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莇ヶ岳、弟見山縦走
-右ヶ谷コース-

upload 2004. 5.10

右ヶ谷キャンプ場-莇ヶ岳-弟見山-右ヶ谷キャンプ場

map

 莇ヶ岳、弟見山に島根県側から登ってきました。莇ヶ岳は南の石鎚神社からのコース、弟見山は北の仏峠からのコースがメインですが、今回のコースは最近できた新しいコースで、柿ノ木村の右ヶ谷キャンプ場から登って、莇ヶ岳-弟見山縦走路の丁度中間点、983mピーク付近に登り着きます。右ヶ谷をつめた所から見事に尾根筋を直登するコースなので、急登、急登、また急登で、私の知る限りでは今の所”急登コースNo.1”と思われます。傾斜こそ急ですが、コースは自然林の中を行くので、暗い杉林、その後カンカン照りの中を急登する莇ヶ岳の南からのコースよりも、自然環境は大変良いと言えるでしょう。この時はまだ新緑には早いと思っていましたが、意外に新緑が多く、一足先に新緑を楽しむことができました。
 弟見山の方は前回、薮で酷い目にあったのですが、今回はかなり薮が薄そうだったので行ってみました。まだ春先で笹の勢いがないのか”薮を漕ぐ”というほどの箇所はなく、楽に弟見山まで行くことができました。
 
石鎚神社からの莇ヶ岳、弟見山縦走はこちらです。


区間所要時間(分)
右ヶ谷キャンプ場-(80)→983mピーク-(30)→莇ヶ岳-(60)→弟見山-(20)→983mピーク-(55)→右ヶ谷キャンプ場


  2004. 4.24(土) 晴れ

8:20 周南市発
 国道315号線を北上、鹿野ICを過ぎて5kmくらい走ったところで、右手、柿ノ木村へ向かう県道へ進む。315で莇ヶ岳石鎚神社コースの登山口まで行ってしまったら行き過ぎである。県道で小峰峠を越えて下って行くと、”せせらぎの里右ヶ谷キャンプ場”の案内があるのでこれに従い左手に入る。ますます怪しい道になるが進んで行くとキャンプ場で行き止まりになる。
9:15 右ヶ谷キャンプ場着
 キャンプ場に車を置いて...と思ったら、キャンプ場は閉まっていた。やむを得ず入り口近くの路肩スペースに車を置く。

9:25

登山靴に履き替え出発
 キャンプ場の駐車場を抜けて、広場の奥から橋を渡って、沢沿いに上流へ向かう。途中、道が崩れている箇所もあるが、約20分の徒渉地点までは平坦路が続く。ラショウモンカズラであろうか?青い花が沢山咲いている中を行くと、突然沢沿いの道が横木で塞がれている...と思ったら、ここが徒渉地点のようだ。
9:45 徒渉地点
 沢が左右から合流していて、コースはその真ん中の島?に続いている。徒渉して見上げると大変な急登だ! あまりの急登に”これは違うんじゃない?”と思う程だが、わざわざ薮が刈られているところを見ると、やっぱりこれがコースのようだ。”この急登も取り付きだけだろう。”と思って登っていくが、いくら登ってもまだまだ急登が続く。どうやら地図の794mのピークを経て稜線の983mのピークへ支尾根を直登しているようだ。ちなみに取り付き付近が570m位だから、400mを一気に登ることになる。
 急登と格闘していて気が付かなかったが、まわりは綺麗な新緑の木々になっている。あまり太い木は見当たらないが、広葉樹が多く、真新しい黄緑色の葉っぱを茂らせていた。莇ヶ岳の南側など杉が植えられている所が多いが、このあたりは広葉樹の自然林のまま残されているようだ。まだ時期が早いので新緑は全く期待していなかったのだが、これは予想外で励みになった。しかし、余りの急登のため、普通に顔を上げても道しか見えず、新緑が目に入らないのが残念だ。尾根筋を行くので時折吹き抜ける風が心地よい。結局、1時間ずっと急登のままで稜線の縦走路に出た。
10:45 縦走路983mピーク付近
 出てきたのは莇ヶ岳-弟見山縦走路の中間点あたりの983mピークと、並んでるすぐ近くのピークの間あたりと思われる。稜線に出てようやく視界が開けて飯ヶ岳や幾重にも織り重なる西方の山々が展望できた。飯ヶ岳は頂上に木陰を作っている木々がビーチパラソルのように並んでいるのが面白い。
 まずは左手莇ヶ岳へ向かう。縦走路も結構アップダウンが多くてピークを2つ3つ越えて30分掛かって莇ヶ岳頂上に到着。
11:25 莇ヶ岳頂上(1004m)(昼食)
 西方〜南方〜東方の展望が開け、何れの方向にも果てしなく山々が重なっている。しかし、私が名前が分かるのは隣の飯ヶ岳と真南の石ヶ岳くらいだ。
 前回と同じく鎖場の上で昼食。ここは緑の谷から登ってくる風が心地よいが、鎖場の先から下を覗き込むと吸い込まれそうで怖い。鎖場の上のすぐ横に下っていく道があるので行ってみると、すぐに絶壁の上に出て、真新しい鎖(こちらは普通の鎖)やロープが2,3本掛けられているのを発見! これは一体どこから登ってくるルートなのでしょう?新しいルートがあるのでしょうか?
12:25 昼食を終え出発
 時間に余裕があるので莇ヶ岳名物の鎖場に再挑戦。とりあえず巻き道を下って左手に分岐した道を行くと、マンガのような”お不動さん”に迎えられ、二の鎖の上に出てしまった。二の鎖は垂直でちょっと怖いがこれ以上下るのも面倒なので、この鎖を降りて三の鎖へ向かう。5年半振りの鎖場は、やはり後半部は鎖なしでは登れなかった。腕ずくで登って再び頂上へ。
12:45 頂上に戻る
 次は縦走路の薮状況の調査に弟見山へ向かう。行きと同じ30分で分岐点に到着。
13:20 縦走路983mピーク付近分岐
 さてここからが問題の薮漕き区間だ。5年半前行った時は酷い薮だった。その直後一度刈り取られ綺麗になったものの、現在は再び薮漕き状態に戻っていると聞いていたが、再び刈り取りをして頂いたのだろうか?意外と楽に歩ける状態だ。道が見えない程の箇所はなく、これなら笹は多いものの”薮漕き”と言う程ではない状態だ。ただし、現在はまだ春先で笹の勢いがないからこの程度であるが、夏になるとどうゆう状態になるかはわからない。(行かれた方、状況を報告頂ければ幸いです。)
 さて、弟見山へは一度大きく下った後、軽いアップダウンが続き、最後は登りが続いていい加減頂上か?と思った所で”頂上まであと15分”の看板が出てくる。背の低い木々の間を登っていくと、展望が大きく広がる場所に出る。ちょっと狭いが頂上よりこちらの方が展望がよいので大休止するにはお薦めポイントである。さらに5分ほど行くと頂上に到着。
13:50 弟見山頂上(1085m)(大休止)
 5年前はもう少し回りの木が低くて展望があったのだが、頂上はほとんど回りが見えない状態であった。やはり先程の展望のいい所に引き返す。歩いてきた莇ヶ岳からの縦走路を眺めながら大休止。
 頂上から北へ入って北方の展望が得られるかどうか調査に行くつもりだったが忘れてしまった...。
14:20 休憩を終え出発
 行きは30分掛かったところを帰りは下りが多いせいか20分で分岐に到着。
14:40 縦走路983mピーク付近分岐
 いよいよ朝の急登路を下ることになる。往きは急登、帰りは急降下。登るのも大変だったが、降りるのもまた大変。普通に真直ぐ降りると勢いがついて止まれなくなるので、横向きにサイドステップで降りなければならないところが非常に多くて疲れる。下りは見上げなくても自然と目に入る新緑だが、足元をよく見ないと滑り落ちそうなのでよそ見する暇はない。下りにうんざりすると、ちょっと止まって新緑で目の保養&ちょっと一息。ひたすら下る中、沢のせせらぎが聴こえてくるようになると、本当に嬉しくなる。ようやくこの”下り地獄”から解放される...。
15:20 徒渉地点
 沢の水で顔を洗って一息してからキャンプ場へ向かう。沢沿いの道には綺麗なイチリンソウ(たぶん)の白い花や、ちょっと変わった花?マムシ草(おそらく)が見つかった。マムシ草は、花?もコブラの鎌首っぽいけど茎の柄が確かにマムシっぽい...。
15:40 右ヶ谷キャンプ場帰着
 登山靴を脱いで沢に入ると、水は非常に冷たくてしびれる程だった。足を洗ってスッキリしてキャンプ場を後にする。
16:00 右ヶ谷キャンプ場発
16:50 周南市帰着
 

石鎚神社からの莇ヶ岳、弟見山縦走はこちらです。




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