
11:55 安蔵寺山展望台(大休止)
 展望台にはテーブル2つとベンチが1つあるが、既に団体客に占拠されていて空きはなかった。頂上は2番乗りだったのに...、こちらへ直行すればよかった。しばらく立ちんぼの後、ようやくベンチが空いて腰を降ろす事ができた。コーヒーを沸かしながら(って、インスタントですが...)展望を楽しむ。
 展望台は、南方を中心に180°大きく開けていて、正面の小五郎山を中心に、左手に容谷、右谷、寂地、冠の寂地山系の山々が連なる
13:00 休憩を終え出発
 この日は団体が2,3組来ていたこともあり、大きく開けている展望台はもちろん日陰がないので、展望台から頂上までの道沿いでは木陰を求めて茂みに分け入って弁当を食べたり、昼寝をしている人が多く見られた。下敷きになってしまったイワカガミも多いのではないだろうか? 熊笹はいくら踏み倒してもいいけど...。
 頂上から、また来た道を引き返す。安蔵寺跡を過ぎ、アップダウンの後、快適な尾根道を行く。
13:40 ミズナラの巨木
 朝と違って、ハエは何処かにいなくなっていた。この巨木を過ぎると、奥谷とは別の林道へ降りる道と分かれる。尾根道は杉林がきれると下り気味になって打原峠に到着。
14:15 打原峠
 朝出発した登山口はすぐそこなのだが、ついでに燕岳に寄ってみることにした。道は峠から見上げるような急登になっている。急登は最初だけだろうと思って登ってみたが、勾配は緩むどころか登るに連れてきつくなるように感じる。登山口近くまで戻ってきて、もう山を降りたような気分となってからこのような急登を登るのは非常に辛い。足を引き摺るようにしてようやく頂上に出る。
14:35 燕岳頂上(1079m)
 頂上は西〜南が開けており、木に邪魔されて見難いが、安蔵寺山はかろうじて望む事ができた。山が3つ重なって見えるのは、北峰、中峰、頂上ってことかな? しかし、展望はお昼よりさらに霞んでいて、正面の寂地の山々はシルエットだけになってしまっていた。
15:05 休憩を終え出発
 急登も大変だったが、帰りはこれを急降下。転がるように駆け降りて打原峠に到着。
15:15 打原峠
 今度こそ、あとは下るだけ。約10分で駐車場に帰着。
15:25 奥谷登山口帰着
 駐車場には、1BOXタイプのタクシー?が2台待機していた。
15:35 奥谷発
17:30 新南陽市帰着
 

伊源谷コースからの安蔵寺山はこちらです。




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